僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

絶不調カープ打線ももう待ったなし 5カード連続(セリーグ全5球団との一巡目)負け越しの事実は重い DeNA戦

4/14のベイスターズ戦は2-4でカープが敗れました。3試合続けて情けないピッチングの九里投手を早々に見切って何とか接戦に。それでも打線がわずか3安打に終わって競り負け、開幕してから全5球団に立て続けに負け越し。今週負けた5試合は計8得点、昨日の試合を入れても6試合で14得点。3点すら取れなきゃ勝てないぞ!

   

試合結果

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 0 1 0 0 0 0 1 0 0 2 3 0
DeNA 0 0 0 3 0 0 0 1 X 4 5 0

 

勝利投手 井納(2勝0敗0S)

敗戦投手 九里(0勝2敗0S)

セーブ 山崎(1勝0敗2S)

本塁打 鈴木6号(2回表ソロ)、ロペス2号(4回裏2ラン)、ソト6号(8回裏ソロ)

広島 九里、レグナルト、一岡、フランスア - 會澤

DeNA 井納、エスコバー、パットン、三嶋、山崎 - 嶺井

 

 

 

試合感想

貧打…打線の状態が上がってこないこともあるのであまり言いたくありませんがさすがにいい加減ひどい。

2割前後に低迷する打者が5人スタメンに並んでは…すでに15試合、不調な時期から多少状態も変わってきそうなものですが、1試合打つことはあってもそれが続いてこないので状態が上がってきているとは言い難い。

それに加えて絶好調と言える選手がいてバランスをとれるわけでもないのでちょっと辛すぎます…。

 

それに加えて今日の終盤は相手のミスもあって同点のチャンスをもらってもそれを生かせず。

得点圏にランナーを置くと金縛りにあったかのようにバットにボールが当たらず、ボール球にクルクルバットが回ってしまいました。

 

今日は首脳陣も3試合続けてふがいないピッチングをした九里投手を早めに見切って中継ぎ陣に継投して接戦に持ち込みました。

7回も相手が絶好調の井納投手を下ろしてくれて、継投に出たところで松山選手に代打のバティスタ選手を送って、期待に応えるヒットとなりチャンスを拡大。

そういう意味では試合中の采配はしっかりと良い方向にゲームを持っていったと思います。

 

ただここまで開幕以降、得点圏でヒットが出続けないのは…確実にメンタル面でしょうね。

この流れを変えるのは並大抵のことじゃできなさそうです…。

このまま取り返しのつかない出遅れにつながる可能性を覚悟しないといけないんでしょうか…これ以上借金が積みあがると逆転優勝どころかAクラスの心配をしないといけなくなってきそうです。

 

鈴木誠也選手が絶不調を脱してくれそうなのは良かった。

今日も第一打席で外角高めのスライダーを思い切り振り抜いてレフトへの先制ホームラン。

加えて7回にもリズムに乗ってすいすい投げていた井納投手からチーム2本目のヒットを打って流れを変えてくれました。

 

ただほかの選手がこれだけ打てなければ4番は孤軍奮闘状態。

そりゃただでさえ丸選手が抜けてマークが集中する状態で、精神面でも余計なものを背負っては打撃状態を崩したりもしますよ。

松山選手や西川選手がスロースターターなのは分かりますが、それに甘えられるだけの運、流れ、そしてチーム力は今年はない。

各選手の調子が上がってきたころまでにずるずる借金が積みあがっていて挽回が難しい状態になっては、せっかく上がってきた状態も意味がなくなってしまいます。

 

それにしても7回のパスボール、8回の牽制飛び出しからの挟殺ミスにワイルドピッチ…接戦の試合終盤であんなにひどい守備で相手もこちらに流れをくれようとしたところをつけこめないとは…

 

焦らずに…というだけの余裕はここまでの最悪な出足でもうありません。

昨年までの破壊力を期待するわけではありませんが、せめて4点以上取る試合がもっと増えないと苦しすぎる。

今週は特にスワローズ戦で先発投手が試合をぶち壊す展開も多かったので同情の余地はありますが、投手陣も野手陣もそれぞれ責任を感じて、どう巻き返すのか明日の休養日にもう一度考えてもらわないといけません。

 

 

 

先発の九里投手は4回3失点で降板ですか…。

これで5回3失点、5回途中3失点、4回3失点で防御率は5.93とほぼ6点。

5番手、6番手としてもちょっと見れた数字じゃありません。

 

先週は投げているボールは良かった、今日もそこそこだったと思いますが4回のロペス選手の逆転2ランのあとの2アウトランナーなしからの3点目が余計な1点でした。

あれがなければ5回も続投できていたでしょうし、6回くらいまで投げて次の先発機会につながる登板にできていたかもしれない。

あそこで踏ん張れないのがここまでの九里投手の3登板を象徴している感じです。

 

ロペス選手の一発は高く上がったフライが試合を通じて強く吹いていた風にも手伝ってもらったのかレフトスタン最前列に飛び込むカープとしては苦しい当たりでした。

でもそこで1点差で踏ん張れていれば、横浜スタジアム+強風のなかでソロホームランで同点のプレッシャーもあって井納投手もあそこまでストライクゾーンで勝負できていたかどうか。

今シーズンのカープの負け方を象徴するような余計な1点の取られ方、守りの踏ん張れなさを象徴するような展開でした。

 

 レグナルト投手の状態はかなり上がってきた様子。

勝ち試合で使えないのが本当にもったいないですが、そんな試合展開がほとんどない現状今日のような使い方に文句はありません。

 

一岡投手、フランスア投手も同様です。

去年までのように勝ち試合が多くあってそちらでの登板が期待されるケースなら別ですが、明日も月曜ですし今のチーム状態では当然注ぎ込むべきでしょう。

 

残念ながらフランスア投手はソト選手に中途半端なチェンジアップで被弾して痛恨の2点差に突き放されてしまいましたが首脳陣は試合中にできるベストは尽くしたと思います。

 

さて、来週はジャイアンツとの地方球場での2連戦。

正直今のチーム状態で3戦目がないのはありがたい。

今のカープでは3連戦3連勝は期待薄ですが、2連戦2連勝なら先発がジョンソン投手、野村投手ということもあって多少可能性はあると思います。

 

ここで連敗するようなら今シーズンの優勝はちょっと考えられない状況になると思います。

逆に連勝できれば流れを変えるきっかけにできる。

ずるずるいくと流れを変えられた時にはどうしようもなくなっている可能性が大。

来週は最低でも3勝2敗。

内容はどうでもいいので結果だけをどん欲に追求してもらいたい。

 

冷静になれば開幕してからまだ2週間とちょっと。

それでも出だしの一巡目で全5球団に負け越したのは今後続いていく対戦で尾を引かないわけがありません。

少なくとも昨年までのようにマツダスタジアムで相手を見下ろしての戦いは今後しばらくはできないでしょう。

大きなアドバンテージを既に失ったと言えるでしょう。

 

いい加減、目を覚ませ!

もがいてもがいてもがいて、どうにかして乗り越えてもらいたい。

そして精神的にもう一段成長してもらいたい!

 

明日の休養日を、選手にも首脳陣にもこれまで以上に有意義に使ってジャイアンツとの2連戦で良いきっかけを掴んでくれることを期待して…

巻き返してくれると信じてるぞ、カープ!!

 

球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!

 

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