8/3のベイスターズ戦は6-7でカープが敗れました。
攻守ともにミスも出て、3点ビハインドで迎えた最終回。山崎投手相手にメヒア選手、會澤選手のタイムリーが飛び出し同点に追いつく驚異の粘りを見せました。その後はお互い粘り合いとなりましたが、代打ウィーランドの奇策に屈し、最後は倉本選手にサヨナラ打を打たれてしまいました。悔しすぎる…明日は絶対にやり返しますよ!
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 6 | 15 | 0 | 0 |
DeNA | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1X | 7 | 16 | 1 | 1 |
投手情報
勝利投手 藤岡 (1勝0敗0S)
敗戦投手 一岡 (1勝5敗1S)
セーブ なし
広島 野村、永川、高橋樹、中崎、フランスア、一岡 - 會澤、石原
DeNA 東、三上、三嶋、パットン、山崎、砂田、藤岡 - 嶺井
本塁打 メヒア2号(2回表ソロ)、丸23号(7回表ソロ)、宮崎17号(7回裏2ラン)
試合感想
カープとしては良い攻撃はしました…が、今日は再三のチャンスであと一本が出ない苦しい展開でした。
野村投手の送りバントミス2つもあったように(しかもいずれも決まっていれば次にヒットが出たので1点入っていたかもしれない場面)、ミスも出たのももう1点が取れなかった原因ですが。
まぁしかし9回、3点ビハインドで山崎投手相手によく追いつきましたね!
メヒア選手のミスを取り返そうという意地も見ましたし(走塁で足を痛めたようで心配ですが…)、會澤選手もよくあそこで1本打ってくれました。
6-6となってからは毎回のようにお互い得点圏にランナーを進めて勝ち越し機を作りながらもしのぎあい。
最後は峯井選手に代打ウィーランド投手の奇策もあり、倉本選手にサヨナラ打を打たれてしまいました…。
奇策がはまってしまったのが悔しい…一岡投手、大丈夫。
明日は絶対やり返しましょう!
さて、今日の試合の序盤ですが序盤は東投手の調子がよく、野村投手は制球がバラバラ。
そんな風に見えましたが先制したのはカープ。
2回にメヒア選手が高めに浮いた変化球を完璧に捉えて打った瞬間の2試合連続となるレフトスタンド上段へのソロホームラン。
さらに安部選手が外角低めの難しいストレートを鮮やかにセンターオーバーのツーベースとすると會澤選手はどん詰まりながらもレフトへのヒットでつなぎます。
野村投手は送りバント失敗となりますが、田中選手のセンター前方に上がったフライを桑原選手がは薄暮で見失ってラッキーなタイムリー2ベースで2点目を取りました。
その後も毎回のように東投手からランナーを得点圏に進めるものの、あと一本の場面で踏ん張られ続けて追加点が取れませんでした。
一方の野村投手はというと、初回、2回とランナーを2塁に背負うものの何とか踏ん張って0でしのぎますが、ボール先行、バッター有利のカウントで結構甘く入ったボールを打ち損じてくれていたラッキーな無失点でした。
そこが捕らえられたのがヒットを5本集められて逆転された3回。
同点に追いつかれてからの筒香選手の1塁側へのピッチャーゴロを野村投手が捕球時にバランスを崩して転倒、内野安打にしてしまったのが痛かった。
あれをアウトにできていれば勝ち越し点は取られなかった可能性もありますからね…。
それでも逆転された後何とか2アウト満塁のピンチはしのいで試合は壊しませんでした。
鈴木誠也選手のファインプレーにも助けられて4回以降は尻上がりに調子を上げて、6回なんて100球投げている中でも素晴らしい制球を見せてコーナーにビシバシ決まって下位打線相手とはいえ、三者連続三振。
オールスター明け3試合の中で一番良いイニングぐだった思います。
いや、今日の6回のバランスを忘れずに何とかきっかけを掴んでくれれば…
この好投が流れを呼び込んだか、7回には三嶋投手から丸選手が外角スライダーをしっかり我慢して捕らえて左中間スタンドに放り込む同点アーチ。
さぁこれからというところで7回は永川投手。
1番からの攻撃、カウントを悪くしても変化球でしっかりストライクを取って2アウトまでいってロペス選手。
一発警戒のところで初球、外角のスライダーを捕らえられると痛烈な打球がショート右へ。
抜けるだろうと思った当たりでしたが田中選手が飛び込んで好捕。
ファーストへの送球も体勢を立て直して早く、ファーストベース手前で余裕をもってワンバウンドのナイス送球。
メヒア選手が捕っていればスーパープレーで勢いづいて8回の攻撃へというところでしたがポロリ。
見てたカープファンは皆が皆がっくりきたでしょう…。
何とか抑えたいところでしたが筒香選手はフルカウントからのフォークを真芯でとらえる痛烈なライナー。
セカンドの菊池選手も飛び込みますが打球が早すぎて追いつけず、左中間深部まで打球が転がる間に勝ち越し点を許しました。
いや、ここまでは打たれましたが永川投手は良いボールを投げていました。
何とか1点差で踏ん張りたいところでしたが、宮崎投手に打たれた2ランは完全に失投。
ど真ん中にスライダーが入りました、あれは言い訳できません。
それにしても記録は内野安打とはなりましたがメヒア選手の捕球ミスが結果的には痛すぎました…
2アウトランナー無しでもミスをすると痛恨の失点につながる…高い授業料になりましたがこういう1軍でのしびれる場面でのプレーでのミスをモチベーションに、守備練習に励んでもらいましょう。
それでもあきらめないカープは8回を今シーズン初登板となった高橋樹也投手が抑えると9回。
山崎投手相手に3点差とかなり厳しい展開でしたが、2アウト2塁からメヒア選手が守備のミスを取り返そうと意地を見せて内角に入ってきたストレートをレフトオーバー。
ものすごい伸びのライナーで1点を返すと、安部選手がヒットでつないで1, 2塁。
この際にメヒア選手がセカンドベースを回ったところで足を捻ったか、つったのか…いずれにしても代走の堂林選手と交代…いや、守備の不安こそあれ打撃好調で1軍の戦力になってくれそうな気配が漂い始めたところだっただけに心配…。
続く會澤選手は逆球になって内角に来たスライダーを逃さずにレフトオーバーの起死回生同点の2点タイムリーツーベース。
3点リードにもかかわらず筒香選手に守備固めが出ていなかったのも助かりましたね。
その裏は中崎投手。
いや、フランスア投手かと思いましたが違いましたね…セオリーから行くと敵地での9回以降は抑え投手を勝ち越すまで取っておくものだと思いますが…
おそらくですが配置転換ではないでしょう、9回に同点に追いついて逆転のチャンスもあったというところで中崎投手の方が準備していたということでしょうか。
いずれにしても1発即サヨナラで長打のあるベイスターズの2番からをピンチ招きましたがしっかりと抑えてくれました。
10回は砂田投手から田中選手のフォアボールをきっかけに2アウト1, 2塁、バティスタ選手の場面でラミレス監督は今シーズン初登板となる藤岡投手を送りました。
いや、経験豊富なベテラン右腕とはいえこのしびれる場面で大胆な采配…そして2ボールのバッティングカウントから積極的に打ちにいきましたがサードゴロ。
甘いカットボールで打ちにいったのは良かったのですが打ち損じ。
いや、惜しすぎる…。
その裏はフランスア投手でしたが先頭の石川選手にヒットを浴びると送りバント、倉本選手にフォアボールで1アウト1, 2塁。
ここまで被打率わずか1割の左打者2人、しかも下位打線を塁に出してしまったのは誤算でしたが何とか踏ん張った。
2アウトから桑原選手にフォアボールを選ばれて満塁までいきましたがソト選手を三振に仕留めて何とかピンチを脱出。
11回は一岡投手、フランスア投手は大ピンチを背負って30球近く全力で投げていましたからイニングを跨がせなかったのは自然です…が、それでもここまでの使われ方を見ていると可能性はあっただけにホッとしました。
筒香選手にヒット、石川選手にフォアボールを選ばれて迎えた2アウト1, 2塁のピンチで何と嶺井選手に代打・ウィーランド投手!
いや、それは内野陣もマウンドに集まって一呼吸入れますよ…。
.240でホームランも1本打っていてバッティングが良いのは周知の事実ですが得点圏では6-0。
野手に投手の代打、出しますかね…。
しかし普通に考えたらあり得ないことをやるのがラミレス監督、そして見事に一岡投手の力みを誘ってフォアボールで2アウト満塁。
最後は倉本選手の当たりが無情にも一二塁間を破るサヨナラ打。
………。
この悔しさを忘れず、明日はやり返しましょう!
カープ8/4の試合展望
予告先発はカープが大瀬良投手、ベイスターズは京山投手です。
大瀬良投手はここまで17試合に先発して11勝5敗防御率は2.53。
先週のベイスターズ戦では6回4失点(自責は2)で敗戦投手となっています。
一発に泣き、味方のエラーの後に力んでしまう、そんな今シーズンの大瀬良投手の数少ない悪い部分が出てしまったゲームとなりました。
ちなみに被本塁打15本はリーグワーストタイ、自責点と失点の差=エラーの絡んだ失点9はリーグワーストです。
もちろん被本塁打が多いのは投げているイニング数が多いことも大いに関係していますが、被本塁打が比較的多いと投手というのは間違いないでしょう。
今シーズンベイスターズ相手には3試合で投げて2敗防御率は2.55。
何とかベイスターズ相手に白星を挙げて、今シーズンセリーグ5球団からの白星を達成して最多勝へ向けて弾みをつけて欲しいですね。
今日の試合で5安打と温めてしまった筒香選手を何とか再度冷やしてほしい…自身の最多勝のタイトルのためにも明日の快投に期待しましょう!
一方、カープ打線の相手は京山投手です。
今シーズンは8試合に先発して5勝2敗防御率は5.30。
先週のカープ戦では6回途中1失点で勝利投手となっています。
四死球でチャンスはもらいながらもあと1本が出ずに降板までに捕らえきることができなかった、そんな試合でした。
今シーズンカープ相手には3試合で2勝1敗。
防御率は5.54ながら、これは2回途中7失点KOされた登板に引っ張られてのもので3試合のうち2試合では好投されています。
カープ打線としては先週対戦したばかりでイメージも残っていて対策もしてくるはず。
2週続けて抑え込まれることはない!…はず。
今度こそ四死球をもらったあと、畳みかける一本が出ることに期待したいと思います。
カープとしては久々の連敗を大型連敗にしないことが大事。
8月の横浜でのサヨナラ負けというと嫌な記憶がよぎりますが、そんな過去とは明日できっぱり決別しましょう!
一岡投手も明日はやり返しますよ!!
球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!
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