僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

なぜ大敗?九里は良かった… 連勝も勝ち越しもまだまだお預け 野球の神様、そろそろ微笑んで! 4/7のカープ 阪神戦

4/7のタイガース戦は0-9でカープが敗れました。九里投手の調子は良かったと思いますが気が付けば5回途中3失点で降板。後続投手も踏ん張れず、相手の西投手の調子も良かったと思いますが完封を許して大敗。3カード連続負け越しと、上昇気流を掴めません。

   

試合結果

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪神 0 0 1 1 2 0 2 3 0 9 13 0
広島 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 1

 

勝利投手 西(1勝1敗0S)

敗戦投手 九里(0勝1敗0S)

セーブ なし

本塁打 なし

阪神 西 - 梅野

広島 九里、レグナルト、菊池保、島内 - 會澤、坂倉

 

 

 

試合感想

九里投手の状態は間違いなく良かった。

ストレートが145 km/hを安定して超えてきて、制球面でも逆球が少なかったです。

それでも大事なところで踏ん張れず…というよりは球審の判定、味方の守備、打ち取った当たりの飛んだところ。

そんなものが絡み合ってずるずると失点を重ねてしまいました。

本当に…この流れはどうすれば変わるんでしょうか。

明らかにここまで開幕してからの9試合、ここまで負けるのは実力だけではないと思います

 

それでも今日は流れを引き寄せるチャンスはあったと思います。

初回、西投手立ち上がりを攻め立てて田中選手のデッドボールと菊池選手のヒットをきっかけに1アウト満塁のチャンスを作って松山選手。

ここで1点取っていれば昨日の流れが今日につながる、かつ主導権を握って全然違う試合展開になっていた可能性は十分あったところですが、初球の真ん中の甘いチェンジアップを積極的に振りに行って強い当たりを打つもファーストゴロでダブルプレー。

振れてきている松山選手だけに期待がかかるところでしたが…結果的には痛い凡退になりました。

 

3回の九里投手は好調の梅野選手から。

追い込んでから真ん中低めのスライダーで見逃し三振…と思いきやボール判定。

直後に甘くいったスライダーをヒットされ、2アウト2塁から糸原選手に低め、ボール気味のフォークをうまくレフト前に落とされて先制を許しました。

 

4回には田中選手のエラーをきっかけに2アウト1, 2塁のピンチから梅野選手を追い込んで内角ストレートで完全に詰まらせながらこれがセカンド後方、センター前に飛んで菊池選手がグラブに当てながらも捕りきれずに2点目。

2点とも流れの悪さが目立ってしまう形で点を取られて行きます。

 

5回には2アウト2塁から大山選手に外のスライダーをうまく引っ張り込まれてレフトへのタイムリーツーベース。

代わったレグナルト投手も福留選手に高めのストレートでやや詰まらせながらも一二塁間を破られて4点目。

ワンサイドの点差に広げられてしまいました。

 

6回からは菊池投手。

6回はすいすい三者凡退に抑えましたが、7回はアンラッキーなぼてぼての内野安打から1アウト2, 3塁のピンチ。

ナバーロ選手相手には外角低めぎりぎりのストレート2つと、同じところから落とすフォークでまさに完璧な三振をとってピンチを脱しかけました。

中谷選手を低めのストレートでサードゴロ…かと思いましたが強い当たり、かつバウンドも難しく安部選手が捕れずにレフトへ抜けていく2点タイムリーで6点差。

試合の大勢にはそこまで影響なかったとはいえ、ここもやられた感じがしないのに気が付けば相手に点を取られていた、そんなイニングでした。

 

8回の島内投手は…ちょっとまだ自信を失っているんでしょうね、打つ気全くなしの西投手にフォアボールを与えるとあとは組み立てができずに投げ込むだけとなったストレートを打ち込まれました。

9回は無失点に抑えましたがレグナルト投手と合わせて、オープン戦で戦力になってくれそうだった両投手が公式戦との差に苦しんでいる感じでしょうかね。

 

 

 

援護できなかった攻撃面ですが西投手の調子が良かったのは間違いない、そして球審との相性も九里投手より良かったのでしょう。

4回、松山選手のツーベースで初回以来となった1アウト2塁のチャンスから安部選手、曾澤選手を連続見逃し三振にとったボールはどちらもナイスボール、相手を褒めるしかないボールが来ました。

 

さらに5回の裏にチャンスになる可能性は十分でした。

当たりが出ていない西川選手がそこまで球数少なく投げられていた西投手相手に粘って10球目をレフト前。

球場もその見事な粘りの上でのヒットに盛り上がり、昨年までの大量得点のパターンにもなっていたランナーをためて上位へ、そんなチャンスでしたが後続続かず。

 

最終回も安部選手のツーベースでチャンスを作りましたが、タイムリーは出ずに西投手に完封負け。

次回以降の対戦に嫌なイメージを持たせることもできず、結果的にはあの立ち上がりの大チャンスで点を取れなかったのが響いた感じです。

西川選手にマルチヒットが出て、打席の感じが少しずつ良くなっていそうなのがせめてもの救いでしょうか、その代わりに田中選手が冷えていますが。

 

それにしても何でしょうか、この煮え切らない感じ。

流れが悪いと一言で済ませてはいけない感じもしますが、何かが上手くかみ合わない。

九里投手も今日の調子であればすいすい6回1失点くらいでまとめてくれてもおかしくなかったと思います(打たせて取るタイプなので去年から調子が良くてもなぜか失点しているパターンの多い投手ではありますが)。

それが5回途中4失点になってしまう…初回の攻撃で点を取れなかったのもあるんでしょうが、今はチームの実力だけでない何かが悪い方向に作用してしまっていると思います。

 

今日の試合を見ていて思いましたが、自信を失う必要はありません!

ただチームが焦りを本格的に感じ始めるとこれが実力のようになってしまう怖さもあるのが心配…野球の神様が少し微笑んでくれればまた違う風が吹いてくるはずです。

どこまでカープを信じて上昇気流を待てるのか、首脳陣がどのようにしてちょっとした運の部分を掴みに行くのか。

選手も明日の休養日にもう一度落ち着いてここまでの戦いを振り返りながら自分自身の課題を見つめなおして、チームとしても明日を良い間にしてもらえることを祈るしかありません。

 

幸い火曜日からもまだマツダスタジアムで戦えます。

ここで初のカード勝ち越しを何としても決めてシーズンの流れを変えましょう!

 

球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!

 

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