僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

優勝確率0%, 100%報道 過去の統計と今後の確率は別 ジョンソン登録抹消で昇格のメヒアよ、起爆剤になれ!【閑話休題】

交流戦で最下位となり、再び紙面を賑わせるカープのV率0%報道。開幕直後も色々なデータを持ち出されてカープの優勝確率は0%と報道されたものです。その反面、11連勝をマークしたときには100%なんて報道も。そう、過去は過去。これからはこれから。今シーズンV率0%か100%のどちらかのデータは覆ることが既に確定済み。間違いなく優勝は十二分に狙えるぞ!

 

今シーズンの主な優勝確率0%, 100%報道

3連覇を果たして下馬評もまずまず高かったチームが開幕直後に低調なスタート…スポーツ新聞各社の格好の的となり踊りに踊った優勝確率0%の文字。

 

開幕から5カード連続負け越し→優勝確率0%

借金8→優勝確率0%

 

ただ以下の過去記事でも書きましたが、はっきり言ってナンセンス。

借金8からの逆転優勝はセリーグではないですが、パリーグでは日本ハムがやっていますし、何ならドラゴンズが8月に借金を背負っていたところから驚異的な勢いを見せての逆転優勝もやっています。

 

www.bokuramocarp-blog.com

 

現時点で貯金があってリーグ首位とも2ゲーム程度しか離れていない状態でどうして優勝を狙えない、絶望視する理由があるのでしょうか。

かなりセンセーショナルな見出しになりますから、煽って報道したくなる気持ちは分かりますが、ファンは冷静にリーグの他球団の勝敗、チーム状況も見ながら判断したいですよね。

 

11連勝したときにはV率100%なんて報道も出ていました。

そう、過去データは過去データ。

参考にはなりますが絶対ではない。

現時点で優勝確率0%と100%のどちらかは来年以降成り立たなくなることが確定済み。

過去の統計なんて所詮そんなもんです。

ただ、今シーズンのカープが中々お目にかかれないレベルで乱高下しているシーズンだと言うのは間違いなく言えそうです。

 

www.bokuramocarp-blog.com

  

 

 

それでも交流戦最下位の事実は重い

ただ交流戦最下位の事実を楽観視するのは違います。

やっぱり18試合戦う中で一番勝てなかったチームだという事実は重い。

ちなみに過去14年のうち、交流戦最下位だったチームのリーグ戦での最高順位は2012年ヤクルト、そして2014年カープの3位だそう。

過半数の8度は交流戦最下位チームはリーグ戦でも最下位、残りの4度はリーグ5位と大半が下位に沈んでいます。

 

そう、沈んだところから巻き返す難しさを端的に示すデータです。

カープが5月に出来たからといって、もう一度できる保証はどこにもありません。

危機感を持たないといけません、現時点で優勝を目指せない理由はありませんが、それと同時にここから巻き返しを確信できる理由もありません。

 

4月は守乱と打線の得点力不足と原因が野手陣に偏っており好調の投手陣が支えられる状況だったのに対して、今は投手陣、特に中継ぎ陣の疲れと打線の得点力不足が絡み合っており、状況はやや複雑。

打撃陣が打っても中継ぎ陣が逃げ切れないかもしれない不安を抱えている分、今の方が悩みは深いです。

 

しかし野手陣も1ヶ月打てない、1ヶ月打ちまくる、また1ヶ月打てない。

そんなサイクルを繰り返されたら投手陣もたまったものじゃないですよね…。

チーム打率2割そこそこ、得点も3点そこそこ…。

どんな場面であろうと1点もやれないとメリハリをつけられずに精神的に縮こまってしまいますよ、攻撃があっさり終わるので守りの時間の方が長くなりがちですし。

 

昨年までより打線の得点力が落ち込むのは避けられず、4連覇するために投手陣の踏ん張りが不可欠。

そんな展望をシーズン前に持っていましたが投手陣は昨年までから考えると信じられないほどに良くやってくれています。

 

岡田投手、野村投手、中崎投手ら期待された投手が昨年までの実績からの期待値を下回るような結果しか残せない中で本当に凄いことです。

ここからは投低打高の傾向がより顕著になる一方。

野手陣が失点を取り返すような攻撃を見せない限り、カープの浮上はあり得ません。

 

 

 

昨年までと違って上位打線を固定できないので例年以上に難しさはあるでしょう。

1, 3, 5番にどんなピースをはめ込むのか。

3番バティスタ選手、5番西川選手の形は好調なら凄い破壊力を持つことは5月の戦いで良く分かりました。

できればその形が良い、ただ今のように不調で結果が出ないときに固執するほどの実績はないですし地力もまだない。

どういう形で変形バージョンを足していけるかです。

 

今日ジョンソン投手が登録を抹消されましたが、昨日の降板時の状況を見る限り怪我ではなさそうですから、メヒア選手昇格のためと考えるのが自然でしょう。

最短7/4にジョンソン投手を再登録できるのでリーグ戦再開2カード目の3戦目の先発が可能。

規定路線だったカード頭へのローテーション再編はできなくなりましたが、先発投手を6人から増やす必要はないということで打線のてこ入れを優先したと言うことでしょう。

そう、やっぱり今は打線をどうにかするのが最優先だという認識を首脳陣も持っているということです。

 

これでバティスタ選手、メヒア選手の野手2人体制で明日の楽天戦を含めて6試合戦えます。

メヒア選手はようやく巡ってきた千載一遇の好機に生き残りをかけてモチベーションも高いでしょう、不調からの脱却を目指すバティスタ選手にも良い刺激になるはずです。

加えて登録即抹消の前提ですが、使いたければ(個人的には2軍での結果を見る限りは微妙だと思いますが)ローレンス投手(あるいは支配下登録すればモンティージャ投手)を7/3の水曜日に登板させる選択肢も生まれましたね。

 

5月の磯村選手の大活躍が良い例ですが、2軍から好調の選手に機会を与えて結果を残すようならしばらく力を借りることで大きくチーム力を底上げしてくれるでしょう。

最近の高橋大樹選手のスタメン起用なんてそんな意図を感じますし、主力の状態が状態ですから結果がどう出たとしても大賛成です。

明日登録されるであろうメヒア選手がそういう起爆剤的な存在になってくれるか…上げるからには即スタメンで使って欲しいですね。

 

今のカープに去年までのような絶対の形はありません。

緒方監督や打撃コーチ2人からすれば非常に大変、選手の状態をしっかり見極めて昨年まで以上に意図を明確にした打順を組まないといけません。

今は苦しんでいますが、皆さん後存知の通り巻き返すためのチーム力は十分に備わっている、それは疑いようはありません。

 

あとはそれを如何に上手く引き出せるか、そして上手く勢いを捕まえられるかです。

今はあまり貢献できていない主力級の野手、投手もここから夏場にかけてその力を貸してくれるはず。

総力戦で優勝を掴み取りましょう!

 

明日は九里投手がスライド。

元々が明日の試合予定なら中5日で大瀬良投手起用もあり得たでしょうが、今はそもそも仙台に帯同していないでしょうからその選択肢はありません。

仮にホーム開催だったとしても既に大瀬良投手は金曜日のリーグ戦再開初戦に照準を合わせて調整しているでしょうから九里投手のスライドだったでしょうけどね。

楽天の先発起用を見ても菅原投手のスライドですから。

 

そう考えると金曜日から横浜ということで、今日の雨天中止で広島に帰るのが微妙になったことのほうが痛い…。

水曜に広島に帰ったとしても木曜に横浜移動…直接横浜に行ったほうが疲労度はマシでしょうから直接移動するかもしれませんね。

代替試合を消化しているスワローズは神宮開催で既に地元にいますから、リーグ戦再開までの4日間を地元で過ごせないのはセリーグではカープだけ…。

 

個人的には移動ゲームであること、かさんでいた中継ぎ陣の登板ペースを差し引いても今日の雨天中止はマイナスが大きいと思います。

今回は天候のせいなので不可抗力の面もありますが、ゴールデンウィークの移動三昧だった12連戦といい、今年は日程が例年以上に味方してくれませんね…上手くいかないときは何事も悪い方に考えちゃうんでしょうが。

 

明日の交流戦最後に勝てば、そんなネガティブ思考も吹っ飛びまたポジティブに、元気になれるはず!

中継ぎ陣も総動員で目の前の1勝を掴みに行きましょう!

明日もファンも含めてチーム一丸、一戦一戦頑張ろう、カープ!

  

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