4/27のスワローズ戦は2-0でカープが勝ちました。今日は床田投手が7回無失点からフランスア投手、中崎投手の完封リレーで3試合連続0封勝ち。野手陣も少ないチャンスを生かして2点を奪い守り抜いたカープが8連勝でついに5割復帰！！菊池選手も1000本安打達成おめでとうございます！
試合結果
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 7 | 0 |
| ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 |
勝利投手 床田（4勝1敗0S）
敗戦投手 小川（0勝3敗0S）
セーブ 中崎（1勝2敗3S）
本塁打 なし
広島 床田、フランスア、中崎 - 會澤
ヤクルト 小川、マクガフ、ハフ - 中村
試合感想
今日も無失点、この連勝中は投手陣の踏ん張りが素晴らしすぎますね。
7年ぶりの3試合連続の零封ですか。
まさか4月中に5割復帰できるなんて…。
先発の床田投手は7回119球5安打3四球無失点の素晴らしい結果で早くも4勝目。
今日の球審が外角を広くとってくれたことも手伝って（これは相手の小川投手の好投にもつながりました）、ホームベースの幅を広く使って投げられていました。
スワローズ打線もさすがで球数こそ多く投げさせられましたし、得点圏にも4度ランナーを背負うピンチの連続でしたが要所を踏ん張った床田投手が勝りましたね。
内野安打になってもおかしくないセーフティバントをダッシュ良く捌く守備の好フィールディングもありましたし、投げるだけでなくしっかり守りでも自分自身を助けました。
しかもその直後1アウト2塁からセカンドランナーのバレンティン選手を見事に牽制で刺してピンチを脱出。
守備、走塁で集中力を欠くこともあるバレンティン選手がランナーということで完全に狙っていたプレーが見事にハマりました。
田中選手も上手くスルスルっと死角から気づかれずにセカンドベースにつきましたね。
6回の2アウト1, 2塁のピンチを三振で切り抜けた時点で100球。
再三ピンチを背負った今日の出来では交代かと思いましたがベンチは続投を決断。
先頭の西浦選手にヒットを許して、相手のバントミスもありうまく2アウトまでとりながらも小川投手にまさかのフォアボール。
嫌な感じでしたが太田選手を三振にとって粘り切ったのはすごかった。
曾澤選手のガッツポーズも気持ちがこもってましたね！
12連戦でなければ交代だったかもしれませんが、初戦ということもあっていってもらったのかもしれませんね。
そして同時にこれで次回床田投手の中5日での先発の可能性は相当低くなったような気がします。
8回を投げたフランスア投手は1点差で一発のあるスワローズ上位打線を三者凡退は本当にお見事の一言。
曾澤選手のリードも冴えていましたが今日は変化球を制球できていたのが大きかった。
ストレートに合わせてきたスワローズの各打者のタイミングを見事に外してカウントを取れましたね。
フランスア投手の状態が上がってきてくれれば心強いことこの上ないですよ！
そして中崎投手は久々10日ぶりのセーブ。
同点の場面では投げていますのでしびれる場面が久しぶりということはなかったはずですが、ちょっとヒヤヒヤでしたね。
2アウトまでは制球良く投げられていたんですが、村上選手のイレギュラーによる不運なヒットから少し慌てたでしょうか…それでも無失点で逃げ切ったんですから十分です。
少しずつ中崎投手も内容が良くなっているような気がしますし、今年こそは暑くなるにつれて状態が上がると思いたい…蓄積疲労に負けるな！
打線は小川投手に苦戦。
広めのストライクゾーンも手伝いましたが、テンポよくストライクを投げ込まれてリズムを掴まれてしまいました。
それでも6回、2アウトから菊池選手の1001本目のヒットを足掛かりに、長野選手が高め、そして少し中に入ってきたストレートをとらえてくれました。
長野選手らしい当たりが風にも乗ってあわやホームランかという先生のタイムリーツーベースヒット。
投手戦の均衡を破ってくれました。
そして9回にも菊池選手のヒットを足掛かりに、長野選手がバント失敗で追い込まれてからの粘りでライト前に転がしノーアウト1, 3塁。
バティスタ選手が外角の変化球、誘い球に乗らずに選んで満塁。
どうしても1点ほしい場面で西川選手はストレートを打って強い打球もセカンド正面のホームゲッツー…。
これは1点差のまま守りだと嫌な流れか…そう思った矢先に今日も曾澤選手！
2ボールからストレートをレフトへ痛烈なライナーで運ぶ勝負強すぎるタイムリー。
打率はまだ上がってきませんが、最近の勝負強さは本当に頼りになります！
打線は今日も2点しか取れませんでしたが、8回には鈴木誠也選手が代打で登場。
結果は三振でしたが、試合前には守備や走塁練習もこなしたようですし、いよいよスタメン復帰も近そうです。
松山選手も脳震盪復帰プログラムを終え、2軍で実戦復帰とのことですし、もうすぐ役者が再び揃うはず。
今日の鈴木誠也選手の打席での相手バッテリーの攻め方、そしてカープバッテリーの山田選手に対する攻め方、気の使いようを見て改めて鈴木誠也選手抜きでよく勝っていると思います。
あれだけ慎重に投げないといけない打者がいるといないでそれは打線の得点力は違いますよ。
他の打者への失投も減っているはずです。
それでも少ない得点を守り抜いて勝てているカープ。
守りでも無失策の試合が増えているだけでなく、好守もたくさん出ています。
こういうチーム状態で僅差の試合を競り勝てるようになった。
本当に心強いですし、完全に潮目は変わっています。
怒涛の8連勝でついに5割復帰。
あれだけの出遅れを取り戻したのは嬉しいですが、目指す場所はもっと上のはず。
そして流れが変わることの怖さは今年のカープの選手たちは身にしみてわかっているはずです。
良い流れを掴んでいる今だからこそ、自ら流れを手放すようなプレーをしないよう、これまで以上に一球、一球に集中して、また明日から戦っていきましょう！
…と言いながらもやっぱり5割復帰は嬉しい！！
今日も素晴らしい試合、楽しい時間をありがとう、カープ！
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ！
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