7/23のドラゴンズ戦は6-5でカープが勝ちました。バティスタ選手の一発で先制するも中盤にアドゥワ投手がつかまり5失点で劣勢に。6回以降3イニング連続でダブルプレーが絡む拙攻でわずか1点。非常に重い空気でしたが9回2アウトから菊池選手のタイムリーとバティスタ選手の一発で同点。10回のピンチをしのぐと直後に安部選手のサヨナラ弾!厳しい試合を拾って4連勝です!
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | 安 | 失 | |
中日 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 10 | 1 |
広島 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1X | 6 | 13 | 1 |
勝利投手 フランスア (6勝3敗4S)
敗戦投手 祖父江(2勝3敗0S)
セーブ なし
本塁打 バティスタ22号(3回裏ソロ)、バティスタ23号(9回裏2ラン)、安部5号(10回裏ソロ)
中日 大野雄、三ツ間、谷元、福、ロドリゲス、岡田、祖父江 - 木下拓
広島 アドゥワ、菊池保、遠藤、レグナルト、島内、フランスア - 磯村、會澤
試合感想
まさか(失礼)の安部選手の逆方向への一発でサヨナラ勝ち!
すごい、それまでチャンスで打てなかった、ブレーキとなってしまっていた悔しさを晴らす場面をチームメートが作ってくれて、見事に一振りで決めるのは凄い!
終盤の3イニング連続ノーアウト得点圏の場面からのダブルプレーでの拙攻祭りで1点しか取れなかった時にはあきらめムードになりました…しかし今のカープ打線はこの逆境を上回っていきました。
これはまた5月のような快進撃を期待できますよ!
しかし9回2アウトから3点差を追いついて、10回のピンチをしのいで…。
何度も負けを覚悟する場面を乗り越えての4点差逆転勝ちですから完全に黒星を一つ白星に変えた、そしてシーズンの流れとしても今日負けると痛いところでしたから本当に大きな勝利です!
すごい!
そう、4点ビハインドの6回にはノーアウト満塁で三振とダブルプレーで無得点。
7回はノーアウト1, 2塁からダブルプレーと三振で無得点(フォアボールははさみましたが)。
8回はノーアウト1, 3塁からダブルプレーの間に1点こそ入れましたが、この3イニングで1点しか入らなかったのは拙攻祭りを見せられた後に、なおこれだけの攻撃を見せてくれる。
今のカープ打線の状態の良さを物語っています。
ただし1アウト取られる間にランナーを1つずつ進められていれば4点入って同点に追いつけていた、もっと楽に勝てていたかもしれないのは忘れてはいけませんね。
特に6回、安部選手が三振に倒れた1アウト満塁の場面で磯村選手に代打の野間選手は不可解な采配でした。
唯一納得できそうな理由は相手の三ツ間投手がサイド気味の右腕ですから左打者の方が打ちやすいのだろうということ。それと野間選手のゴロでのダブルプレーの確率は低いことくらいですが、得点圏で野間選手が苦しんでいるのはカープファンには周知の事実。
得点圏でわずか.154の打者を得点圏で4割を超えている打者の代打に大事な場面でわざわざ出しますか…
先日の送りバントミスからちょっと元気がなかったところを取り戻してもらいたかったですが、追い込まれてから必死に食らいついた打球は強めのゴロでセカンド正面。
気持ちは見えましたが最悪の結果となりました。
この采配は非難されても仕方ない、緒方監督も相当な覚悟を持って起用した打席だったでしょう。
しかし勝てたのでそのことへのプレッシャーも弱まるはず。
野間選手はプロ野球人生においてかなりの踏ん張りどころでしょう。
どうにかこうにか乗り越えて一流選手になってくれると信じたい。
それにしても今のカープ打線は松山選手の状態がようやく上がってきたのが大きい。
今日は猛打賞で月間打率も3割近くまで上げてきました。
上位打線は固定して戦っていけそうなのは大きい。
おかげで西川選手を課題の1番に回せました。
出塁率が高くないタイプなので個人的には1番向きではないと思いますが、好調を維持して打ってくれるなら必然的に出塁率も上がってきますからシーズンを通しての起用ではなく好調期の現状での起用はベストの選択でしょう。
安部選手も打ってくれていますし、右の三好選手も今の状態なら期待できそうですから左右で併用できるのも良い。
木曜に野村投手が結果を残して先発の頭数が揃えば反撃体制は整ってきそうです!
先発のアドゥワ投手は序盤、ヒットを許しながらも3イニング無失点に抑える順調な立ち上がりでした。
1点も先制してさぁこれからという4回に3連打に自らのワイルドピッチやセーフティスクイズの判断ミスというか相手の好走塁というか…(記録的には菊池瀬選手のホームへの悪送球となりましたが)、嫌な流れで一気に3失点。
そこで踏ん張れればというところでしたが5回も2本のツーベースを含む3連打を浴びて5失点KO。
継投が遅いという意見もあるかとは思いますが、中継ぎ陣がかなり厳しい夏場の6連戦初戦、その裏に打席が回る。
こういった背景を考えれば緒方監督の継投の判断は責められないと思います。
先発ローテーションで回るならアドゥワ投手が踏ん張らないといけない場面でした。
それにしても結果的にスクイズ成功の形になってしまった3点目が本当に余計でしたね…打者走者は大野投手で足は決して速くないわけですから磯村選手がもう少しサードランナーの京田選手を牽制できていれば…。
結果的にはファーストからホームへの菊池選手の返球が逸れてエラーがついたわけですが、責任は菊池選手だけではなかったと思います。
10回のフォアボールから2つの盗塁で大ピンチを招いたのもそう。
こういうそつがない野球というか、隙をつく走塁をやられる場面の方が目立ってしまっているのが今シーズンのカープ。
ちょっとこのあたりは苦しいです。
ただビハインドの中継ぎ陣が大差で負けていても気持ちを切らさずに粘ってくれている。
勝ちパターンは少々不安ですが、全体的な層の厚さはすごいですよ。
今日は遠藤投手がイニングを跨いでくれましたし、菊池投手とのコンビは素晴らしい働きです。
島内投手も三者連続三振で流れを持ってきてくれました。
本当に大きな勝ちを拾って4連勝!
さぁ、どんどんこれを伸ばしてまずは5割。
そしてその先へ行くためにもマツダスタジアムで明日も勝ちたい!
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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