僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

疑問の継投 遅くても2点目で交代できたはず…誠也の久々一発に島内・プロデビュー戦の遠藤の好投は収穫 6/7のカープ ホークス戦

6/7のソフトバンク戦は3-6でカープが敗れました。床田投手と千賀投手の投手戦が繰り広げられましたが不運な形で先制点を許すと一気に試合の流れを持っていかれました。鈴木誠也選手の一発で息を吹き返したかと思った直後に突き放される完敗。プロデビュー戦の遠藤投手、久々登板の島内投手の好投は特筆もの。ナイスピッチングでした! 

   

試合結果

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
SB 0 0 0 0 1 3 0 0 2 6 9 1
広島 0 0 0 0 0 0 0 3 0 3 6 0

 

勝利投手 千賀(6勝1敗0S)

敗戦投手 床田(5勝3敗0S)

セーブ 森(2勝3敗17S)

本塁打 グラシアル13号(6回表ソロ)、鈴木16号(8回裏3ラン)、福田2号(9回表2ラン)

ソフトバンク 千賀、モイネロ、森 - 甲斐、高谷

広島 床田、菊池保、遠藤、島内、中崎 - 會澤、磯村

 

 

 

 

試合感想

先発の床田投手は結果的に残った記録は6回途中4失点と微妙なものですが、粘り強いピッチングでの好投でした。

今日はストライクゾーンがよく分からない、カープに不利な誤審・判定が多い例の球審ということもありましたし、それだけでなくやはりホークス打線が簡単に打ち取られてくれない中で、球数はかさんでしまいましたが中盤まで無失点。

 

あ、念のためですが今日に関しては両チームある程度平等に際どいボールをとってくれない場面があったと思います。

ただ両投手のタイプ的に、そしてそれが発動されたタイミングとしてカープの方が被害が大きかったですが。

 

脱線しました。

床田投手は5回に失点はしましたが、コースヒット2本ですから不運だったというしかありません。

特に真砂選手に打たれた先制のタイムリーは完全に詰まらせていましたが、フラフラと力なくバティスタ選手の頭上を超える本当に不運な当たり…。

勝負には完全に勝っていましたからあれはもうどうしようもありません。 

バティスタ選手の頭上を超えた打球を鈴木誠也選手ではなく菊池選手が処理している事実からお察しです。

こういう大事な一点を不運で取られてしまうのが今のチーム状態なのでしょう。

 

これで5回を投げ終わった時点で101球。

手術明けということもありますし、裏に先頭打者として打席が回ってきて降板でもおかしくなかったんですがベンチの判断は続投。

次がクリーンアップ、相手が千賀投手ということで好投の床田投手に1点差で何とかもう1イニングをお願いする。

ここまでは分かります。

 

でもグラシアル選手に一発を打たれた場面ではもう代えないといけないでしょう。

2点差になりましたし球数も108球。

遠藤投手と島内投手を補充してビハインドの展開なら投げてもらう中継ぎはいる状況。

ここでなぜ代えなかったのかはちょっとよく分かりません。

 

その後は結果論ですが2人ランナーを背負ったところで交代。

しかしまだ2点差の大事な場面で最近調子を落とし気味の菊池投手が甲斐選手にやられました。

イニングの途中からでは中崎投手というわけにもいかず、右打者というところで中村恭平投手とはいかなかった。

菊池投手を信頼してということであの場面までいったら選択としては妥当だと思いますが、そこまでのタイミングが疑問の継投で取られた3点目、4点目というのは重すぎました。

 

1点差に追いついた直後、中崎投手が浴びた一発も痛すぎた。

1点差で5月以降、お疲れ気味で不安定な内容の森投手なら十分チャンスがあっただけに残念。

今日はビハインドで出た中継ぎ陣が仕事を全うできなかったのが敗勢へと大きく試合展開を傾けてしまいました。

  

それでも遠藤投手、島内投手が好投したのは投手陣にとって朗報ですね。

遠藤投手は気楽な場面で場数を踏んでもらって、チャンスがあれば先発でという山口投手コースでしょうし、菊池投手がちょっと調子を落としている中でそこに島内投手がはまってくれれば大きい。

 

やっぱり長いシーズン調子を落とす時期は誰でもやってきます。

その時にいかに上手く状態を見切って、代わりの選手をあてはめてチームの状態を底上げするのかが首脳陣の大きな役割の一つです。

この後、どういう起用をするかは分かりませんが今日はその一端が見られた。

この二人に代わって抹消されたアドゥワ投手、松山選手の力も必ずまた必要になります。

断言しますが必ずです。

 

今日は若鯉2人が巡ってきたチャンスを生かして結果を残した。

特に遠藤投手は同期入団の山口投手に先を越されて悔しかったでしょうが、ちゃんと回ってきたチャンスで結果を残すんですから凄いですよ。

 

点差がある楽な場面だったとはいえ、二人ともホークスの上位、中軸相手にぐいぐい勝負を挑んで三者凡退とボールの力を見せてくれましたね!

良いものを見せてもらいました、ナイスピッチング! 

 

 

打線の方は千賀投手相手に序盤、毎回のようにチャンスを作りましたが中々あと一本が出ず。

好投手ですから得点圏に進んでからが大変なのは分かりますが、良い形で中軸にもチャンスを回せただけに1点を取れなかったのは悔やまれます。

先制点を取られてからは反撃の糸口すら与えてもらえない3イニング連続の三者凡退…。

球界を代表する投手の格の違いを見せつけられてしまう展開となってしまいました。

 

カープ打線も絶好調期を過ぎて少し落ち気味なのはあります。

ここで打線を入れ替える動きを見せるのか、まだじっと我慢するのか。

動くなら最有力の一手はタナキクの上位打線に戻すこと。

ただランナーがたまった場面で期待ができるのは田中選手の方ですから、ちょっと判断が難しいですね。

 

それでも千賀投手が代わってホークス中継ぎ陣から粘って反撃を見せた点は評価でいますよね。

特に最近めっきり長打を打てる気配がなかった4番に久々の快音が出たのは大きい。

バッティングの調子は悪いながらもフォアボールはしっかり選んでくれていますのでブレーキとまではいかないのがさすがなんですが、相手からしたらがんがん勝負にきてもおかしくないような状態ではあると思います。

そんな中での久々の感触を復調のきっかけにしてもらいたい。

 

最終回も安部選手、田中選手、それに坂倉選手とよく粘って森投手に球数を投げさせましたよ。

諦めない姿勢を見えてくれたことは明日につながってくると信じています。

 

チーム状態は今は下降傾向でフラットという感じでしょうか。

ここから踏ん張って、また上向くのを待つ間に白星を1つでも多く積み上げないといけません。

大丈夫。

粘り強く、我慢強く。

その時できるベストを尽くすことが白星につながるはず。

その繰り返しがまた運も呼び寄せてくれますよ!

明日は声援でも選手たちを後押しして、そして球場の雰囲気で運も呼び込んで勝ちましょう! 

 

球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!

 

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