僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

ミスミス自滅でマツダで開幕カード負け越し でも大丈夫、自信を失う必要は全くないぞ 3/31のカープ 巨人戦

3/31のジャイアンツ戦は3-6でカープが敗れジャイアンツにカード勝ち越しを許しました。8回に同点に追いつくも9回の守備でエラーが立て続けに重なり自滅。その前にもちぐはぐなミスが積み重なっており、勝つ可能性は十分あった試合をミスで落とした、そんなもやもやの残る試合となりました。

   

試合結果

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
巨人 0 2 0 0 1 0 0 0 3 6 9 1
広島 1 0 1 0 0 0 0 1 0 3 10 3

 

勝利投手 中川(1勝0敗0S)

敗戦投手 中崎(0勝1敗0S)

セーブ クック (0勝0敗2S)

本塁打 ゲレーロ1号(2回表2ラン)

巨人 畠、戸根、吉川光、桜井、中川、クック - 小林

広島 九里、ヘルウェグ、レグナルト、フランスア、中崎、菊池保 - 會澤

 

 

 

試合感想

 

もう今日は9回の守備、焦りが見えすぎました。

せっかく同点に追いついてこれからというところで安部選手が先頭ビヤヌエバ選手の三塁線の打球をエラー。

 

長打警戒ということでしっかりと三塁線を締めていて正面の打球でしたが強い当たりだったこともありグラブに入らず。

焦らずに拾って処理すれば十分アウトでしたが焦って手につかず。

 

さらに小林選手のキャッチャー前バントを曾澤選手のセカンドへの送球が高くなり連続エラーでノーアウト1, 2塁。

亀井選手のバントは中崎投手が上手く捌いて三塁で刺しましたが、吉川選手の打球は前進守備の長野選手の頭上をわずかに超えるタイムリースリーベース。

去年までのレフト野間選手なら…そんな当たりでしたがまだ慣れていないレフト守備ですから責めるのは酷か。

坂本選手にもタイムリーを打たれて3点差となり、大勢決してしまいました。

 

何というか…長野選手の悪送球もあって1イニングにエラーが立て続けに3つ。

同点で最終回、マツダスタジアムであることを考えても有利な展開だったんですが自滅で負け越しは開幕カードとしてはかなり重い出だしです…。

 

先発の九里投手は5回3失点。

開幕前、調子が上がり切らない中で好調とは言えない現状で最低限の結果は残してくれました。

ただ点の取られ方は非常に悪かった。

先制直後の2回には昨日やられたゲレーロ選手へ内角高めを狙ったストレートがやや外より真ん中への失投となったところをライトスタンドへパワーで運ばれる逆転2ラン。

さらに同点の5回には先頭打者のピッチャー畠投手へのフォアボールから丸選手にツーベースを打たれての失点。

丸選手に打たれたボールは高めを狙ったのが低めにはいきましたがコースは悪くなかった。

やはり投手へのフォアボールでしょう。

 

1点ビハインドでつないだヘルウェグ投手、レグナルト投手、フランスア投手の外国人3投手は期待通り。

最終回までは再三の好守で盛り立てていた野手陣が、競り勝てる芽が出てきた最終回に完全に足を引っ張る形となってしまったのは残念でしたね。

中崎投手は球速は出ていませんでしたが、まだどうこう言う必要はないと思います。

菊池投手は初登板を無難に飾ってくれましたね。

 

 

 

野手陣は今日は幸先よく初回に先制。

田中選手のツーベースから鈴木誠也選手のセンター前タイムリーと良い形が出ました。

1点ビハインドの3回も田中選手のヒットから鈴木誠也選手の犠牲フライで同点に。

九里投手の先発ということで打線の援護が必要なところでしっかりと序盤から援護できた点は非常に頼もしかったですね。

 

3番に調子の良い野間選手を入れて6番は坂倉選手がレフトでプロ初スタメン、5番には松山選手に代えてバティスタ選手を起用と動いた首脳陣の打線も概ねハマったとはいえるでしょう。

特に野間選手が打線をつなげたことで鈴木誠也選手にチャンスで回る場面が増えたことは大きい。

日替わり3番起用は今日はしっかり機能したと言えそうです。

 

ただ1点ビハインドの7回、守備から入った先頭の長野選手が移籍後初打席初ヒットで盛り上がった場面で田中選手の送りバントが失敗して最悪のダブルプレーで盛り上がりが一瞬でしぼみました。

大事に1点を取りに行く采配もわかる場面。

田中選手がこの試合2安打と当たっていた、そしてここまで次の菊池選手がノーヒットと言えども、ランナーが残っていれば好調の野間選手にも打席が回る。

終盤で同点に追いつけば勝てる確率は一気に上がる、そう考えると分かるような、消極的だったような…。

田中選手がバントを決められなかったことで采配が一気にクローズアップされてしまいましたね。

首脳陣も少し開幕カードということで固かった部分はあるかもしれませんが、そこまで疑問視しなくても…という気はします。

 

それよりも地味ですが8回の鈴木誠也選手の走塁ミスも痛かった。

バティスタ選手のあたりはハーフライナー気味ではありましたがコース的には完全にヒット。

これで返れて同点ならノーアウト1塁で送りバント、1アウト2塁で勝ち越しチャンスでしたから全然違いますよね。

マツダの押せ押せの雰囲気に経験不足のジャイアンツ中継ぎという弱点。

ここをついて一気にという去年までのパターンに自ら持ち込むチャンスをふいにしてしまっ印象です。

小窪選手が何とか前に転がしたことで同点にはなったわけですが、ダブルプレーにはなったわけでその先の一気の逆転の可能性を消してしまった走塁ミスだったと思います。

 

とにかくこの3戦目は守備にしろ、走塁にしろミスが目立って自滅というもやもやの残る試合。

正直今日は勝てていても不思議ではなかった試合だっただけに非常に残念な試合でした。 

 

ただシーズンはまだ始まったばかり。

選手たちがここから何を感じてくれるか、今日は特に見ているファンからしても悔しい負けになりました。

 

でも大丈夫、焦ることなく地に足付けて戦えればですが、今年も十分戦える手ごたえも感じられました。

特に中継ぎ陣は去年よりもやれそうです(次カードジョンソン投手の昇格でヘルウェグ投手が落ちると思うので少し層は薄くなるかもしれませんが)。

 

投手も野手も一丸となって、来週は去年結果を残せなかったナゴヤドームからですが勝ち越してまずは5割に戻しましょう!

この悔しさ、借りは忘れないぞ、ジャイアンツ。

カープの選手たちも次カードできっちりやり返してくれるはずだと信じています。

球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!

 

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