9/24のベイスターズ戦は5-7でカープが敗れました。
幸先よく2回に2点を先制するも、やや不運なイレギュラーやエラーが重なって、ソト選手に浴びた2本のアーチも効いて逆転負け。マツダスタジアム開場以来最多の32950人のファンの前で今日胴上げをすることはできませんでした。スワローズも勝って優勝決定は明日に仕切り直しです。
試合感想
最高の滑り出しを見せた試合でしたが、今日は試合の流れをつかみきれなかった…どうも序盤の2点で少し浮ついてしまったような…地に足付けた戦いをしきれなかったような感じの試合となってしまいました。
ジョンソン投手の調子は良かった。
ボールの球威もありましたし制球もある程度投げたいところに投げられていました。
ただ精神的な脆さというか、いや、優勝の重圧がかかった中であれだけ不運な感じになるとイライラするなという方が無理なのかもしれませんが…。
西川選手の守備は織り込まないといけないと分かっていてもいざマウンドで投げていたらどうしようもない時もあるでしょう。
逆転された3回の先頭桑原選手のあたりはイレギュラーはしていましたが何とか前に止めてほしいところでした。
そして続く大和選手のあたりはセカンドに投げて間に合わず。
記録内野安打が示すようにファーストに投げても間に合わなかったような気はしますが、ジョンソン投手としては2つとも打たせた瞬間はアウトを計算してもおかしくない打球でした。
ここから宮崎選手に追い込んでからのチェンジアップにうまくあわされてタイムリーで1点を返されるとソト選手は追い込みながらも内角へ投げたカットボールが高かった…。
レフトスタンドに逆転のスリーランを叩き込まれてしまいました。
西川選手に言い訳できない守備が飛び出してしまったのが追加点を取られた6回。
先頭のロペス選手はタイミングが外れてバットの先での弱いサードゴロ。
体勢を崩したロペス選手はスタートも遅れ、全力疾走も怠っていました。
西川選手としては弱い当たりではありましたが捕球して余裕をもって送球できた。
それが中途半端なバウンドの送球となりバティスタ選手が逸らす間にセカンドへ。
いや、バティスタ選手の捕球ももう少しどうにかならなかったかというのはありますが、さすがにジョンソン投手もあれはがっくり来ますよ…
このランナーをバントと犠牲フライで返されてノーヒットで痛恨の追加点を奪われました。
7回にはアドゥワ投手がソト選手にこの日2本目の一発を浴びて4点ビハインドとなってかなりきつい展開となりました。
打線のほうは2回に幸先よく久々に先制点をとって昨日の良い流れを今日の試合に持ち込めたかに見えました。
1アウト1塁から石原選手の痛烈なセンターへのライナーを前進守備の桑原選手が打球の伸びを見誤って頭の上を越されるタイムリーツーベースで先制。
2アウト3塁から田中選手にもタイムリーが出て2点を取ってスタジアムの盛り上がりも優勝に向けて一気に最高潮へ。
逆転された直後にもバティスタ選手にレフトへのタイムリーが出て1点差。
点の取り合いのような形になり、次の一点をどちらが取るかという展開に持ち込みました。
そんな中での6回のエラーからのノーヒットでの失点が重かった…。
濱口投手を3回途中からリリーフしたエスコバー投手に勢いを止められて、ベイスターズのマシンガン継投の前に劣勢を中々挽回できませんでした。
4点ビハインドの7回には代打曽根選手のヒットをきっかけに2アウト3塁から丸選手が三嶋投手の甘く入ってきたスライダーを逃さずに反撃の2ラン。
ただ8回、9回は3人で抑え込まれて盛り上がる場面も作れずに敗れました。
西川選手、悔しいでしょう。
けど明日もスタメンで出て、やり返してください。
今シーズンのサードは安部選手の離脱もあって西川選手の定位置となっています。
確かに守備はプロのスタメンレベルではありませんが、打撃で補ってきてここまで試合に出てきたんです。
短期決戦では怖いですが、シーズンはそれで最後までいきましょう!
そして今オフに悔しさを蓄えておいて猛特訓してください。
今村投手が三者凡退で打ち取って、結果を残してくれたのは良かったですが、今日の収穫はそれくらいですね。
スワローズも勝って今日の優勝はお預け。
もう一度、勝った瞬間に胴上げができるチャンスをもらえたと思って、心機一転明日は勝ちますよ!
先発は久々の中村祐太投手。
ここから猛アピールでCSの先発を争うような好投を見せてもらえることを期待して…。
明日こそ!
球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!
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