僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

ライオンズ打線は凄い、でも大瀬良はもっと凄い! 田中広輔復調!曽根死球での途中交代だけが心配 6/5のカープ 西武戦

6/5のライオンズ戦は9-1でカープが勝ちました。大瀬良投手が制球、そしてライオンズ打線の粘りに苦しみながらも丁寧に丁寧に6回1失点で粘ってくれました。打線も十亀投手の前に苦しみましたが終盤の集中打で一気に突き放して終わってみれば快勝。まだまだチーム状態は良さそうで一安心です!

   

試合結果

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 0 0 1 0 0 0 3 5 0 9 9 0
西武 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 7 1

 

勝利投手 大瀬良(6勝2敗0S)

敗戦投手 十亀(3勝1敗0S)

セーブ なし

本塁打 外崎10号(4回裏ソロ)、バティスタ17号(8回表ソロ)、田中広3号(8回表満塁)

広島 大瀬良、レグナルト、中村恭、アドゥワ - 會澤

西武  十亀、小川、森脇、齊藤大、佐野 - 森

 

 

 

試合感想

やっぱり大瀬良投手は頼りになります。

メットライフの低く傾斜の緩いマウンドが影響したかどうかは本人にしか分かりませんが、今日は明らかに制球に苦労していました。

 

それだけでなくライオンズ打線も際どいコースを徹底的にカット。

よくもあれだけ見事にファールで逃げられるものだと敵ながら感心してしまいましたが、その双方の組み合わせで珍しく四死球も4つ。

甘く入ったボールははじき返されましたし、再三走者を背負ったこともあって球数はどんどんかさんでいきました。

 

それでもランナーをホームにだけは返さない。

それができるんですからやっぱりエースですよ…

唯一の失点となった外崎選手に浴びたホームランは低めのストレート。

確かにコースは狙ったところより甘くは入りましたが、あの高さを打たれたら打った相手を褒めるしかありません。

この中盤までの粘りが打線の集中打を呼び込んで6勝目もゲット。

改めて勝てるピッチャーは勝てるだけの理由があることを示してくれましたね。

今日もありがとう、エース!

 

レグナルト投手も7回を左打者をピシャリと抑えて流れを渡さなかった。

中村恭平投手も相変わらず素晴らしいボールを投げ込んでいますし、最後はアドゥワ投手の久々の中継ぎ登板も楽な場面でできました。

打線の援護のおかげで投手の連投を最小限に抑えられたのが明日以降にもつながってきそうで良い形でしたね!

 

 

 

野手陣もタナキクの二遊間を中心にしっかり守って投手陣を盛り立ててくれましたし、先制点の取り方も試合巧者らしさ、カープらしさが出た素晴らしい形でした。

先頭の田中選手が好判断・好走塁で単打になってもおかしくなかった当たりをツーベースとすると、安部選手が粘って粘った末にしっかりと引っ張って進塁打。

1アウト3塁でライオンズが前進守備を敷かず、1点はどうぞという守備体制。

そしてそこを逃さず野間選手がしっかり転がしてセカンドゴロの間に先制点。

 

十亀投手相手に中盤以降苦しんだだけに、泥臭くアウトを生かして奪ったこの先制点の持つ意味は本当に本当に大きなものとなりました。

そこからの大瀬良投手を中心として採算のピンチをしのいでしのいで7回の久々のチャンスでの集中打。

田中選手のタイムリーに代打磯村選手の勝負強すぎる2点タイムリーツーベース。

ああいった勝負所で磯村選手が代打で起用して結果を残してくれることで代打陣の競争まで激しくなっています。

そして8回にはバティスタ選手の他の球場なら場外かという驚愕の一撃、それに田中選手の猛打賞となる満塁ホームランで試合を決定づけました。

田中選手も今月4試合で3度目のマルチ、打率も本当にようやくですが2割を超えてきて復調したとみて良いでしょう。

ちょうど野間選手の状態が下り坂…今は勝っているのですぐに入れ替えはないと思いますが、入れ替えの選択肢が持てるというのは嬉しい。

下位打線の厚みも増してきますね!

 

最終回は2アウトから鈴木誠也選手がフォアボールで塁に出てノーヒットだった西川選手に回して、ラッキーな内野安打で27試合連続ヒット。

球団史上2位ということからもわかるように、そう簡単に次のチャンスが来る類の記録ではありませんから良かった。

そんなこんなで本当に今日はスコア以上に内容の詰まった素晴らしい試合でしたね。 

 

 

唯一の暗雲が曽根選手のデッドボールでの負傷交代…。

送りバントにいって変則左腕の斎藤投手のストレートを避けられず、バットとボールに左手がもろに挟まれる形となりました。

バントの構えでピッチャーと正対している体制からからあのコースにストレートを投げられたら避けられません…。

ただ当たった直後、思わず叫ぶほどの痛みに襲われながらインプレーの可能性もあった中ですぐに走る辺りはプロ根性の塊。

 

それにしても斎藤投手はリリーフだけで今季8試合目の登板で実質2つ目のデッドボール(記録上はファールなので今日のはデッドボール扱いにはなっていませんが)…。

フォアボールも今日のを含めて5つと多く、ほぼ毎回四死球を出すようなタイプのようです。

去年も17イニング弱で14四球に3死球。

変則フォームで左打者に向かって抜けてきそうなフォーム。

それに加えて制球力はない…いや、左打者は怖いですよ…。

 

とにかく曽根選手の無事を祈りたい…終盤の代走としてのファーストチョイスとしての役割だけでなく、複数ポジションをこなせるユーティリティ性。

上本選手とそういう選手が2枚もベンチにいる。

危機管理という意味でも、いなくなると終盤の選択肢が狭まってファンが見て感じている印象以上にチームに影響がある、そんな縁の下の力持ちとして貢献度の非常に高い選手だと思います。

頼む…登録抹消にならないでください…。

そして元気に次カードで古巣ソフトバンクに恩返しをしておくれ…。

 

とにかく今日しっかりと勝てたことで明日は山口投手がライオンズ打線を相手にどんなピッチングを見せてくれるのか、楽しみながら少しだけ気楽に見ることができそうです。

明日も打線、お兄ちゃん達には過保護なくらいの援護をお願いします!

そして山口投手。

先週のように無心で思い切り腕を振って、ライオンズの強打者たちに現時点での自分の最高のボールがどこまで通用するのか試してみてください!

 

球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!

 

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