今日マツダスタジアムの大型スクリーンが4億円弱かけて改修されるとのニュースが出ていましたね。シーズン中はできないメンテナンス・改修をするのはオフシーズンの恒例行事。ようやく少しずつシーズンが終わったことを実感できてきました。
過去の改修まとめ
2009年に開場されて以来、毎年のように改修されてきて今に至るマツダスタジアム。
昨年オフはアウトドアデッキが新設されたり、施設の改修ではなく運用面ですがビジターパフォーマンス席の分割が行われたりしました。
その前は開場以来初となる外野フェンスラバーの張り替えがニュースになり、芝生も定期的に入れ替えがなされています。
さすがに開場後数年のように大規模にスタンドの改修が行われることは減ってきたようには思いますが、それでもトイレの増設・改修やエレベーターの増設など増え続ける観客動員数に対応するために毎年のように球場に手を加えています。
2018年オフの目玉、大型スクリーン改修とは
今日各社で報道されている内容によると今オフの改修により遠隔地とライブで映像をつないでメッセージを発信できるようにするためというのが大きな目的の1つのようです。
もちろんビジョンも一回り大きくなり見やすくなるそうですが、報道されている松田オーナーのコメントを見る限りは入院している人たちと中継して映像を流したり、遠方にいるご家族からのメッセージを流したりと「心温まる」演出として使いたいとの意向が強いようです。
やはりカープ球団としては地方球団であることもあって絆、心温まるアットホームな空間としてマツダスタジアムを地域にさらに密着させていくことを軸に考えているようですね。
もちろん増え続ける観客来場者数への対応のために座席数を増設したり、内野自由席から指定席への運用切り替え、チケットの年間販売方式の変更、ビジターファンへの対応など他にも多くの要望が球団には寄せられていることかと思いますが、今回の大型ビジョン改修への大規模な投資はカープらしい要望・決断と言えると思います。
座席数の増設は今の短期的な盛り上がりだけでなく、長期的な計画が必要でしょうから、もちろん球団内で検討はされていると思いますがどういう判断材料があるかはちょっと分からないですね…ひょっとすると連覇が途切れたシーズンあるいはその翌年の観客動員まで見たいと思っているのかもしれません。
やっぱり強ければそれだけ観客動員は増えやすく、弱ければ減りやすいですからね…。
今回の改修はいずれまたやってくるであろう(決して来てほしくはないですが)優勝争いから遠ざかった時でもファンにスタジアムに足を運んでもらうための種まきをした、強い今だからこそ逆に長期的な視野に立つ…そんな考えがあってのことではないかと思います。
来年も多くの観客来場が見込まれるであろう中で、新しいスクリーンを使ってどういう演出を見せてくれるのか。
一番大事なのは投資規模に見合うだけの演出を見せてくれるか、どこまで施設を有効活用できるかだと思うので楽しみにしたいですね。
もちろんマツダスタジアムはプロ野球球団の本拠地ですから野球をメインにしながらもそこに絡めて魅力的なコンテンツの幅を広げていく。
野球に興味を持って来場する人を楽しませるのはもちろん、そうでない人も球場に来てくれたことをきっかけに野球を、そしてカープを好きになってもらう。
そういう努力は今後もカープが今の規模の収入を安定して得るため、ひいてはチームが安定して強くあるために必要不可欠だと思います。
今回の大型スクリーン改修はその一助となると信じて…来年の改修後のスクリーンお披露目を楽しみにしましょう!
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