僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

理想的な攻撃!ミスを打線が帳消し 9連戦初戦、ピースナイター2019を制して勢いはまだまだ続く! 8/6のカープ DeNA戦

8/6のベイスターズ戦は8-4でカープが勝ちました。エラーも絡んで一気に3点を先制されましたが、直後に反発し、追い上げ、一気に追い越し、突き放し、ダメ押す。5イニング連続の得点でぐいぐい流れを引き寄せ、アドゥワ投手も7回を投げ切りました。好調のベイスターズとの初戦を制し、いよいよ首位のすぐ後ろまで来ました!

   

試合結果

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
DeNA 0 3 0 0 0 0 0 0 1 4 9 0
広島 0 1 1 2 2 1 0 1 X 8 13 2

 

勝利投手 アドゥワ (3勝4敗0S)

敗戦投手 上茶谷(6勝4敗0S)

セーブ なし

本塁打 西川11号(4回裏2ラン)、菊池涼9号(6回裏ソロ)

DeNA 上茶谷、笠井、齋藤、藤岡、櫻井 - 戸柱、嶺井

広島 アドゥワ、今村、フランスア - 會澤

 

 

 

 

試合感想

打線が素晴らしかった!

好調のチーム同士の対戦ですから簡単に終わるはずはないと思っていましたが、それでもミスも絡んでいきなりの3失点はかなり厳しかったです。

それでも打って跳ね返せる力が今の状態のカープ打線にはある!

 

2回の小園選手のタイムリーがかなり大きかったですよね。

初回1アウト2塁を逃して、2回も得点圏で一本が出ずに2アウト。

ここも無得点に終わると上茶谷投手を立ち直らせることにもなりかねませんでしたが、ルーキーが仕留めてくれました。

3失点直後に1点返せたことでムードが変わりました。

 

3回には2四球でチャンスをもらって痛恨のエラーで3失点を招いた松山選手が汚名返上のタイムリー。

これも2アウトから得点圏に進めてのタイムリーでしたから大きかった。

 

そしてターニングポイントの4回。

2アウトからアドゥワ投手がぼてぼてのサードゴロ。

一度はアウト判定でしたがリクエストでひっくり返ってセーフ。

そして直後の西川選手のレフトスタンドに飛び込む逆転2ラン、外角高めのストレートを逆方向、レフトスタンドに放り込む素晴らしい一発でした。

アドゥワ投手の全力疾走が生きての逆転劇で一気に勢いが加速する感じがありましたね。

 

5回には再びリクエストで判定をひっくり返す鈴木誠也選手のセカンド内野安打をきっかけに曾澤選手、小園選手のタイムリーで2点を追加し突き放しました。

そして6回には菊池選手の一発でダメ押し。

8回にも相手投手の制球の乱れで3四球で1点をもらって計6イニングで小刻みに得点。

 

3番のバティスタ選手が5-0とブレーキの中で4番から7番までが3回以上出塁、8番の小園選手も2本のタイムリーで走者を返して、今日は下位打線のつながりが抜群でした。

うまい具合に全員が好調の打線の中で調子を落とす選手が出てきて、その選手の調子がまた上向くころに他の選手が少し調子を落とす。

そんなサイクルに移行できると安定した戦いができそうですがどうなるか…とりあえず今はバティスタ選手の調子は下降線です。

 

 

 

先発のアドゥワ投手は立ち上がりからボールの勢いがありました。

2回には4連打と打たれ始めると止められない悪癖が顔を出し、松山選手の後逸も絡んで一気に3失点を喫しましたが、そこからズルズルいかずに味方が点を返して試合をひっくり返してくれるまでしっかりとベイスターズ打線を抑え込みました。

 

それにしても松山選手のエラーは痛かった…三遊間を抜けてきた正面のゴロ、2塁にランナーがいたので返球を焦って目を切ったところにボールがややイレギュラー。

ランナーはサードを回って止まりかけたところで後逸を見てホームへ、一塁ランナーも返して打者走者もサードまで進ませる痛恨のプレー。

0点で1アウト満塁が2失点で1アウト3塁…2つの進塁を3人のランナーにプレゼントしてしまう影響の大きさ、やはり外野のエラーは内野のエラーとは訳が違います…。

大事な場面でのタイムリーに2四球と打って返してくれましたが、それでようやくプラスマイナスゼロ、あるいはややマイナスくらいでしょう。

それだけインパクトの大きなエラーでした。

 

大きかったのは7回の菊池の守備!

何とか7回をアドゥワ投手に任せたい展開の中で野間選手の送球エラーもあって2アウト1, 3塁のピンチ。

宮崎選手のセンター前タイムリーかという痛烈なピッチャー返しの当たりに飛びこみ、見事にボールに収め、セカンドベース後方から自肩の強さだけを頼りに座り込んだままファーストへツーバウンド送球。

見事なまでのプレーとしか言いようがない…本当に超スーパーファインプレーでした!

あれが抜けていたら一発同点の場面でソト選手…考えたくもありません。

野間選手の何でもない距離もなくランナーも走っていなかった中での小園選手への返球ミスという凡ミスの後だけに、さらにそのすごさが際立ちました。

  

 

 

そして8回は今村投手が個人的には今シーズン一番の出来で相手の中軸を三者凡退斬り。

ストレートが走っているだけでなく外角低めに決まるボールも多く、そしてフォークが良い感じに落ちていました。

久々に2年前までのような、ストレートの球威で押しながらフォークで空振りを奪う今村投手らしいピッチングを観られた気がして本当に嬉しい!

 

最後は5点差でフランスア投手を出す念の入れよう。

1点は失いましたが無事に逃げ切りベイスターズとの好調のチーム同士での初戦を取りました。

現状の先発の中で最も不安定と思っていたアドゥワ投手に白星をつけられたのも大きいですよね!

そして何より広島にとって特別な日に素晴らしい勝利を見せてくれました。

これでジョンソン投手、野村投手と続いていくローテーションでカード勝ち越しが十二分に見えます。

 

ジャイアンツも今の不調の反動で跳ね返りがくるはず、やはりあれだけの選手を並べる打線が失速したままシーズンを終えるとは考えにくいです。

浮き沈みの激しいカープ打線を見てきたカープファンならその跳ね返りがすさまじいものになる可能性は想像できるでしょう…そうならないことを祈りたいですが。

カープとしてはその前に追いつき、追い越し、どこまで突き放せるか。

そのためにも同じく好調のベイスターズを叩いて、上に立っておかないといけません。

 

そう、8月にしてチーム史上初の4連覇は十二分に目指せる位置まで戻ってきました!

先発陣はかなり期待できる陣容が整い、そして打線も形が決まってきました。

中継ぎ陣の整備を進められていないのは不安ですが、今日の今村投手の好内容には個人的にかなり手ごたえを感じました。

あとは上手く中崎投手、中村恭平投手に好調の菊池投手を絡ませられれば…十分に苦しい夏を乗り越えられるはず。

明日も勝ってカード勝ち越しを決めてまずはベイスターズを追い抜きましょう!

 

球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!

 

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