7/16のドラゴンズ戦は5-1でカープが勝ちました。
ジョンソン投手の好投で白星を掴みましたが中継ぎ陣の課題は相変わらず。そして鈴木誠也選手にまたもアクシデント…自打球を当てて今度は左足を負傷…代打を送られて途中交代となり、今後へ向けて心配事が尽きません…。
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 5 | 14 | 0 |
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 9 | 1 |
投手情報
勝利投手 ジョンソン (6勝2敗0S)
敗戦投手 吉見 (3勝3敗0S)
セーブ なし
広島 ジョンソン、ジャクソン、フランスア、中崎 - 石原
中日 吉見、岡田、祖父江、岩瀬、田島 - 大野奨
本塁打 丸18号(1回表ソロ)、松山8号(2回表ソロ)
試合感想
試合前の公示で鈴木誠也選手が抹消されずに一安心、そして今日のスタメンオーダーにも名を連ねてさらに一安心。
試合が始まって初回の1打席目、オールスターでは左手の指を痛めたということでがちがちにテーピングはしていたそうですが、バットはしっかり振れているようでだましだまし何とかなりそうか、そう思っていた矢先でした。
6回の第三打席、内角低めへの吉見投手のシュートを振り抜きますが打球が左足内側、レガースの無い脛の当たりに直撃。
治療のためにベンチに下がりますが、そのまま代打の下水流選手が送られました。
いや、本当に心配…。
ただでさえ右足は昨年の怪我の影響でシーズン前から万全じゃないでしょうし、左手に今度は左足まで…。
まだ7月、幸い2位ともまだゲーム差が離れていて数試合休んでもらうだけの余裕はあります。
数試合休んで回復が見込める程度の怪我であれば是非先を見据えて休んでもらいたい…とにかく心配です。
登録抹消まではつながらないことを祈りつつ続報を待ちましょう。
さて、試合の方ですがジョンソン投手が見事に首脳陣の期待に応えてくれました。
7回を投げて116球6安打1四球8奪三振1失点と内容も素晴らしかったです。
特に2回から3回にかけての5者連続三振は圧巻でした。
内外角への制球が見事に決まっていて、面白いように相手のバットに空を切らせました。
唯一のピンチだった6回のノーアウト2, 3塁も田中選手の好守に助けられて1点で凌いで、7回に打席が回ってきても続投してきっちり無失点。
いや、頼もしい左腕エースが帰ってきましたよ!
しかし今一番の課題である中継ぎ陣は不安…。
7回はジョンソン投手に続投してもらいましたが、8回のジャクソン投手。
いや、これはハマってしまいましたか…これで登板3試合連続の失点。
昨年もこれくらいの時期にありましたが長引きそうなやつですね…
平田選手のダブルプレーとフランスア投手の好救援のおかげで無失点にはなりましたが打者4人に対して2四球1安打。
6月は防御率5.06ですし、今月の2登板を見ても「今の」ジャクソン投手は怖くて8回を任せられる状態ではないでしょう。
一岡投手とフランスア投手で当面凌ぐしかないか…ジャクソン投手にはもう少し楽な場面で投げてもらって復調を待ちたいところです。
まだ本当の勝負所までは少しあります、その時にまた8回を任せられる状態に上げてくれると信じて…頑張れ、ジャクソン投手!
しかしフランスア投手には救われました。
一発出れば同点という場面でストレート勝負を選択できるあの球威。
コントロールには一抹の不安はありますが、今村投手に目途が立つまではジャクソン投手と入れ替わる形で勝ちパターンに組み込まれてきそうな予感漂う好リリーフでしたね。
最終回の中崎投手も連打を許してヒヤリとする内容でしたが無失点。
いや、中崎投手の代わりはいませんから何とかお願いします…得意の夏場ですし自身初タイトルもかかっていますし…。
期待してますよ!
打線は今日は残塁も多かったですが効果的に追加点を取れましたね。
チャンスを作れば作るだけ得点の機会は増える、チャンスでの一本にこだわりすぎない攻撃でしっかりと得点を奪えました。
走塁死もいくつかありましたが先の塁を狙う意識の表れということでしょう…とはいえ西川選手のはともかく石原選手のはあれでしたが…。
初回、吉見選手の調子があまり良くなさそうだったところで丸選手が一発お見舞いしました。
2-1から外角低めを狙ったスライダーが真ん中高めに甘く入ってきた失投を逃さずにレフトスタンドに叩き込んで先制点。
やっぱりオールスターに出るべき選手だったのは間違いない、そう強く感じさせてくれる一発で後半戦最初の得点を奪いました。
続く2回には今度は松山選手。
2ボールからこれまた外を狙ったスライダーが逆球となって内角に入ってきたところを逃さずにすくい上げてレフトスタンドまで運んで追加点。
4回には2アウトから西川選手のツーベースでチャンスを作って、石原選手が外角のスライダーに上手く合わせてセンター前に運ぶタイムリーで3点目。
大量点を取れそうな感じでしたが、相手の再三の好守もあり調子のよくなさそうな吉見投手に粘られていただけにこの3点目を取れたのは大きかったですね。
2アウト2塁、次がジョンソン投手のところで勝負にきて打たれた、相手に与えたダメージは大きかったと思います、中途半端な走塁死をせずジョンソン投手まで打席を回していれば完璧でしたが、ミスを補って余りある一打でした。
その後もチャンスは作りますが吉見投手に粘られますが8回。
野間選手が猛打賞となるスタンディングトリプルで1アウト3塁のチャンスを作ると、西川選手が同じく猛打賞となるライトへのタイムリーで待望の追加点。
その裏のピンチを考えると本当に大きな1点でした。
そして9回には2アウト3塁から野間選手の今日4本目のヒットとなるタイムリーが飛び出しダメ押し。
いや、鈴木誠也選手の離脱危機での野間選手の復調は本当に大きいです。
西川選手も安部選手の昇格で刺激を受けたか猛打賞でしたし、頼もしい、そして素晴らしい下位打線の大活躍でしたね!
鈴木誠也選手の状態はとにかく心配…
先行きは怪しいですがカープの強さはこの選手層にあります。
何があるか分かりませんがこの先も一戦一戦、全力で戦って白星をつみあげましょう!
カープ7/17の試合展望
予告先発はカープが九里投手、ドラゴンズは笠原投手です。
九里投手はここまで13試合に登板、うち8試合で先発して3勝2敗防御率は4.17。
前回登板となった6/27のジャイアンツ戦では6回4失点ながら打線の援護に恵まれ勝利投手となっています。
そこから3週間空いての明日の登板です。
今シーズンドラゴンズ戦は2試合に登板して0勝0敗防御率は4.91。
マツダスタジアムで7回途中までで13被安打を浴びたドラゴンズ打線との相性は決して良いとはいえないでしょう。
ただここまでの九里投手が見せてくれているように余計なフォアボールを与えず、ヒットだけであれば大量点を取られる可能性は抑えられます。
打線の援護を信じて、粘りのピッチングで試合を作るピッチングをみせてもらいたいところです。
一方、カープ打線の相手は笠原投手です。
今シーズンは10試合に登板、うち7試合に先発して0勝2敗防御率は6.17。
7/9のベイスターズ戦では5回2失点で勝敗つかずとなっています。
カープ戦では1試合に先発して6回4失点で1敗。
ただし5月半ばに登録抹消されて、6月半ばに再昇格して以降は3試合の先発でしっかり試合を作っており油断は禁物です。
特に復帰初戦となった交流戦でのライオンズ戦は7回2安打無失点の素晴らしいピッチングを見せており、シーズン防御率よりも最近は内容のあるピッチングを見せており要警戒です。
攻略の鍵は右打者の長打が握っていそう…明日は右打者を並べるオーダーが見られるかもしれません。
何はともあれ明日はまずは鈴木誠也選手が抹消されないかどうかです。
抹消されなければスタメンに名前がなくてもいいです、軽症でありますように…
チームとしてはせっかくナゴヤドームで初戦を取ったんですからこの勢いでカード勝ち越しスタートといきましょう!
そろそろ貯金13、今シーズン最多の数字を見せてください!
球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!
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