7/21のジャイアンツ戦は2-1でカープが勝ちました。西川選手の先頭打者ホームランで先制するも序盤に丸選手の犠牲フライで追いつかれて今日も同点で終盤へ。9回、フランスア投手が1アウト満塁の大ピンチをしのぐと10回、今度はカープの1アウト満塁から鈴木誠也選手のサヨナラヒット!九里投手の好投が流れを作り、しのいで勝ち切った!大きな同一カード3連勝です!!
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | 安 | 失 | |
巨人 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | 1 |
広島 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1X | 2 | 8 | 0 |
勝利投手 今村(2勝0敗0S)
敗戦投手 マシソン (1勝2敗1S)
セーブ なし
本塁打 西川6号(1回裏ソロ)
巨人 桜井、デラロサ、中川、マシソン - 小林、炭谷
広島 九里、フランスア、今村 - 會澤
試合感想
素晴らしい!
10回は今シーズンカープがやりたくてなかなかできなかった攻撃の形を見せてくれました。
守備から入った田中選手が先頭で制球の落ち着かないマシソン投手のボールをしっかり見極めてフォアボールで出塁。
西川選手が送って菊池選手がセンター返しのヒット。
丸選手がかなりの前進守備で強い打球が正面に飛んだのでサードストップ、送球がやや乱れる間に菊池選手がしっかりセカンドへ。
バティスタ選手を歩かせる苦渋の決断をジャイアンツベンチに強いて、鈴木誠也選手との勝負。
次が同じく守備から入った野間選手でしたから何としても決めたい場面で、内角低めのストレートにバットをしっかり内から出して少し詰まりながらもセンター前へ。
文句なしの4番の働きでサヨナラ!
同一カード3連勝!
9回のノーアウト1塁からサヨナラ機を広げるために決めないといけなかった野間選手の送りバント失敗は反省しないといけないプレーももちろんありましたが勝ち切ったことは素直に評価したい!
野間選手のバントが上手くないのはカープファンならよくご存じかと思いますが、そのあとの守備にも消極的な気持ちが見えてしまったのは残念でしたよね…。
左中間のフライ、野間選手の守備範囲ならセンターがとらないといけない打球に見えました。
バッティングで中々結果を残せない野間選手にとっては今年は試練のシーズンになっていますが、一歩ずつ階段は上がっている気はします。
踏ん張ってもう一つ高いところへ上ってきてほしい。
しかし今日は昨日までとは逆のような試合展開と言っても良かった中でよく追い抜かれずに踏ん張りました。
先頭の西川選手のライトへの一発で先制、その後も中盤まではカープの方が数多くチャンスを作りながら得点を奪えないじりじりした展開。
6回くらいから風向きが変わり始めましたが、九里投手が菊池選手、小園選手の二遊間コンビをはじめとした味方の好守にも助けられて本当によく投げ抜いた。
6回、7回とピンチになりそうな場面でダブルプレーを取れたのが本当に大きかったです。
この大事な試合で8回をわずか95球で投げ切り1失点は文句なし。
失点も松山選手でなく西川選手なら取れていたかもしれないツーベースをきっかけに外野フライ2つで取られたもの。
いや、完全に今の九里投手は一人前の頼りになる先発投手です。
もう5番手、6番手の投手じゃありませんね。
松山選手レフトスタメンはあれがあっても打撃で取り返してくれる前提でのもの。
5番で固定できるかどうかは大きなカギですから…個人的にはそうそう簡単にあきらめるわけにはいかないと思います。
首脳陣も優勝の可能性がある間は固定するくらいの強い気持ちがあっての起用なのではないでしょうかね。
しかし本当に九里投手が良く投げましたよ。
直接フランスア投手に継投できたことで今村投手を10回に回せた。
次は序列的にはレグナルト投手だったでしょうが、不調真っただ中ですから使わずに済むならそれに越したことはありません。
フランスア投手も1アウト満塁の大ピンチになってからは阿部選手、陽選手を連続三振。
打者集中でギアの入ったフランスア投手はやはりすさまじいボールを投げます。
そして今村投手も頼もしいポーカーフェイスが帰ってきました!
3連戦3連勝でも逆転優勝はまだはるか先、現時点での星取りだけを考えると厳しい数字が並んでいるのも事実です。
しかしジャイアンツ相手に接戦で3試合続けて勝ち切れた。
相手の勝ちパターンの中継ぎ投手を使わせたうえで1つも白星を伸ばさせなかった。
いくらゲーム差が離れていても夏場にこういう展開が相当なダメージになることはカープが一番知っています。
大きい!
来週の2カードを終えれば今度は東京ドームですぐに再戦。
そこまでにもっとチーム状況を上げて、今の9ゲーム差から今度は相手にも勝ち越さないとまずいというプレッシャーを与えられるくらいのゲーム差に詰めておきたい。
そう、6ゲーム差くらいを目指したい。
他力も絡んでくるので簡単ではないでしょうが、そうするためにはドラゴンズ、スワローズとの6連戦でカープが大きく勝ち越すのが前提条件になります。
どん底のチーム状態から立て直り、再び上昇気流を掴むうえではこれ以上ないきっかけを見事に手にした。
この勢いを何としてもつなげてつなげて、ジャイアンツの焦りも誘いながら飲み込んでいく。
そんな展開にする以外4連覇はあり得ません。
これから先全ての試合が大事、でもその中でも大事な大事な直接対決に向けて…来週はさらに勢いづく週にしましょう!
素晴らしい3連戦をありがとう、カープ!
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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