8/10のジャイアンツ戦は9-3でカープが勝ちました。
先発の野村投手が石原選手のリードと息ぴったり。テンポよくアウトを重ねて試合を作ると打線は好調のメルセデス投手を攻略。鈴木誠也選手の効果的な一発もありましたが5番以降に並んだ野間、松山、西川各選手がきっちりと役割を果たしてくれました。止まらぬ6連勝です!
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 8 | 0 |
広島 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 2 | 2 | X | 9 | 17 | 0 |
投手情報
勝利投手 野村 (6勝2敗0S)
敗戦投手 メルセデス (3勝1敗0S)
セーブ 今村 (2勝1敗1S)
巨人 メルセデス、野上、中川 - 宇佐見、大城
広島 野村、一岡、ジャクソン、今村 - 石原
本塁打 鈴木19号(1回裏2ラン)、岡本21号(4回表ソロ)、鈴木20号(7回裏2ラン)、田中9号(8回裏2ラン)
試合感想
左のメルセデス投手相手に松山選手がスタメン…松山選手には失礼になりますが、バティスタ選手の調子が相当悪いと首脳陣は見ているのでしょう。
8月に入ってから打率2割ですから、左投手相手でも松山選手の方が期待を持てると踏んだのでしょう。
そして新井選手をスタメンで起用するつもりも、あまりないのだろうという少し寂しい現実を今日のスタメンオーダーに見ました。
あとは石原選手が久々にジョンソン投手以外のタイミングでスタメンマスクを被りました。
この辺りもメルセデス投手を警戒している感じが伝わってきましたね。
制球の良い野村投手ですからリードが生きやすいし、打ち合いの展開にはならなさそうだから最小失点で。
そんな感じの意図だったのでしょうか。
この采配が大当たりでしたね。
投げては野村投手がテンポよく打たせて取り、アウトを積み上げていきました。
先週尻上がりに調子を上げた時に何か掴んだか、初回のピンチを乗り切ると、制球良く緩急も上手く使ってジャイアンツ打線を手玉に取りました。
4回は2アウトから岡本選手に初球のカーブを狙われてレフトスタンドに運ばれましたが、あれは岡本選手が良く配球を読んで一振りで仕留めました。
7回まで投げ切って欲しかったですが、2アウトからピンチを作って亀井選手に勝負にいったストレートを弾き返され2点を失ったところで降板。
ですが、久々に野村投手のらしいピッチングが見られましたね。
一岡投手が続くピンチでマルティネス選手を高めのストレートで空振り三振に打ち取ると、4点リードの8回はジャクソン投手。
比較的楽な場面できっちり投げてもらいたかったですが、2本のヒットとフォアボールでノーアウト満塁。
ここで見切りをつけて今村投手へ継投。
復帰登板が厳しい場面となりましたが2三振に内野ゴロで無失点に切り抜けるパーフェクトリリーフ!
今日はここで勝負ありでしたね。
最終回も続投して三者凡退に抑えて今シーズン初セーブのオマケがつきましたが、6点リードの場面でなんで2イニング目をいかせたのか…意図はよく分かりませんでしたが、今後勝ちパターンを任せるに当たってもう少し見極めたかったのかもしれませんね。
ジャクソン投手が競った場面ではまだ怖すぎることが分かったのはまぁ良かったのかもしれません。
大差のビハインドで使って復調を待つのか、一度落とすのか、首脳陣の判断に注目です。
打線の方も並べた左打者が見事に機能して良い働きをしましたね。
それにしても鈴木誠也選手が絶好調。
初回、2アウト1塁から厳しいコースの内角ストレートにやや詰まらされながらもパワーでレフトスタンドまで持っていく先生のツーラン。
メルセデス投手の出鼻を見事に挫いてくれました。
1点差に迫られた4回は鈴木誠也選手、野間選手の連打でチャンスを作ると松山選手、西川選手が連続タイムリー。
6回にも野間選手以降の3選手の連打で1点を追加。
野間選手が5番に入ったことでヒットで3塁を楽々陥れることもできて完璧に機能しましたね。
いや、お見それしました。
2点差に迫られた7回には鈴木誠也選手の今日2本目の2ランで突き放して、ピンチを凌いだ8回は田中選手の2ランでだめ押し。
今日の攻撃は点の取り方、取るタイミング。
全てが素晴らしかったですね。
これで止まらぬ6連勝。
タイガースも好調で中々マジックはつきませんが、着実に優勝に近づいています。
この勢いで明日も取ってカード勝ち越しを決めましょう!
カープ8/11の試合展望
予告先発はカープが大瀬良投手、ジャイアンツは菅野投手です。
3度目の両エースの対決となりますね。
大瀬良投手はここまで18試合に先発して12勝5敗防御率は2.43。
先週のベイスターズ戦では8回1失点の好投で見事に勝利投手となっています。
今シーズンのジャイアンツ戦は3試合に投げて2勝1敗も防御率は2.04。
防御率は良いですが、皆さんご存知のとおり味方のエラーが絡んでの失点もかなりありますので数字ほど相手を押さえ込めているわけではありません。
実態としては防御率の倍くらいの失点率であると考えていただくと良いと思います。
ジャイアンツ各打者に対して打ち込まれている印象はないのですが、上手くフォアボールを取られて、それを基点に攻撃されているような印象です。
菅野投手との投げあい、過去2戦は6回2失点で敗戦投手、そして6回途中4失点で勝敗つかず。
今度こそ3度目の正直で、先週のように素晴らしいボールを投げ込んで、自身初のタイトル獲得に弾みをつけるようなピッチングを期待しましょう!
一方、カープ打線の相手は菅野投手です。
今シーズンは18試合に先発して9勝7敗防御率は2.81。
先週のドラゴンズ戦では5回4失点で勝敗つかずとなっています。
今シーズンの菅野投手は浮き沈みが激しいですね。
開幕当初の不調から持ち直して4月中旬以降素晴らしいピッチングを続けましたが7月以降は疲れも出たのか少し調子を落とし気味です。
カープとは4度対戦していて2勝2敗防御率3.81。
球界を代表する投手相手にカープ打線はここまでしっかり立ち向かえています。
昨年好相性だった田中選手は今シーズン押さえ込まれていますが、変わりに菊池選手、丸選手が今年はよく打てています。
野間選手、西川選手の左打者コンビも好相性ですので明日はスタメン起用が濃厚ではないでしょうか。
あとは意外とカープのピッチャーは菅野投手から打っていてそれが得点につながっています。
大瀬良投手も5打数2安打。
さすがに毎回上手くはいかないでしょうが、投手が打てばチャンスで上位に回っていき得点の確率は上がりますよね。
マツダスタジアムの力も借りて何とか明日も菅野投手を攻略してもらいましょう!
マジックはタイガースの粘りもあり今日もお預けとなりましたが確実に点灯する時の数字は減っています。
他力の部分はあまり気にせず、今きっちりできているように自分たちの試合に集中していきましょう!
球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!
⇩このブログの応援もよろしくお願いします♩