4/9のスワローズ戦は1-10でカープが敗れました。ジョンソン投手が序盤から失点を重ねて試合をぶち壊し、初回から3失点、間髪入れず2回にも2失点、3回にも失点しては今の流れの中では厳しすぎる。昇格して途中出場の磯村選手がマルチヒットを記録しましたが打線も元気なく、どうすればよいのか…。
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
ヤクルト | 3 | 2 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 10 | 13 | 0 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 2 |
勝利投手 原(1勝0敗0S)
敗戦投手 ジョンソン (0勝1敗0S)
セーブ なし
本塁打 村上2号(3回表ソロ)
ヤクルト 原、大下 - 中村
広島 ジョンソン、藤井皓、レグナルト、中田、菊池保 - 石原、磯村
試合感想
さぁ、ここから切り替えて今週こそ浮上のきっかけを掴みたい!
そんな意気込みを試合開始数分で台無しにするジョンソン投手の背信投球でした。
初回から5本もヒットを集められて3失点、2回も立ち直ることができずに3本浴びて2失点。
序盤2回で8本もヒットを打たれていては勝負になりません。
ストレートは140 km/h後半と走っていた、それでもここまで打ち込まれるのはボールのキレがないのか、配球を読まれていたのか。
シーズン直前のコンディション不良の影響もあるのかもしれませんが…今年優勝を目指すのであればやってもらわないといけない投手です。
今の段階で次回登板がなくなる云々の話が出るような実績の投手ではないので、次、やってもらうしかありません。
後を受けたのは今日上がってきたばかりの藤井投手。
できれば大勝の展開で見たかったですが…2軍でやってきたことを今日は出せずに残念。
特に3失点した2イニング目は原投手の内野安打でちょっとがっくりきたのか、2つの押し出しを含む3連続フォアボールもあって印象が非常に悪かった。
想定していたより早いタイミングでの登板となってしまったでしょうから同情できる部分はありますが、2軍で調子が良さそうだっただけにがっかりする初登板となってしまいました。
次のチャンスがもらえれば、何とか光るものを見せて挽回してもらいたいですね。
6回からマウンドに上がったレグナルト投手がイニング跨ぎをぴしゃりと抑えたのは投手陣唯一の収穫でしょうか。
勝ちパターンに安定して組み込めるようなら巻き返しの大きな助けになります。
8回の中田投手は…子の点差で先頭にフォアボールを出してはエラーがらみの失点でも擁護できません。
しかも自身のエラーも絡んでいますし、バレンティン選手にホームランでもおかしくないような際どい大きなファールを2つのエラー前に打たれてますしね。
ノーアウト1, 3塁からピッチャーゴロからセカンド悪送球で失点した場面はサードランナーが突っ込んでいましたからバックホームすればよかった場面…集中力を欠いていたと言われても仕方ない残念な内容でした。
9回の菊池投手はビハインドの場面では安定して任せられそうです。
中崎投手の調子が不安ですが、中継ぎ陣は昨年より充実していそうとみて良いと思います。
流れが変われば接戦を勝ち切れる力はありそうなだけに、どうそういう展開に持っていけるか。
野手陣は今日の展開では反撃できなくても仕方ない面もあるかもしれません。
ただ1試合1つをはるかに超えるペースでエラーを積み重ねていては勝てるものも勝てませんよ。
今日の5回から2安打していて打撃も好調の菊池選手を代えるような試合展開では終盤の2つのエラーを防ぐだけの集中力を保つのも難しかったかもしれませんが。
それにしても田中選手はついに打率1割台ですか…チームがある程度勝てていればあれこれ騒ぐ必要もないんですがこれだけ負けが込んでいると、チームに活を入れるためにも下位に落としても良いかもしれませんね。
ちょうど3番の野間選手も得点圏で打てていませんし…。
あ、野間選手が得点圏で打てていないのを責めるつもりはあまりありません。
3番を打った実績がほとんどない選手ですし、上位でランナーを返す重責に慣れるまで当然時間はかかるでしょう。
プレッシャーのかかる場面で打てないのはある意味当たり前、打てない悔しさをバネに伸びてくれればいいんです。
そう、忘れもしない2015年の丸選手のように。
前年自身初の3割をマークして、黒田投手の電撃復帰もあって一躍優勝候補に躍り出たチームの3番を打ってまさかの.249。
得点圏に至っては2割にすら届かず、得点力不足に悩むチームの大きな一因となりました。
ただその後の飛躍については語るまでもありませんよね。
野間選手なんてまだたった10試合弱その3番に入っているだけですよ。
自前で素晴らしい上位を打てる打者を育てるのはただただ大変、我慢なしにはできない、そういうことなんだと思います。
ただ今年は4連覇を目指しているシーズンでそんなに悠長に構えてられないのが難しい、それが不可能ではない戦力は持ってますからね…。
1番を入れ替えるのであれば今の状態なら野間選手以外の選択肢はないでしょう。
しかし、今日は本当に冴えない試合でしたね。
ただ4回の松山選手、長野選手といったベテラン勢がああいう試合展開でも粘りを打席で見せてくれたあたりにまだ希望を感じても良いのでしょうか。
明日は先週好投したとはいえ、スワローズを苦手としている野村投手がどこまでやってくれるか。
今日目覚めてしまって気分良く向かってくるであろうスワローズ打線をまた眠らせないといけない余計な仕事までできてしまいました。
先発の好投でもダメ、打線爆発でもダメ。
流れを上向かせるきっかけとなりうる2つのパターンで先週は勝ちましたが未だにこんな流れです。
そ・れ・で・も!
カープの選手たちの力は疑いません。
苦しい、だからこそひたむきに、全員に今日の曽根選手のようなプレーを見せてもらいたい。
7回の打席では三振したけどこんな試合展開でもファーストまで全力で駆け抜ける姿、ちゃんと見ていましたしちょっと元気をもらいましたよ!
チーム状態が上向くときは長いシーズン必ずやってきます。
カープの熱い選手層が生きる展開、次期も必ずやってきます。
ただその時に追い上げられるだけのゲーム差にいなければどうしようもありません。
既に出遅れていますが、ここから巻き返すのは相当なきっかけが必要です。
そのきっかけが何になるのか、今はあまり想像できませんがその時までずるずるいかずに1つでも白星を拾う。
それしかないんです。
明日こそ勝つ、そしてチームを上向かせるきっかけを掴む!!!
おやすみなさい。
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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