5/10のベイスターズ戦は2-6でカープが敗れました。床田投手が宮崎選手に2本のホームランを浴びるなど5回6失点と乱調。打線も今永投手相手に田中選手の1号2ランで2点を取るのが精いっぱい。5割から中々貯金を作ることができず、力負けで再び借金1となりました。
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
DeNA | 1 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 9 | 0 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 1 |
勝利投手 今永(4勝1敗0S)
敗戦投手 床田(4勝2敗0S)
セーブ なし
本塁打 宮崎4号(1回表ソロ)、宮崎5号(5回表ソロ)、田中広1号(5回裏2ラン)
DeNA 今永、パットン、山崎 - 伊藤光、嶺井
広島 床田、九里、中村恭、山口 - 會澤
試合感想
床田投手は何でも今は勉強ですかね。
試合中の修正方法、暑くなってきたときの対処法、満塁でのぼてぼてのゴロの送球先の選択肢、などなど。
今日は全体的に制球が定まりませんでしたが特に右打者相手がバラバラでした。
左打者にはある程度外角への変化球を制球できていましたが、右打者にはボールが高めに浮いたり逆球になったり。
初回宮崎選手に先制の一発を浴びたわけですが、これは宮崎選手が勝負に勝ったという感じでした。
早々に追い込まれながらもファールで難しいボールをカットしてフルカウントまで持っていって11球目、高めに浮いたストレートをとらえました。
打率も今日の試合で2割に乗せて、この初打席を見ただけでも今日の試合以前から好調だったことが分かりました。
あれだけ難しいボールをファールにされたらピッチャーも投げるボールがなくなります…外角ツーシームを今日は制球できなかったのがさらに選択肢を狭めて辛かった。
5回の2本目も内角低めのボールを上手く打ちましたし、猛打賞ですか…完全に復活しています。
ただもう35試合前後戦っていますから、技術のしっかいした主力打者がサイクルとして好調に入るのはある意味当然。
このカードでベイスターズ打線の中で最もやっかいな存在になりそうです。
何より試合を決定づけてしまったのは4回2アウト満塁で今永投手に浴びたぼてぼて内野安打+送球エラーでの2点。
悪いなりに何とか粘っていた床田投手だけに、今永投手の打球は運が悪かった…。
ただ、バティスタ選手も非常に難しい送球でしたが何とか捕ってあげてほしかったです…ワンバウンドでしたが一応ファーストベース正面にはあの難しい体勢から床田投手が投げたわけですから。
今日の試合展開の2点目の重さと捕っていればアウトのタイミングだっただけに今日の試合を左右したプレートも言えるでしょう。
床田投手も冷静に満塁の状況を考えればあの当たりなら送球先はホームでも良かった。
よっぽど近いですし、タイミングも余裕でアウトにできたでしょう。
ただあの誰もいないところにぼてぼての当たりが飛んで、投手がバッターランナーということを考えればファースト送球の判断を責めるのもちょっと酷かもしれませんね。
左腕だけに反転しての送球にしなければいけなかったも苦しかった…ただ今日は持ち味の制球力が影を潜めて5四球、こういう日だったとあきらめもつきます。
九里投手は前回2軍登板での絶好調をそのまま引き継いでいるように2回無失点。
中村恭平投手もストレートで押せてピンチこそ招きましたが無失点。
マツダデビューとなった山口投手もベイスターズの主力打者相手にストレート勝負を挑み(それ以外緊張からか制球できず、消去法でですが…)、野手正面に打球が飛ぶ運にも助けられて無失点。
あれだけストレートばかり投げて結果的にゼロに抑えられたのは自信になるでしょう。
野間選手のセンター守備もまだまだ勉強中ですね、最終回の宮崎選手のセンターとして一番難しい打球を捕れるようになれば(ベストの動きをすれば捕るチャンスはある打球でした)ゴールデングラブを奪い取れる可能性が出てきます。
打線の方は今永投手からの継投の前にわずか3安打。
ただ打てないなりに球数は投げさせられていたのは良かった点か。
今の状態のカープ打線には残念ながら好調の好投手を打ち崩すだけの力は「まだ」ありませんから、現状ではできることはやったとは言えるか…寂しいですが。
ダブルプレーとなった2回の鈴木誠也選手のショートハーフライナーでの走塁は。どのみちファーストに余裕のタイミングで戻っていたら意図的にワンバウンドで処理されてファースト送球からの一二塁間の挟殺プレーになっていたような気もします。
あの打球を西川選手が打った時点でダブルプレーも仕方ないか。
5回には今日唯一の得点となった田中選手の2ランが出たわけですが、タイミングとしては変化球で外されて、泳ぎながらも上手くバットに乗せてスタンドまで運んだバッティングでした。
自分のタイミングで呼び込んで強く振れたわけではないので、まだちょっとたまたまという感じで内容が上向いているとは言えなさそうですが、とにかく初ホームランという最高の結果が出たわけです。
気持ちの上で変わってくるはず、いい加減これをきっかけにしないといけませんよ。
田中選手の状態が上がってくれば得点力不足に苦しむ現状も大きく改善されるはず。
現状の打線で一番の伸びしろだだけに、明日以降是非是非是非是非、復調を!!
明日の打席に期待しましょう。
決して好調とは言えなかったベイスターズ打線ですが、今日でもともときっかけを掴みかけていた宮崎選手だけでなくロペス選手にもきっかけを掴まれてしまったかもしれません。
明日は今日打ち込まれた床田投手と同じ左腕のジョンソン投手ですが、内外角低めに制球良く投げ込んでもらうしかありません。
ジョンソン投手も前回の好投をきっかけにもっともっと安定して試合を作ってもらわないといけませんから、明日は期待しますよ!
マツダスタジアムの力も借りて、明日はもっと内容のある試合をして勝って再び貯金にチャレンジする権利を得ましょう!
何度でも挑んで、突破した先に今度は打線がけん引する上昇気流があると信じて…。
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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