4/10のスワローズ戦は3-15でカープが敗れました…大事なところでエラーが重なる展開で延長10回の1イニングで12失点。勝つのは難しい…ファンが感じるくらいですから選手も当然感じているはず。終わったことは返ってこない、苦しいところから立ち直るまで…応援するぞ、カープ!
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | 安 | 失 | |
ヤクルト | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 12 | 15 | 16 | 2 |
広島 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | 4 |
勝利投手 マクガフ (1勝0敗0S)
敗戦投手 中崎(0勝2敗1S)
セーブ なし
本塁打 なし
ヤクルト ブキャナン、ハフ、梅野、近藤、マクガフ、五十嵐 - 中村
広島 野村、アドゥワ、一岡、フランスア、中崎、中田 - 會澤
試合感想
今日も守乱。
エラー4つ、中崎投手の今シーズン4試合目の登板でその間にエラーが6つ。
直近のマツダ6連戦の5試合目でエラーが10!!。
開幕からその傾向がありましたが、ここにきて悪化の一途。
さすがにひどすぎるでしょう。
同点の10回、せっかく中継ぎ陣が踏ん張って接戦に持っていってサヨナラで勝てれば勢いも…そんな希望を打ち砕いた2つのエラー。
しかもただでさえ同点の延長の場面に加えて下位から上位に回る打順ですからアウト1つの重みがすごくある場面でそんなのが出るんですから目も当てられません。
そして打ち取った当たりの飛ぶところの運のなさ。
いや、さすがに開幕から11試合、こんなシーンばかり見させられると運だけでは片づけられなくなってきました。
選手たちも精神的にもう相当ダメージを受けているのでしょう。
コーチの入替等の荒療治以外に流れを代えられないのかもしれません。
それにしても今日はアドゥワ投手から中継ぎ投手陣が無失点で踏ん張って同点に追いついて競った展開で終盤へ。
昨年多くの逆転勝ちを生んだ展開、それでこんな負け方をするんですから…。
え、10回に何点取られたんですか。
12点?
ヒットは…8本?
そうですか。あれ、おかしいですね。
あぁ、そうか、エラー3つに四死球2つ。
もはや2点勝ち越されてからの展開はどうでも良いですけどね。
中田投手も昨日の今日ですから2軍落ちでしょう。
ただ忘れちゃいけないのが7回の大チャンスを逃しているところ。
あそこで決められていれば、こんなまたダメージがさらに蓄積して残る負け方はしなかったはずです。
ふう、終わったことはもう取り返せず、これからのことに集中するしかないんですがが、これはかなり長引くかもしれませんね。
先発の野村投手はちょっとスワローズ打線との相性の悪さを意識しすぎという感じのピッチングでした。
低めにはボールがいっていましたが変化球中心のピッチングでカウントを悪くして4回までで5四球、球数も103球となり3失点。
昨日に続いて先発が試合を作れませんでした。
それでも1, 2回は何とか粘って無失点で抑えてくれましたから昨日よりは全然良い試合展開にはなりましたが。
ただ4回の先頭、ブキャナン投手を2球で追い込んでからのフォアボール。
何ですかね、あれは…終盤の展開が印象的すぎて目立たなくなりましたが、野村投手の立場なら大事に行き過ぎたで片づけて良い結果じゃありませんよね…。
それをきっかけに案の定上位打線に中軸までつながれて、連続タイムリーを浴びて勝ち越しを許す。
結果はともかく、勝ち越されるまでの流れが悪すぎますよね。
何というか負の連鎖が繋がってしまっているんでしょうか…チームの流れが悪く、ほんの少しいつもより硬くなる、それがどんどん伝播して止められない負の流れになってしまっているような。
先週の素晴らしい投球とは打って変わってそんな不甲斐ない内容に終わってしまった今日の野村投手は打席も回ってきていない中で、5回から交代。
さっそく試合前に藤井投手に代わって昇格したアドゥワ投手の出番となりました。
キャンプから先発調整させていましたが、1軍では中継ぎ起用ということで…何となく首脳陣の焦りが見えるというか…。
最近の記事で書きましたが2軍の先発では中村祐太投手とローレンス投手が昇格候補としているので、ビハインドの展開で手薄になりそうな中継ぎを補強ということなんでしょうが…去年のような形を作るため、思い出させるきっかけになれば…という目論見もあったのかもしれませんね。
途中までそんな展開になって、動いたことがチームを良い方向に向かわせる可能性があっただけに…何とも言えない脱力感です。
打線の方は…一応振り返ると初回から先制に成功したんです。
田中選手の本当に久しぶりのヒットをきっかけに、村上選手のライナー落球(あわやダブルプレー)もあってノーアウト1, 3塁。
そこから野間選手の内野ゴロの間に1点を取りました。
追い越されても今日は5回に、調子のそこまで良くなかったブキャナン投手をようやく捕らえました。
その前の守りで店舗の悪かった野村投手を見切った首脳陣の判断、期待に応えたアドゥワ投手、そのあたりでリズムができたんでしょうか。
曾澤選手のツーベースから代打の小窪選手のヒット、田中選手フォアボールでノーアウト満塁と久々に押せ押せムードに。
菊池選手の当たりはショート正面の強い当たりのゲッツーコースでしたが西浦選手がはじいてファーストがきわどいタイミングに。
アウト判定でしたがリクエストで覆って、結果これが生きて続く野間選手のライトへの犠牲フライで同点。
こういうところで外野フライを打てると頼もしい3番になってきますね。
7回にも小窪選手のヒット、けん制悪送球、田中選手のバントヒットと相手のミスも絡めてそこにつけ込む理想的な展開で0アウト1, 3塁の絶好の勝ち越し機を演出。
ただ菊池選手のセカンドゴロで代走の曽根選手が突っ込みますが憤死。
そこから2アウト満塁まで攻め立てますが、松山選手の大きなライトフライはあと一歩届かず…。
しかし、この日は試合序盤から相手の再三にわたる守備のミス(初回のエラーだけでなく2回の村上選手の送りバント処理ミス、5回の菊池選手の併殺コースの当たりの西浦選手の処理ミス、7回のけん制悪送球)がありながらも攻めきれなかった。
ここまで勝てていないのは投手の責任もありますが、野手も同じくらい、それかそれ以上に責任があります。
誰が悪い、どっちが悪い。
そんなことを言い出したら一瞬でチームが崩壊する。
そんな警鐘、教訓が残っているはずのチームです。
既に報道でもそういうのがありましたが、ここからどうやってチームが立て直るのか。
少し長引きそうですが、必ず反攻のときはくると信じて…
勝手に自滅してシーズン終了…そんなの悲しすぎるしまだ巻き返すだけの試合数は残っています。
出遅れたところから巻き返すのがいかに大変かは分かっています。
でも…このままじゃ悔しすぎるじゃないですか。
投手野手問わず選手に首脳陣にチーム関係者。
その気持ちは全員が持っているはず、まだチーム一丸になって戦えるものがチームにはあるはずです。
終わったことは返ってこない、簡単に切り替えられる状態ではないのは分かっていますから少しずつ、少しずつ。
一岡投手は大丈夫そうでしたが、菊池選手が怪我がないかどうか心配です…明日以降の打席で分るでしょう。
また、明日!
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
このブログの応援もよろしくお願いします♩⇩