8/2のタイガース戦は2-0でカープが勝ちました。先発の大瀬良投手は今日は久々に安定感抜群で心配無用のピッチング。打線も初回に相手のミスも絡んで2点を先制。以降は高橋投手に粘られましたが6回に西川選手のタイムリーとバティスタ選手のグランドスラムで試合を決めました。良い形でカード頭を取りました！
試合結果
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 |
| 広島 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | X | 7 | 11 | 0 |
勝利投手 大瀬良（8勝6敗0S）
敗戦投手 高橋遥（2勝3敗0S）
セーブ なし
本塁打 バティスタ25号(6回裏満塁)
阪神 高橋遥、岡本、高野 - 梅野、坂本
広島 大瀬良 - 會澤
試合感想
今日は大瀬良投手が久々に制球も安定。
ストライク先行で投げられましたし、何よりイニングの先頭打者をきっちり斬って取りました。
それに無四球でサードすら踏ませませんでしたから非の打ちどころがありません。
唯一のピンチとなった4回は小園選手と松山選手のまずい連携でフライがポテンヒットとなって、直後にヒットでつながれた場面。
小園選手が一度手を上げましたから、打球としては松山選手も取れましたし取りやすかったとは思いますが、小園選手のボールになるのでしょうね…。
あの当たりの連携も試合で課題を出て、オフにみっちり鍛えてもらうしかないですね。
打者走者の足からある程度余裕のある三遊間の深い当たりをノーステップで投げてツーバウンド…バティスタ選手がうまく捕りましたがエラーになりかねないプレーもありました。
そのあたりはプロのスピードへの慣れ、打球判断も数をこなして慣れながら…上手く周りがカバーしながらも難しい育てながら勝つ。
今はそれができています。
唯一先頭を塁に出してしまった6回は糸井選手の走塁ミスで楽になりました。
それにしてもこの暑い中、完封までしてくれるとは…
7回までで中村恭平投手、中崎投手あたりの出番かと思いましたがこれがエースの自覚というやつなんでしょうか。
次回以降のピッチングに響くかもしれませんから点差もあるしほどほどに…そんな風に思ってしまう自分もいましたが、これが大瀬良投手の求めるエース像なんでしょうね！
もうお任せ、いけるならいってください！
それだけの実績のあるピッチャーですし、そういう存在です。
とにかく内容のある見ていて気持ちいいナイスピッチングでした！
打線の方は初回の2点は相手のミスも絡みましたが、あれも1, 2番の連打でチャンスを作ってくれたからこそ。
初回の1アウト満塁は今シーズンあまり得点になっている印象はないんですが、案の定松山選手がセカンドゴロ…。
ダブルプレーでも文句言えない当たりでしたがこれをソラーテ選手がハーフバウンドの難しいところで処理を試みてエラー。
高橋投手の出来を考えれば本当にカープにとってはラッキーなエラーでしたね。
曾澤選手もぼてぼてのサードゴロでしたがきっちり最低限、2点目をたたき出しました。
今日の大瀬良投手の出来を考えるとソロホームランをそれほど気にしなくてよくなる2点目を取れたのは大きかったですね。
高橋投手に粘られましたが、6回にしっかり仕留めたのもさすが。
ラッキーなポテンヒット2つで下位打線がチャンスを作りながらランナーを進められず嫌な感じでしたが、今日も4安打で打ち出の小槌状態の西川選手のバットがまたしても救ってくれました。
外角低めの難しいスライダーを上手くバットに乗せてセンター前へ運ぶ貴重な3点目をたたき出すタイムリー。
菊池選手がフォアボールでつないで今日タイミングが合っていなかったバティスタ選手がとどめの一撃。
高めのストレートに完全に詰まらされましたがレフトスタンドまで力づくで運ぶらしいといえばらしい一発。
この一発長打の魅力がさく裂して試合の流れを完全に決定づけました。
打ちまくった印象はないですがこういうビッグイニングを作れているのが頼もしい。
投手が苦しい8月に打線が仕事をしてくれて理想的な展開です。
まだまだ貯金を伸ばせそうですね！
11連敗中に3タテを食らったドラゴンズ、スワローズ相手にはお返しを済ませています、そして残るはタイガース。
マツダスタジアムで戦えますし、初戦を最高の形で取っておぜん立ては整いつつあります。
優勝を目指す上でも今の打線の状態が良く勝てるうちに勝つのは鉄則。
明日もスキを見せずに、自分たちの野球を続けましょう！
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ！
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