いよいよ明日からは2位スワローズとの直接対決3連戦ですね。3連勝できればチーム史上最速マジック点灯の可能性も出てきており、シーズンは佳境。そんな中での先週の振り返りと明日の試合展望記事を合せた記事の第14弾です。
先週のセリーグ振り返り
カープはタイガース相手に甲子園で2勝1敗と勝ち越し。
マツダスタジアムでは昨日の試合は雨で流しましたが1勝1敗。
着実に白星を積み重ねています。
首脳陣のフランスアの起用方法には不安を覚えますが、懸案だった中継ぎ陣も今村投手、ジャクソン投手がいなくてもある程度整備されています。
打線は相変わらず好調、先発陣も大瀬良投手、ジョンソン投手、野村投手の3枚を中心にある程度試合を作れており、チーム状態は比較的良いと言って良いでしょう。
さて、現在のセリーグ順位表は以下の通り、カッコ内は先週の結果です。
1. 広島 51勝35敗1分 - (3勝2敗)
2. ヤクルト 43勝44敗1分 8.5 (5勝1敗)
3. 巨人 44勝49敗1分 10.5 (1勝5敗)
4. DeNA 41勝46敗2分 10.5 (3勝2敗)
5. 阪神 39勝45敗1分 11.0 (2勝3敗)
6. 中日 41勝51敗1分 13.0 (3勝3敗)
2位にあがってきたのは7連勝を記録するなど先週5勝1敗で勢いに乗るスワローズです。
交流戦で優勝を飾った後、リーグ戦再開直後の5連勝の後の8連敗、そして今回のオールスター明けの7連勝と起伏の非常に大きいチームですが、着実に借金は減らしており勢いから言えば今後のライバルになってきそうなチームです。
何よりリーグ首位の打率、カープに次ぐ2位の得点力を誇る打線が元気です。
そして課題の投手陣もまだまだ防御率こそ悪いですが先発はブキャナン投手、小川投手に加えてカラシティー投手を中継ぎから回したことである程度陣容が整いました。
さらに中継ぎも中尾、近藤、石山各投手を軸に整備されてきており、戦える形になっています。
明日からは神宮3連戦。
結果次第では最短でのマジック点灯の可能性があるカープですが、その逆、一気にゲーム差を詰められる可能性も…。
今シーズンは2位との直接対決でついこの間のジャイアンツ戦3連勝だけでなく、その前から圧倒的な数字を残してい独走態勢を築き上げてきたカープですが、考えることはまずは1つ勝つこと、他のことは追々考えましょう。
とにかく明日から注目の3連戦です。
好調だったジャイアンツもカープとの3連戦3連敗で流れが一変。
上原投手、マシソン投手といった救援陣の登録抹消が相次いでおり非常に苦しい状態です。
ベイスターズ、タイガースとの油断ならないAクラス争いがしばらく続きそうですね。
ドラゴンズも良く踏ん張っており、スワローズからドラゴンズまではまだまだどう順位が入れ替わってもおかしくありません。
カープとしてはこの間のジャイアンツのように、やはり抜け出しつつスワローズを叩いて独走状態を確定、他5球団の目線をAクラス争いに縛り付けておきたいところです。
…と言いながらもカープとしては他のチームをあまり気にせず1つずつ白星を積み上げていくことが3連覇への近道。
神宮、横浜とホームランの多い打線を相手に敵地の比較的狭い球場での6連戦が続くだけに、乱打戦の末の劇的なサヨナラ負けなんて食らった日には一気に流れを悪くして連敗につながりかねません。
まずは神宮で1勝、そして勝ち越しを。
地に足つけて、目の前の1勝を拾っていきましょう!
7/31 スワローズ戦展望
予告先発はカープがジョンソン投手、スワローズが小川投手です。
ジョンソン投手はここまで14試合に先発して7勝2敗防御率は3.05。
先週のタイガース戦では7回途中1失点の好投で勝利投手となっており、登板3試合続けて勝利投手となっています。
いずれも7月中の登板で今月は3戦3勝防御率は1.66で平均7回以上を投げてくれており非常に安定したピッチングを見せてくれており、防御率も2点台が見えるところまできています。
今シーズンスワローズ戦は2試合に投げて1勝1敗防御率は3.38ながら神宮では1度の登板で5回3失点。
ただそのときより確実に状態は良いですからやってくれるはずです。
明日もきっちり試合を作ってもらって敵地6連戦を良い形でスタートさせてもらいましょう!
一方、カープ打線の相手は小川投手です。
ここまで10試合に先発して5勝3敗で防御率は2.31。
先週のジャイアンツ戦では7回途中2失点で勝利投手となっています。
6月は4戦3勝0敗防御率は1.08、7月も3戦1勝1敗ながら防御率は1.31。
脅威の安定感でスワローズの巻き返しを引っ張っている小川投手が明日の相手です。
いや、6月以降7試合に投げて全て6回以上投げて2失点以内。
3失点すらしていないという安定感、いや凄すぎますね。
カープとは復帰直後の5月に1度対戦していてそのときは4回1失点、5回の攻撃で代打を送られて降板、チームも0-1で敗れたために敗戦投手となっています。
カープは九里投手が8回無失点の素晴らしいピッチングで接戦を制した試合でした。
明日は両投手ともに好調ということで投手戦の気配が漂いますがどうなるでしょうか。
両打線共に強力ですが、投手戦でありがちな失投を逃さず捕らえられた方、フォアボールやエラーを含めてミスにつけ込めた方が主導権を握る展開になるのでしょうか。
いずれにしてもカープとしては初戦を取ってスワローズの出鼻を挫いておきたいですね。
スワローズはこの前のジャイアンツと同じように3連勝を狙って意気込んできているでしょう。
この間と違って今回は敵地での対戦ということでそう簡単にはいかないでしょうが完投のカープファンもスタンドを真っ赤に染めてくれます。
がっぷり四つに組んでのこれぞプロ野球という試合が明日は期待できそうですね!
ファンも含めてチーム一丸、チーム史上初の三連覇へ向けて一戦一戦頑張ろう、カープ!
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