4/25のドラゴンズ戦は2-0でカープが勝ちました。大瀬良投手が5年ぶりとなる完封勝利。打線もロメロ投手相手にチャンスは作りながら無得点ながらも、8回、2アウト1, 2塁から曾澤選手がやってくれました！中日戦3連勝は投手陣のおかげ！こういう試合が増えると今年も上位にいけそうです！
試合結果
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 |
| 広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | X | 2 | 5 | 0 |
勝利投手 大瀬良（2勝2敗0S）
敗戦投手 ロドリゲス （0勝1敗0S）
セーブ なし
本塁打 なし
中日 ロメロ、ロドリゲス - 加藤
広島 大瀬良 - 會澤
試合感想
大瀬良投手が中5日をものともせずに123球7安打2四球完封勝利で開幕戦以来となる今シーズン2勝目。
ここ3試合もしっかり試合を作ってくれながらもチームが乗り切れていなかったこともあって白星がついていませんでしたが、自らの右腕で白星をつかみ取りましたね。
正直立ち上がりは制球もそこまで良くなく、完封できるほどの感じはしなかったんですが、序盤4回までに3度の併殺を取れたことで尻上がりに状態を上げられた気がします。
今日も内野陣がしっかり守って盛り立てましたね。
それでも攻撃で何度かあった先制の好機を生かせずにモヤモヤする中でよく無失点で踏ん張ってくれました。
8回の2アウト2塁から平田選手にレフト前に打たれた場面では西川選手がバックホームで大瀬良投手を助けましたね。
5回に難しい打球とはいえ際どいボールを捕れずに生じたピンチで大瀬良投手に助けてもらった分をよりしびれる場面できっちりとお返ししました。
それにしても8回、ボールも上ずってきてさすがに交代かと思いましたが勝ち越す前からベンチ前で準備を始めて続投気配。
中5日でしたしまだ4月。
そんなに無理をさせなくてもと思いましたが、これがエースへの信頼というやつなんでしょうか。
最終回もコースに投げ切れずに制球面は苦しかったですが、バッテリーの気持ちとチームの勢い、それと球場の雰囲気がドラゴンズ打線に勝った感じでしたね。
鈴木誠也選手が出場できなかったこの3連戦、投手陣が2失点、0失点、0失点。
本当に素晴らしい踏ん張りを見せてチームを勝利に導いてくれました。
でも4連覇を目指すにはこういう投手陣の踏ん張りと野手陣の守りでもぎ取る白星を今年はもっともっと増やしていかないといけません。
投手優位と言える春先でそういう試合ができているのは大きいですし、借金を返してその先を目指す形が見えてきたのが嬉しい！
本当に良い形で連勝を7に伸ばせました。
野手陣ですがロメロ投手に今日も苦戦。
ロメロ投手は前回対戦した時も良かったですが、今回もボールが相当走っていましたね。
序盤はストレートでどんどん押してきていましたが、それが分かっていてもカープの打者が捕えられませんでした。
それでも4回、長野選手がヒットで出ると続くバティスタ選手が続く初球のストレートを引っ張って三塁線を破るツーベース。
廣瀬コーチは手をまわしてホームはクロスプレー…かと思いましたが長野選手がサードベースを蹴ったところでまさかの転倒。
足がもつれたように見えましたが、どことなくあの当たりでホームに突っ込むという心構えができていなかったような…去年までも新井選手をはじめ足が速くない選手でもああいう場面でホームを突いていたカープ野球。
怪我がなくてよかったですし、今日の走塁でまた一つ、さらにカープになじんでもらえればと思います。
いや、それにしても勝ったから笑い話で済みますが、1点差で負けていたりしたらと思うと恐ろしい…大瀬良投手と曾澤選手に感謝ですね！
あとは地味に大きかったと思うのがこの場面でバティスタ選手が二塁と三塁の間に中途半端にいたところでの加藤選手のセカンド悪送球。
完全に挟殺プレーでチェンジだと思ったところでの悪送球で2アウト3塁から攻撃を続けられたことで得点にはならなかったとはいえ、球場が変な雰囲気を引きずらずに次の守りに入っていけました。
欲を言えば6回に先制点が欲しかった。
菊池選手のヒット、そして盗塁でチャンスを拡大しての長野選手の進塁打。
1アウト3塁はこの日最大の得点機でした。
バティスタ選手がフォアボールを選んだあとの野間選手は初球ストレートを打つもサードゴロ。
続く曾澤選手も倒れて無得点。
連打の難しいロメロ投手から足を絡めて点を取れそうだっただけに惜しい場面でした。
これでロメロ投手相手に2試合続けて無得点…1点でもロメロ投手に黒星をつけられれば次回対戦時の気持ちが違ってくるはずなんですが…宿題は残してしまいましたね。
それでも大瀬良投手の踏ん張りにより、0-0で迎えた8回。
代わったロドリゲス投手から菊池選手がフォアボールで出るとフルカウントから長野選手がきっちり進塁打。
今日の長野選手はヒット1本でしたが、6回に続いてこういうつなぐ攻撃に3番打者としてしっかり貢献してくれました。
鈴木誠也選手が復帰してもしばらく3番・レフトで起用される可能性も増えてきましたね。
バティスタ選手は三球三振で2アウトから野間選手がデッドボールを当てられ1, 2塁で曾澤選手。
1ボールからストレートをコンパクトに振り抜いて前進守備のセンターの頭を悠々と超えていく2点タイムリーツーベース。
そう、違いを生み出せる鈴木誠也選手がいなくても、カープのもう一つのストロングポイントは打てる捕手！
熊本での殊勲打の石原選手もそうでしたが、磯村選手も含めて本当にこの7連勝中、バッテリーの活躍が際立ちますね！
あとは鈴木誠也選手も今日からバッティング練習を再開できたのも朗報です。
今日はベンチにも入ってチームを盛り上げ、代打待機していたようですが、これだけチーム状態が良いと復帰を急がせて無理をさせる判断をしてしまう可能性も下がります。
長期離脱だけは何としても避けてもらいたい中で本人は悔しいでしょうがチームが勝てていることが少しは救いになってくれているはず。
焦らず、守備・走塁面でもある程度不安なくできる状態になるまでしっかり我慢して、復帰したらまた大暴れしてもらいたいですね！
これで7連勝で借金も1つと5割目前まであっという間に来ました。
4勝12敗から7連勝するとはさすがに予想はできませんでした…。
忘れてはいけないのがこれが今シーズンカープにとって初めての連勝中ということ。
それまで連勝すらできなかったチームがここまで連勝を伸ばしてくれるとは…やはりあの時は不振というだけでなく運のめぐりあわせも最悪だったんでしょうね。
明日は1日休んで明後日からは12連戦が始まります。
まずは神宮でのスワローズ戦から。
前回対戦ではマツダで非常に悔しい思いをしたので、次は神宮でやり返しましょう！
大型連勝中でもこれまで通り一戦一戦、まずはカード初戦を勝って5割復帰、そしてその先へ！
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ！
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