7/9のドラゴンズ戦は3-6でカープが敗れました。今日も初回から3点を取られる苦しすぎるスタートも打線が反撃。久々につながる感覚が少しだけありましたが、追いつくまでには至らず。先発野手全員安打を達成して11安打3死球も肝心要の得点は3。ほんのり上向いたかと思わせて沈み続けるカープ打線はいつになったら機能するんでしょうか…。
試合結果
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 広島 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 11 | 1 |
| 中日 | 3 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | X | 6 | 13 | 1 |
勝利投手 三ツ間（1勝0敗0S）
敗戦投手 山口（1勝2敗0S）
セーブ Ｒ．マルティネス （0勝3敗5S）
本塁打 なし
広島 山口、遠藤、菊池保、フランスア - 會澤
中日 清水、藤嶋、三ツ間、岡田、福、Ｒ．マルティネス - 石橋、木下拓
試合感想
今日も昨日のデジャヴのような展開。
初回ダブルプレーでチャンスを潰してよーいどんで3失点で一気に劣勢。
山口投手は3-0のカウントに2度していずれもヒットを許すなどストライクを取るのにも苦労してコースに投げ分けるどころではありませんでした。
前回2軍降格前の「魅力を感じない」公開説教のあとの最初の1軍マウンドということもあって、ある程度ストレートで勝負はしにいきましたが、あの制球力では当たっているドラゴンズの上位打線に捕まるのは確率通りで驚きはありません。
結局1イニングで降板したこともあるのでしょうが、今日はストレートとカーブの2球種しか投げず。
そんな曾澤選手の配球も疑問でしたよね。
きっと何か将来を見据えての縛りが設けられていたんだと思いたい…そうじゃないとさすがに腑に落ちないリードです。
2回の攻撃でチャンスで打順が回ってきたこともあり代打が出て2回からは遠藤投手。
今日の試合の先発でもおかしくありませんでしたから、この継投は計画通りだったでしょう。
山口投手がダメなら遠藤投手の先発テストに切り替える。
オールスターまであと2戦ですし中継ぎフル回転は問題ありませんしね。
結果は4回3失点と微妙。
最初のイニングに1点を返した直後に突き放される失点の仕方は悪い。
そして結果的に最後のイニングとなった4回に2アウトから致命的となる2失点。
この登板を見せられたらこれまで通りビハインドの中継ぎで1, 2イニング投げてもらう起用を選びたくなります。
ここで結果を残せば初先発に間違いなくつながるマウンドでしたし期待も大きかっただけに少し残念。
でも山口投手もですが高卒2年目ですよ。
球速もぐんぐん伸びていますし、やっぱり腕の振りが柔らかい。
楽しみしかありませんね！
そして菊池投手も2イニングパーフェクトでほんのわずかな勝つチャンスを残してくれました、文句なし。
フランスア投手は昨日に続いて本来の出番ではないところで使わないといけなかったですが、本来の出番がありませんから仕方ない。
打線は久々につながる感覚がありましたね。
ただその流れで追いつけない。
久々に先発野手全員安打なんて良さそうな記録を達成しましたが、それでも3点しか取れない。
初回またノーアウト1塁をダブルプレーでつぶして、即3失点とうつうつとする展開でしたが、今日はすぐさま反撃してくれたのは良かったですよね。
曾澤選手のタイムリーで1点を返して、そこから2アウト2, 3塁の一打同点のチャンスで山口投手にためらわず代打。
采配でも勝負にいきましたし、この代打起用は個人的には良かったと思っています。
やっぱり今一番困っているのは点を取れないことと考えると、同点のチャンスがあるなら掴みに行くべき。
次のチャンスが巡ってくる保証もない打線の状態。
そしてストレイクを取るのに苦労して3失点した内容にオールスターまで今日を入れてもあと2試合という事実もあります。
そう、連敗をこれ以上は伸ばせない状況と合わせて点を取りにいくべきです。
結果は出なかったですけどね。
そのあと、また点を取られても今度は菊池、西川選手の連打と鈴木誠也選手の強いサードゴロがエラーを誘って1点。
松山選手がレフト前にしぶとく落としてもう1点で1点差。
そうここが今日一番打線がつながった場面。
ただなおも1アウト1, 2塁の一打同点の場面で曾澤選手、安部選手が連続凡退。
そのまま1点差の5回1アウト満塁の絶好の同点チャンスでまたしても曾澤、安部両選手が連続凡退。
結局一打同点の場面が5打席もあったわけですが一度も生かせなかったのが全てでしょう。
そんな場面を作れただけでも上向きと言えるのかもしれませんが…。
いよいよオールスターまであと明日の1試合。
好調の首位ジャイアンツと当たらない日程にもかかわらず、交流戦明け12試合もして1勝すらできない危機的状況です。
オールスター明けに巻き返すためにも、こんな2桁連敗なんて記録を持ち越すわけにはいきません。
優勝はジャイアンツの失速がなければもう厳しい。
そう、ジャイアンツが残り試合5割のペースまで落ちてくれても厳しいのが現実です。
自力優勝の可能性はありますが、もう他力が絡む状況と言って良いでしょう。
でも可能性はある。
そのためには自分たちが状態を上げて勝っていくしかない。
というかまずこの連敗を止めないことにはまずはAクラスという目標すら立てられません。
言い飽きてますし待ち続けていますが、それでも。
明日こそ勝つぞ、カープ！！！
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ！
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