僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

バティスタ大活躍! 先制弾にサヨナラ打で3連勝!! でもね、審判様でも試合を作っちゃいけません! 5/4のカープ 巨人戦

5/4のジャイアンツ戦は3-2でカープが勝ちました。バティスタ選手の一発で先制して丸選手の一打で逆転された直後に曾澤選手のタイムリーで追いついて2-2で延長戦へ。10回、野間選手のヒットから菊池選手がしっかり送ってバティスタ選手がレフトオーバーのサヨナラ打!劇的3連勝となりました。それにしても初回の緒方監督が退場になった判定は全く納得がいきません!

   

試合結果

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
巨人 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 10 2
広島 1 0 0 0 0 0 1 0 0 1X 3 10 0

 

勝利投手 レグナルト (1勝0敗0S)

敗戦投手 野上(0勝1敗1S)

セーブ なし

本塁打 バティスタ6号(1回裏ソロ)

巨人 今村、畠、戸根、中川、野上 - 炭谷

広島 ジョンソン、一岡、フランスア、中崎、レグナルト - 石原、會澤

 

 

 

 

試合感想

バティ~~!!

10回、1アウトから野間選手がヒットで出て菊池選手が送って2アウト2塁のサヨナラ機。

ネクストバッターサークルに入っていた鈴木誠也選手のプレッシャーもあったか、3-1からフォークが中に入ってきたところをしっかり一振りで捕らえました。

レフトの頭上を余裕で超えていく痛烈な一振り!

3連勝でカード勝ち越せたのも大きいですが、今日のもやもやする退場劇のあった試合を負けなかった選手たちには素直に拍手を送りたい!

投手陣もピンチで本当によく粘って勝ちを呼び込みました!

 

試合は初回から大荒れ、緒方監督が人生2度目の退場宣告を受けました。

1アウトから菊池選手のショートゴロを坂本選手がファーストへ悪送球。

高くホームと反対側に逸れたのでファーストの中島選手がジャンプしてキャッチ、着地したところがちょうど菊池選手のファール側への走路。

しかも少し体を入れる形となっていたので菊池選手はフェアゾーンに避けるしかなかった。

 

ファーストを駆け抜けた菊池選手は反射的にファーストへ慌てて帰塁しようとしたところに中島選手がタッチしてまさかのアウト判定(タイミングはアウトです)。

通常ファール側に駆け抜ける打者走者がフェアゾーンに自らのセカンドを狙う意思でフェア側に入ったときと同じ扱いをされたことは全く納得がいきませんよね。

あのままフェア側に避けずに激突して怪我をしろとでも!?

 

緒方監督が講義に出て、講義から球場への説明なくビデオ判定に入ったのがリクエスト扱いされてファーストタッチはアウトの判定。

当然アウトかセーフ化のタイミングに抗議、リクエストしたわけではない緒方監督は激昂。

審判はリクエスト判定後の抗議は受け付けないとしてベンチへ帰れ帰れと手を仰ぐジェスチャーで火に油を注いで、結果緒方監督の怒りは収まらずに退場。

 

菊池選手のファーストへ走っていたタイミングとして中島選手のグラブにボールが収まったのは完全に見えています。

はっきりいってあれでセカンドに進塁しようとするわけがない。

実際菊池選手の様子を見るとブレーキをかけてすぐにファーストに戻っていましたよね。

 

ルール上打者走者の場合は直ちに一塁に帰ることを条件として塁を離れることは許されている、つまりセカンドに進塁する意思がなければフェア側にいたとしても本来は関係ないはず。

打者走者は普段誤解を避けるためにファール側に駆け抜けているわけで、今回のファール側への走路を塞いでいた中島選手との接触をさけるためにフェアに入らざるを得なかったのを杓子情誼に裁かれては…誤審以前の問題で審判がルールに精通していなかったとしか思えない。

直後にバティスタ選手の先制ホームランが出たわけですが、結果的にはソロと2ランを分けたわけで、今日の僅差の展開ですからこの審判の判断が試合の展開に大きく影響を与えたことになります。

こんなルールを理解しきれていないような判定をしていて審判の権威も何もありません。

 

 

 

 

球団はしっかりと抗議文を提出、審判側の謝罪は最低限として一塁塁審には緒方監督にも直接謝罪してもらいたい。

本当に立ち上がりから審判のせいで気分が悪くなる試合でした。

審判が目立つ試合は勝っても負けてもモヤモヤする部分がどうしても残りますが、年に数回あるレベルの明らかな審判側の不手際の後の対応はもう少しどうにかした方が良いと思います。

 

断っておきますが審判へのリスペクトを持つのは当然です。

でも審判側も選手、監督へのリスペクトがあるべきですよ。 

ビデオ検証に入る前に緒方監督の意図を審判団は本当にちゃんと確認できていたんでしょうか。

緒方監督の意図は単純なアウトセーフのリクエストではなかったはずですから(そもそもリクエストでの検証だったのかも明確な説明もありませんでした)、説明もなくただアウト判定を繰り返されても納得できるわけがありません。

 

試合後の談話ではリクエスト判定後のあれは抗議ではなく判定の説明を求めたつもりだったとのこと。

それなのに審判のあの話を聞く前からベンチへ帰れ帰れというジェスチャー。

見ているファンからしたら、審判団は最初から緒方監督の話を聞くつもりなどなかったととらえられても文句は言えないでしょう。

これが果たして監督や選手へのリスペクトが感じられる態度なのでしょうか。

この事例はNPBの審判全員で確認した方が良いと思いますがいかがですか。

 

…失礼しました、あまりに今日の初回の緒方監督の退場劇における審判団の対応がお粗末すぎてついつい…。

あ、ついでですが4回のゲレーロ選手のセカンドへのスライディングもひどかったですね。

際どいタイミングでしたし、ベースから逸れていないかつ足も上げていなかったですがさすがにスライディングのタイミングが遅すぎでしょう。

 

菊池選手に突っ込んでファースト送球させないためとしか思えないひどいスライディングでした。

菊池選手に怪我がなさそうで本当によかったですが、あれで怪我してたらと思うと…

ジャイアンツの助っ人野手陣はビヤヌエバ選手と言い、ダーティですね。

勝利への執着心と言えなくもないんでしょうが、それにしても…他球団の選手なので基本的にはどうでも良いですが、デッドボールのような不可抗力な性質のものとは違って意図的にやっているのが目立ちますから相手球団の選手に怪我だけはさせないでほしいですね。

 

さて、いい加減試合内容に戻りますが、先発のジョンソン投手は今シーズン初めて6回まで投げ切って無失点と粘りのピッチング。

4安打4四球で8人のランナーを背負ったわけですが得点圏にランナーを背負っても今日はしっかり抑えきりました。

これを本当にきっかけにしてほしい、ジョンソン投手の復活なくしてチームの上位浮上の期待は薄いですから。

 

それにしても3回2アウト1, 2塁から岡本選手のぼてぼてショートゴロからのファーストセーフ判定に、初回のアレで残り1回になったリクエストを高ヘッドコーチが本当に良く思い切って使ってくれました。

結果判定は覆って3アウトチェンジ。

あれで失敗だったらリクエストの権利がなくなるわけですから、試合序盤でしたし本当に怖いところでしたが、あのアウトは本当に大きかった。

リクエストしなければ初回に続いてまた一塁塁審にやられていたわけですか…ね、橘高さん。

 

そのままジョンソン投手に勝ちをつけて波に乗ってもらいたかったですが7回に一岡投手が丸選手に逆転打を浴びてしまいました。

一岡投手の投げているボールは悪くなかったです。丸選手はやはり良いバッターだというだけで。

外角のボールを本当に良く逆方向に飛ばしますね…状態が上がってきていそうなので明日も怖い…。

でも逆転されて気落ちせずにその後のピンチを踏ん張ったのが、再度の同点劇・そしてサヨナラ劇につながりましたね。

 

フランスア投手も3連投となりましたが2アウトまできっちり取って下位打線ということもあってか、ある程度安心してみていられました。

中崎投手はピンチになるまでの経緯は仕方ない、今日の丸選手の状態はシングルヒットOK。

岡本選手との勝負にも勝ってはいましたから。

そこで踏ん張ってくれたわけですから文句ありません。

 

レグナルト投手も先頭の大城選手に不運はヒットを打たれましたが後続断ち切り無失点。

昨日今日と投手陣が本当に良くピンチであと一本を許さずに踏ん張っていると思います。

打線が良いジャイアンツ相手に昨日から3点、2点。

この踏ん張りなくして連勝はなかったはずです。

まだまだ続く12連戦が辛いですが何とか踏ん張ってください…。

  

 

 

バティスタ選手は初回の一発と言い、サヨナラ打と言い相変わらず良い感じでバットを振れています。

今日もライナーで帰塁できなかったり、打てないときとことん三振が多く粗さが目立つ選手ですが、これだけ打ってくれていますから文句ありません。

7試合連続打点と得点圏で勝負強い打撃も見せてくれていますし、1割台とあれだけ低かった打率も.250を超えてまだまだ好調を維持。

しばらくは3番を打ってくれそうで打線の中軸を固定できそうなのは非常に大きいですね!

 

初回先制した後は送りバント失敗ダブルプレーや陽選手の好守から帰塁できずのダブルプレー、それに盗塁失敗などなどで中々ちぐはぐな攻撃もあって追加点を取れませんでした。

でも逆転された直後に2アウトから田中選手のツーベース、そして曾澤選手のタイムリーですぐさま同点に追いつく辺りはさすが!

 石原選手スタメンでも田中選手が8番なのは驚きましたが、今日の試合は凡退した打席も含めて良い感じでバットを振れていたように見えます!

フェースガードをとって気分一新したのか、ちょっとずつ打ちそうな雰囲気が出てきていますよ!

 

色々あった試合ですが、とにかく結果としてはサヨナラ勝ちで3連勝!

カード勝ち越しを決めて借金も1つまでまた戻しました。

首位のジャイアンツ相手に連日の接戦をマツダで勝ち切れた事実も大きい!

これでジャイアンツは今年もカープは手ごわいとしっかりと認識してくれたでしょう。

 

明日は中村祐太投手が今シーズン初先発。

2軍で結果を残して先発の谷間でチャンスをもらったわけですが、これをきっかけにローテーションの1枠を奪ってもらいたい(チームを助けてください)!

昨年までの2シーズンもチームの先発事情が苦しいところで良い活躍を見せてくれていましたから期待しています!

そして今シーズンはもっと長い間、1軍の部隊に踏みとどまってもらいましょう!

 

あとはフランスア投手、中崎投手が3連投したので恐らく明日はお休み。

8回レグナルト投手、一岡投手が抑えになるんでしょうがリードの展開だと7回は菊池投手か。

こんな感じの変則的な中継ぎリレーの展開となったときに踏ん張れるかどうか…。

それでもマツダでの試合ですし、今の勢いで明日もカープの選手たちの全力プレーを楽しみたいと思います!

 

球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!

 

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