3/17のオリックスバファローズとのオープン戦は0-0で引き分け。新入団選手の紹介もあってスタジアムは盛り上がりましたが野手陣の不安は拭えないまま。首脳陣からも変動的な打線で戦うことも示唆され始めています。
3/17 対オリックスオープン戦 0-0
先発のジョンソン投手が6回無失点、しかもノーヒットのオマケつきの快投を披露。
前回の2回6失点大炎上から見事に修正して見せました。
しかも今回はコンビを組むことが定着している石原選手ではなく会澤選手とのコンビでのピッチング。
打力では大きく差が出るだけに、ジョンソン投手のときに選択の幅が広がりそうならチームにとって大きなプラス材料です。
キャッチャーを会澤選手にする分、他のポジションを守備重視の起用にできるかもしれないですしね。
複数ポジションを守備重視にするとやはり得点力に大きく影響してきますから…
7回以降は岡田投手、一岡投手、中崎投手が1イニングずつ継投。
中崎投手が3安打を浴びるやや不安定な内容でしたが、盗塁死もあって何とかゼロに抑えて完封リレーを達成しました。
投手陣はまずまず、事前の戦力予想通り、大きく見てある程度期待通りに開幕に向けて体制が整備されつつあるような気がします。
一方の野手陣はこの日初めて1番に西川選手、3番に田中選手を起用。
タナキクの1, 2番を今年の実戦で初めて崩しました。
ただ田中選手のここまでの成績を見ると、過去5年間一度もシーズン打率を得点圏打率を上回ったことはなく、タイプとしてはランナーを返すタイプではありません。
1番打者として高いレベルで期待できる選手を無理に3番で起用する必要まであるのか…。
松山選手や安部選手も左打者として3番起用の可能性が取り上げられたこともありますが、ここまでオープン戦で2割前後の打率で選択肢を試せていない現状もあり、首脳陣の苦悩は続きそうです。
どの選手も割りとシーズン序盤に不調に陥った実績がある選手ですから、開幕してみてその時点で最も調子の良い左打者を3番で起用する形になるんでしょうか。
ある程度予想通りではありますが、嬉しい誤算は今のところなさそうで首脳陣の思惑以上に丸選手の穴が簡単に埋まらない現実が見えてきてしまいましたね。
開幕後に蓋を開けてみれば杞憂だった…そんな展開をファンとしては期待したいですが。
最近の数試合で中々打てない印象が出てきましたが、チーム打率.239は12球団5位、得点は10試合で47点取れています。
春先はどのチームも投手の仕上がりの方が早い傾向にありますから、そこまで悲観する必要はありません。
ただ開幕が10日後に迫ってきているのもまた事実。
ポジションを争う坂倉選手、西川選手はもちろん、カープ各打者の調整が上手くいくと信じて見守りましょう。
新入団選手紹介も
この日は毎年恒例となっている新入団選手の紹介が試合前にありました。
新人選手に加えて長野選手に新外国人投手が紹介されました。
ドラフト3位の林選手はウエスタンの試合で決勝ホームランを放ったこともあり、この日はそのままオープン戦にも代打で初出場。
結果は空振り三振に倒れましたが同期の小園選手が活躍する中、自信も同じ舞台に立つことができてよい経験にはなったはずです。
スイングの強さは首脳陣も十分に評価しているところだと思いますので、あとは確率を上げてサードを本職としてほしい守備にも磨きをかけてもらいたいところです。
あとはメヒア選手の2軍降格も発表されて、開幕1軍はバティスタ選手が掴みそうです。
昨シーズン後半から評価が高まっていたメヒア選手でしたがオープン戦ここまでの打率が.176ではどうしようもありません。
この日も代打で見逃し三振に倒れて決断が下されました。
ただバティスタ選手も不調時は三振ばかりになる可能性がある選手ですからチャンスは長いシーズン必ずやってきます。
規格外のパワーはあるわけですから、今後状態をじっくり上げていって虎視眈々と機会をうかがって欲しいところです。
課題はまだまだ尽きませんが、明日からはオープン戦6連戦!
少しでもプラス材料を得て、開幕戦に挑みたいところです。
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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