本日2/21はタイガースとの練習試合。すっかりオープン戦前、2月のキャンプ中から他球団と試合をするのを目にする機会が増えていますね。試合の方は0-5と完敗。野手陣が完封されたのはそれほど気になりませんが、投手陣、特に先発として期待される九里投手、岡田投手は課題を残した登板となっています。
先発候補の九里、岡田両投手がぴりっとせず
先発したのは九里投手。
映像は見ていないので細かいことは分かりませんがいきなりの連続四球に、1アウト後もフォアボール。
3四球で満塁のピンチを作ってルーキーの木浪選手に2点タイムリーを許したようです。
去年から九里投手はそうでしたが球威はそこまでなく、打たせて取るタイプの投手だけにフォアボールが絡むと失点に結びつく可能性がかなり高くなります。
もちろんまだまだ調整中といったところでしょうが、打たれたのではなくストライクを取るのに苦労したようなのは心配ですね。
先発が確約されている立場ではないだけに、去年後半のように同期の大瀬良投手と刺激しあえるように徐々に状態を上げてアピールしていってもらいましょう。
また2番手で投げた岡田投手もピリッとせず。
3回はフォアボールと2アウトからの連打で1点、4回は江越選手に一発。
力はあるはずの投手…という評価とならないよう、昨年成績を落とした後のシーズンだけに奮起に期待しましょう。
3番手のレグナルト投手は制球良く3者凡退に抑えたようです。
2つの空振り三振もとっていますし、生き残り競争に期待がかかります。
4番手は先発予定の練習試合を雨で流した薮田投手。
先頭から不運なヒット、フォアボール、ヒット、押し出し…。
その後のノーアウト満塁は抑えたようですが、一昨年のような活躍を期待するのは酷でしょうか…打線の穴埋めのために奮起してもらいたい投手の一人ではあるのですが。
5番手のルーキーの島内投手は先頭の大山選手に左中間を破られますがサードでアウトにしてもらうと、あとは連続三振。
味方の守りに助けられた部分は大きそうですが、中継ぎとして期待できそうです。
アドゥワ投手、フランスア投手はさすがといったところか。
今年も期待させてくれそうです。
野手陣のアピールは限定的、外国人枠はメヒア選手一歩リードか
終盤ノーアウトで得点圏にランナーを複数回おきながら得点できず。
この時期なので、野手陣も打席での勘を取り戻すことに注力しているでしょうからそこまで気になることではないですが、少し寂しい内容にはなったようです。
3番起用のバティスタ選手は2打数ノーヒットの一方でメヒア選手は2打数2安打。
先を狙う走塁でアウトになった場面はあったようですが、やはり確実性ではメヒア選手に分がありそうです。
昨年終盤の起用で1軍投手の球にも少しずつ慣れて来ているでしょうし、現状開幕一軍に近そうなのは首脳陣の好み的にもメヒア選手のほうか。
バティスタ選手は一発長打は間違いなく魅力的ですが、メヒア選手の攻守の伸びシロとバティスタ選手の成長のどちらを評価するか。
バティスタ選手の追い上げに注目です。
あとは小園選手の守備が取り上げられていますね。
途中出場して、6回、1アウト満塁からハーフバウンドの難しい打球を好捕。
膝を突きながらの素早いセカンド送球でダブルプレーを完成させピンチ脱出。
球際の強さと、捕ってから送球までの正確さ。
この辺りで高卒ルーキーとは思えないプレーと評価をさらに高めたようです。
その一方でサードに再挑戦中の堂林選手は悪送球を記録…西川選手が外野とファーストに回った中で安部選手に次ぐポジション確保が求められる立場。
10年来の課題と決別するのは並大抵のことではないでしょうが、チームの底上げのためにも必要不可欠…。
打撃については(期待込みで)覚醒の兆候も見られるだけに、何とか一皮向けてこれまでのファンの期待に応えてもらいたい…。
高卒ルーキーの頃から期待され続けている人気のある選手ですから、活躍してくれればチームの雰囲気も一気に盛り上がるのは間違いないでしょう。
年齢も年齢ですから本人も並々ならぬ決意のはず、自分に負けるな、堂林選手!
いや、開幕が少しずつ待ち遠しい季節になってきましたね。
シーズンで勝ち癖がついている今のカープの選手達はオープン戦までは勝ちにこだわる必要はありませんので、少しずつ各自の課題を見つけては解決し、状態を上げていってもらいましょう。
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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