FAを宣言していた丸選手がジャイアンツへ移籍することが発表され、来シーズン4連覇を目指すカープにとって今シーズン以上に投手陣にかかる期待は大きくなっています。今日は今シーズンブルペンをしっかりと支えてくれた一岡投手について書きたいと思います。
2年連続の活躍でブルペン陣を支えた2018年
今年の一岡投手の活躍は皆さんご存知の通りです。
キャリアハイの成績を残した昨2017年シーズンの成績と比べると防御率は落ちていますが、シーズン終盤にはしっかり調子を合わせてフランスア投手へとつなぐ勝ちパターンの7回を担ってくれました。
2年連続での59試合の登板には頭が下がるばかりです。
昨年からの疲労の影響か、シーズン序盤、特に5月6月には真っ直ぐが走らずに打ち込まれる場面が目立ち、もともと右肩には不安を抱えているだけにどうなることかと思いましたが終わってみれば後半戦はフランスア投手とともに中継ぎ陣を支える大車輪の働きだったといってよいと思います。
チームもしっかりとこの働きを評価して2年連続して2000万円以上の大幅アップとなる7700万円で更改。
来シーズンもカープの勝利を手繰り寄せるために活躍が不可欠な投手の一人として期待されます。
来年に向けて新球習得か…
一岡投手が湯布院でのリハビリキャンプ中に明かしたという新球への挑戦。
日本シリーズでのホークス中継ぎ陣に刺激を受けたようで、自身が投げる110km/h台のカーブだけでなく、縦スライダーのように落ちる120 km/hちょっとくらいのパワーカーブに魅力を感じたようです。
一岡投手も日本シリーズではピンチでフランスア投手へ交代されるなど、不本意な形でシーズンを終えてしまったと思いますが、しびれる緊迫した試合の中で来シーズンに向けての課題をしっかりと掴み取れたのは良かったです。
パワーカーブを習得できれば、打者の意識をそちらにも割くことができ、こだわりを持っているストレートでどんどん勝負できるようになって、1割台を目指したいというストレートの被打率を下げることにもつながるはず。
やはり競った場面での登板が増える勝ちパターンの中継ぎ投手ですから、自信を持ってストレートで勝負できるかどうかは大きいですからね。
来年も癖だという登板前の手首のストレッチを数多く見たいものです。
丸選手がFAで移籍したこともあって、人的補償で大成功を収めた一岡投手への注目が集まっていますが、高卒後専門学校を経てジャイアンツに入団した経歴も示すようにエリートには負けたくないという一岡投手の性格が間違いなく移籍したカープでの飛躍につながったんだと思います。
今回もそういう選手を獲れると良いですが…。
とにかくオフの間にしっかりと疲労が抜けるかどうか…今年も序盤苦しみましたが来年の勤続疲労は今シーズンのそれ以上のはずですからね。
来年もフル回転できれば1億円の大台も見えてきます。
人的補償の大成功例として、まだまだ活躍を期待しましょう!
来シーズンに向けて、一歩一歩準備を進めていこう、カープ!
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