僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

これが巡り合わせか…不調レグナルト7回降格が裏目、またもストライクが入らずどうする今後の起用法 7/16のカープ DeNA戦

7/16のベイスターズ戦は5-8でカープが敗れました。今日も序盤から3点を先行する理想的な展開。しかし好投のアドゥワ投手が6回に2本の2ランを浴びて逆転を許すと、鈴木誠也選手の一発で追いついた直後にレグナルト投手が3連続フォアボールで崩れて4失点。今日勝つか負けるかは後半戦に向けて大きかっただけに痛恨の逆転負けです。

   

試合結果

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 0 3 0 0 0 0 1 0 1 5 9 0
DeNA 0 0 0 0 0 4 4 0 X 8 8 1

 

 

勝利投手 三嶋(4勝3敗0S)

敗戦投手 レグナルト (4勝2敗0S)

セーブ なし

本塁打 ソト26号(6回裏2ラン)、宮崎13号(6回裏2ラン)、鈴木20号(7回表ソロ)、バティスタ19号(9回表ソロ)

広島 アドゥワ、レグナルト、遠藤、塹江 - 磯村

DeNA 上茶谷、櫻井、三嶋、パットン、山崎 - 伊藤光

 

 

 

 

試合感想

アドゥワ投手はあの6回だけ…。

5回2安打2四球無失点とベイスターズとの相性の良さを今日も発揮。

飄々と雨の中抑えてくれていましたが、落とし穴がありました…。

 

筒香選手のフェンス直撃のツーベースを浴びた直後、ソト選手の初球はストレートが真ん中高めに入って完璧にとらえられ場外まで持っていかれる2ランで1点差。

ロペス選手を打ち取った後、佐野選手にも初球をフェンス直撃ツーベース。

そこから宮崎選手に初球の外角スライダーが高く浮いたところをレフトスタンドに持っていかれてあっという間に逆転。

 

これまで以上に積極的に初球から振りにきたベイスターズ打線に一息つく間を与えてもらえずに茫然自失。

ベンチに帰って涙ぐみながらがっくりきていたのは誰よりも良い展開で進められていた今日の試合の大切さを分かっていたからなんでしょうね。

ベンチも内野手も佐野選手に打たれたところで間をおいてあげても良かったですが、アドゥワ投手の内容がそれまで良かっただけに信用しすぎたか。

まだ高卒3年目、すべてが糧になっているはずです。

 

同点の7回にレグナルトを持ってきましたが、ここ最近の内容の悪さで8回の起用から序列が一つ下がったんでしょうね。

ただ今日も3四球、これで直近の登板3試合で8四死球とストライクをとるのに四苦八苦で勝負になりません。

元々コントロールの良いピッチャーではなくアバウトながらもボールの球威とキレで勝負するタイプですが、ストレートがあれだけ暴れるとどうしようもない。

 

外角低めを狙ったストレートが真ん中や内角高めに抜けるボールを今日だけで何球見せられたか…。

疲労が出てきてボールの球威が落ちて打たれるのはよく見る光景ですが、ここまでバランスを崩すのは珍しい。

球威が落ちるなら相手の打ち損じや配球の工夫で何とかなることもありますからごまかしようがありますが、ストライクを取れないのはちょっとどうしようもない。

 

中村恭平投手、一岡投手、中崎投手。

今年序盤ブルペンを支えてくれたピッチャーがこれだけいないわけですから、昨日の内容を見て明らかに調子が悪いままなのは分かっていても今日まで0点台だったレグナルト投手を起用しない選択肢はなかった。

しかし同点に追いついた直後に3連続フォアボールからの失点を見せられるとダメージは甚大。

7回起用と序列を下げた日にこういう場面での登板となるのは巡り合わせも悪いですね…。

 

これで勝ちパターンは遠藤投手、今村投手、フランスア投手なんて形になるのでしょうか…今シーズンカープの強みだった投手陣のうちブルペンが崩壊しかけています…。

 

 

打線は今日も序盤から活発でした。

初回ノーアウト2塁のチャンスを逃したのは痛かったですが、2回に安部選手、今日スタメン起用の小園選手がヒットでチャンスを作ってアドゥワ投手のバントをロペス選手がエラー。

1アウト満塁のチャンスで西川選手がライト前への2点タイムリー。

バティスタ選手にも2アウトからタイムリーが出て一気に3点を取りました。

 

ただ結果的には4回の1アウト満塁でクリーンアップの場面で無得点だったのが痛かった。

あそこで取れれば今日もワンサイドの展開になった可能性は十分あっただけに…鈴木誠也選手の当たりは良いバッティングだったんですがマウンドでバウンドが変わってしまったのが運の尽き。

 

それでも逆転された直後に同点アーチを叩き込んでベンチで落ち込むアドゥワ投手の頬に軽くビンタ。

うん、良い4番です。

最終回にバティスタ選手に低い弾道のライナーでの場外ホームランという驚愕の当たりが出て1点を返しますがそこまで。

 

西川選手、バティスタ選手と状態が良さそうなので今の打線はある程度期待が持てます。

先発陣も安定しているだけに、何とか2点以上のリードをもって不安な中継ぎ陣へリレーする展開に持ち込みたい。

 

しかし負けの原因ではないですが終盤の球審の判定はひどかったですね…最終回菊池選手が見逃し三振に倒れたボールがストライクなら遠藤投手が投げたボールは何球かストライクでしょうに…そして鈴木誠也選手もあれよりはるかにストライクっぽいボールを見逃していましたから三振でしたね。

試合の大勢に影響はなかった可能性が大きいですけどね。

菊池選手が珍しくあれだけ判定に不満げだったのにはちゃんと理由がありますよ。

 

しかし3点リードで6回に入っただけに今日の負けはもの凄く痛いのは間違いない…でも明日勝って久々のカード勝ち越しができれば今日の負けのダメージは和らぎます。

今は打線が頑張るとき、いくぞ、カープ打線!

 

球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!

 

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