僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

三好2試合連続アーチに小園プロ初ホームラン! 不調大瀬良を強力援護 新戦力の大活躍で7連勝! 7/26のカープ ヤクルト戦

7/26のスワローズ戦は12-3でカープが勝ちました。三好選手の2試合連続の一発で先制すると鈴木誠也選手、松山選手の中軸の連続タイムリーで追加点。なおもランナーを残して飛び出したのは黄金新人小園選手の貴重な3ラン。終盤には代走曽根選手と代打高橋大樹選手が見事に仕事をして突き放し、不調の大瀬良投手に6試合ぶり、1カ月半以上空いての7勝目をプレゼントしました!

   

試合結果

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 0 1 5 0 0 0 0 2 4 12 18 0
ヤクルト 0 0 0 0 0 2 1 0 0 3 6 2

 

勝利投手 大瀬良(7勝6敗0S)

敗戦投手 高橋(2勝4敗0S)

セーブ なし

本塁打 三好2号(2回表ソロ)、小園1号(3回表3ラン)、バレンティン21号(6回裏2ラン)、野間2号(9回表2ラン)

広島 大瀬良、遠藤、今村、菊池保 - 會澤

ヤクルト 高橋、大下、五十嵐、久保、蔵本 - 中村

 

 

 

試合感想

今日もカープ打線が序盤から爆発。

相手の高橋投手のストレートが走っていてかつ適度に暴れていた関係で苦戦することも十分に考えられましたが、その雰囲気を打ち払ってくれた三好選手の2試合連続となる先制の一発。

そのストレートに振り負けずにレフトスタンドに放り込んでチームを勇気づけてくれました。

 

続く3回には菊池選手が三塁線を破るツーベースでチャンスを作ると鈴木誠也選手が追い込まれながらも、高めのストレートをライト前にポトリ。

相手のワイルドピッチもあってノーアウト3塁からバティスタ選手が三振に倒れた後、追い込まれてからのタイムリーだっただけに非常に大きかった。

連続三振で結果無得点なんてなっていたら流れが変わる可能性が高かった場面でのラッキーなタイムリーでしたからね。

 

そして盗塁に相手の送球エラーが絡んで再び1アウト3塁とチャンスを作って松山選手のセンター返しのタイムリー。

今日も好調のクリーンアップがつながり得点を重ねました。

 

そしてその後の2アウト1, 2塁でついに飛び出した小園選手のプロ初アーチ。

高めに浮いてきた肩口からのスライダーを強振して打球はライトスタンドへ。

試合の流れを強烈に引き寄せる貴重な3ラン。

これで大瀬良投手はかなり楽になったはずです。 

 

長嶋清幸氏以来、高卒新人として実に39年ぶりの高卒新人のプロ初アーチ。

しかもプロ初の猛打賞も合わせて記録してスリーベースさえ出ればサイクルヒットという試合終盤での見せ場まで作ってくれたんですから本当に末恐ろしいルーキーです。

 

3点差に追い上げられて嫌な流れで迎えた8回には先頭の三好選手がフォアボールで出てサイクルのかかった小園選手の打席。

どうしてももう1点ダメ押し点が欲しい展開でしたから、サイクルがなければ送りバントのケースだったでしょうが猛打賞を記録していたバットを信じるも三振。

それでもよく粘って内容のある打席でした。

 

ここからベンチの采配がダメ押しの1点をもぎ取りました。

1アウト1塁から代走に曽根選手を起用、代打は高橋大樹選手。

そして曽根選手が盗塁を決めて相手外野の前進守備を引き出して、高橋大樹選手がセンター青木選手の頭上を襲うタイムリースリーベース。

 

一度は青木選手のグラブに収まったかに見えた打球でしたが、最後はグラウンドに転がりました。

前進守備でなければアウトだったでしょうから采配が見事に上手く機能しての1点。

西川選手のタイムリーも飛び出して、ちょっと嫌な流れだったのを見事にまた引き寄せて、今日も非常に内容のある攻撃だったと思います。

 

 

 

9回は雨天中断もありましたがバティスタ選手のツーベースから鈴木誠也選手のタイムリー。

これでクリーンアップは今日もそろい踏みでマルチヒットと絶好調。

止めに野間選手が4月以来の第二号!

 

例の事件が明るみになってから初めての活躍でホームに戻って鈴木誠也選手に平手打ちされるオマケ付き。

こういうのを臆することなく茶化せるのが鈴木誠也選手の凄さです笑

緒方監督と野間選手のハイタッチもなんだか感慨深いというか…カープの勢いを止める邪魔にはならなさそうで一安心!

 

サイクルがかかる中で5打席目が回ってきた小園選手はレフト線に落とすヒット。

曽根選手が一塁から一気にホームに帰って4安打4打点の大活躍となったわけですが送球の間にサードを伺って飛び出してしまいタッチアウト。

スリーベースでサイクル達成だったとはいえ送球間の進塁では記録はツーベースだったでしょうね…大差がありましたし気持ちは分かりますから許されるでしょうが、今後に向けてちょっとしたお灸は据えられるかもしれませんね。 

いや、しかしそれにしても高卒ルーキーとは本当に思えない素晴らしい大活躍でした。

 

投げる方では先発の大瀬良投手は今日も本調子とは程遠いように見えましたが、それでも6回2失点にまとめるのはさすが。

実に6試合ぶり、1カ月半ぶりの勝利で自身の連敗を4で止める大きな白星を打線の強力援護に守られて手に入れました。

 

6回にバレンティン選手に5試合連続(!!?)となる2ランを浴びて、ずるずるいきかねない雰囲気になりながらも踏ん張って勝ち投手の権利を死守。

変化球主体のピッチングとなって、ストレートの走りには相変わらず不安を残していますが、先発投手に取って白星は最高の薬とも言いますし、そろそろまた状態が上がってきても良い頃合い。

大瀬良投手でカード頭を取っていくことは逆転優勝に向けて必要不可欠ですから、どうにかこうにか気分を良くして調子も上向かせてもらいましょう!

 

 

 

 

7回は遠藤投手。

勝ちパターンでの起用は継続されていますが今日はフォアボールをきっかけに失点。

安定感を求めるのは酷ですが内容を求める以前に今の起用法はまだ少し早いと思います。

 

勝ちパターンに入ればどうしても余裕を持たせた登板ペースの管理は難しくなります。

連投に留まらず3連投や週に4回登板することなんて珍しくなく、体が出来上がっていない高卒2年目の投手には酷です。

ちょうど中村恭平投手が帰ってきて、中崎投手も登録はされていないまでも一軍帯同し続けるようですから首脳陣もそういう状態が分かっていての一時的な措置だとは思います。

 

…逆に言えば今は遠藤投手が貴重な経験を積む千載一遇のチャンス。

今回も下位の打者にストレートのフォアボール、ランナーを背負って山田選手に手痛い長打を打たれて失点。

バティスタ選手のファインプレーに救われて1点で踏みとどまれましたが、あそこでつながれていたら2アウトとはいえスワローズの怖い中軸と勝負。

 

球場の雰囲気も押せ押せになって同点のピンチだったでしょうから…良い経験になったでしょう。

しっかりベースカバーに走っていたのが自分を助けましたね! 

一度はセーフと判定される紙一重な打球でしたがナイスリクエスト!

 

今村投手、菊池投手とつないで終わってみれば大勝で7連勝。

打線が打ってくれそうな雰囲気だと多少の失点はOKの気持ちで見られますし安心感が違いますね!

ただ今シーズンはこういう勝てるときに勝たないといけないシーズンです。

波が激しい分、11連敗などで失った星勘定を取り戻さないといけないですから本当に大変です。

 

これでジャイアンツとも6ゲーム差と一気に巻き返していますがここから追いつくのが大変。

東京ドームでの直接対決で接戦を落とすようなことがあるとそこから調子を落としていた首位チームが息を吹き返して一気に突き放される。

逆の立場で何度も経験しましたよね。

 

だからこそ来週の東京ドームに向けて盤石の状態で臨みたい。

ゲーム差を詰められるだけ詰めて臨みたい。

明日の床田投手にも5月以来の白星をつけて、どんどん迫っていきましょう!

 

球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!

 

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