僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

来春の1軍キャンプ帯同をつかむのは誰だ!? いよいよ始まった日南での秋季キャンプ 【閑話休題】

いよいよカープの秋季キャンプが始まっています。主力・ベテラン勢はシーズンの疲労を抜くことを優先して免除されますが、束の間のオフの前に若手中心になって集中的に練習を行える最後の機会。ここでアピールした選手は1軍キャンプスタートに近づくでしょうし、アピールの場としても有効です。今日はそんな秋のキャンプについて書いていこうと思います。

  

カープの秋季キャンプ

春のキャンプと同じく宮崎県日南市で行われています。

11日に始まって20日には終わる予定となっていますが、今年は日本シリーズに出た関係で例年より短く、15日のみが休養日の予定となっています(CSファイナル敗退の昨年は7日から21日まででした)。

例年、シーズン中に見つかった課題に集中的に取り組む場として有意義な時間が送られていますが、来春キャンプへ向けての若手のアピールの場としても非常に有効。

今年は新たにドミニカから練習生も参加していますし、活気のあるキャンプが期待できそうです。 

 

 

 

2018年の秋季キャンプメンバーは…

投手

加藤拓也

薮田和樹

床田寛樹

塹江敦哉

藤井皓哉

高橋樹也

山口翔

アドゥワ誠

長井良太

中村祐太

モンティージャ

 

捕手

磯村嘉孝

船越涼太

坂倉将吾

 

内野手

上本崇司

安部友裕

堂林翔太

桑原樹

庄司隼人

曽根海成

西川龍馬

メヒア

サンタナ

 

外野手

下水流昂

野間峻祥

サンチェス

 

 

 

昨年のドラフト1位中村選手の名前がありませんが、自打球の影響もあってメンバーから外れているみたいですね。

カープとしてはこの中から来年の春季キャンプで1軍帯同を勝ち取るような若手を何人出せるのか。

当然ですが4連覇を目指すうえで今年活躍した選手がそのまま活躍できる保証はないわけですし、不慮の怪我での主力の離脱も考えられます。

 

その中で選手層をどこまで厚くして戦力を底上げできるか。

緒方監督もその旨コメントしていますし、参加した選手たちももちろんそのつもりでしょう。

特に若い選手たちが1軍首脳陣に実際にプレーを見てもらえる機会は限られており、秋のキャンプは来春のキャンプに向けたアピールの場としての側面もあります。

  

投手陣の中では佐々岡コーチが名指しで指名した薮田投手、加藤投手はもちろんですが、参加した投手全員が初日からブルペン入りするなど白熱のスタートを見せているようです。

昨年のアドゥワ投手も秋のキャンプで首脳陣の目に留まって春季キャンプから1軍フル帯同でブルペンを支えてくれました。

投手参加最年長が26歳の薮田投手という若い面々ですが、アピールの機会は全員が虎視眈々と狙っているでしょう。

首脳陣は1クールごとに1度予定されている実戦形式の練習でのピッチング内容はもちろんのこと、フィールディングも含めた総合力を見る方針のようです。

 

 

 

一方の野手陣は1つのポジションだけでなく複数ポジション守れた方がチャンスが増えるというチームの危機管理にもつながる方針の下、坂倉選手や西川選手、メヒア選手が外野守備に精力的に取り組んでいます。

西川選手はファーストも習得しなければいけないため大忙しでしょう…本職としていたサードをあきらめるとなると、サードが安部選手か小窪選手かという層の薄いポジションになってしまうのが気がかりではありますが…。

東出コーチ曰く外野を守ることでスローイングが良くなるという副作用も期待しているとか…そうなれば本職のサードからの送球難という課題が解決されれば願ったりかなったりですが…。

 

坂倉選手の外野挑戦は若手捕手が必ずぶつかる出場機会の壁対策でしょう。

ただでさえ1軍投手をリードするためには経験が必要とされるポジションなのに加えて、曾澤選手というバリバリの強打の捕手がいる以上、キャッチャーでの出場機会は大量ビハインドの展開くらいでしか与えられそうにありません。

さらに石原選手、磯村選手がいる以上、第3捕手としてもまだ難しい。

2軍には中村選手もいて出場機会を分け合わないといけない。

 

そんな中で生き残る術としての外野挑戦は道理にかなっていますし、来年外野中心で試合に出たとしてもそれがそのまま捕手から外野転向を意味するものでもないでしょう。

打撃面で類まれなるセンスを見せてくれている中で、やはり1軍投手の生きた球と対峙する経験、そのレベルに慣れていくことは更なる成長に不可欠。

若いころの曾澤選手も経験したことですし、坂倉選手にもとなるのは違和感はありません。

実戦で守れるレベルまで上達できるかは本人のセンスもあるでしょうが…。

 

強化指定選手として指名されている野間、坂倉、西川、曽根各選手の進化はもちろんのこと、引退した新井選手の右打者の穴を埋めるためにも堂林選手、参加最年長となる下水流選手の奮起にも期待したいところです。

 

丸選手の去就がどうなるにしても、個々の選手のレベルアップとチームとしての現有戦力の底上げ・選手層の厚さを増すことは4連覇に向けて不可欠です。

1つでも実り多いキャンプになることを信じて…がんばれ、カープ!

  

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