5/31のライオンズ戦は7-12でカープが敗れました。
2回に味方の2つのエラーも絡んで1アウトを取った時にはまさかの10失点。久々登板の薮田投手がまたしても背信投球で試合の大勢決しました。打線はよく反撃しましたが敗戦です。
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
西武 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 12 | 14 | 0 |
広島 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 7 | 10 | 2 |
投手情報
勝利投手 ウルフ (2勝1敗0S)
敗戦投手 薮田 (2勝1敗0S)
セーブ なし
西武 ウルフ、松本、ワグナー、小石 - 森、岡田
広島 薮田、藤井皓、佐藤、アドゥワ - 磯村、會澤
本塁打 秋山8号(2回表3ラン)
試合感想
今日は2回で試合の大勢が決してしまいました。
薮田投手がまさかここまでという大炎上。
初回、ボール先行ながらも何とか無失点に抑えて、打線も先制して良さそうな流れだっただけに残念。
味方のエラーも絡みましたが、あそこまでアウトを取れなかったら守りのせいにはできません。
連打とフォアボールでノーアウト満塁とすると、この3連戦よいようにやられている金子選手に逆転2点タイムリーを浴びます。
ここでウルフ投手の送りバントを松山選手がサードに悪送球してさらに1点を失うと、秋山選手にライトスタンドに叩き込まれてあっという間に6失点。
ここで終わればまだ何とか…そんな場面でヒットとフォアボールで再びチャンスを招くと、山川選手にタイムリーを打たれてさらに1点。
栗山選手の当たりをセンターの丸選手がまさかの落球、外崎選手の2点タイムリーツーベースで突き放されると、森選手は犠牲フライ。
ようやく1アウトを取れた時にはとっくに打者一巡してスコアボードには二けた10点が刻まれていました。
3回はまだしも打席がその裏に回ってきても4回も続投させたのは中継ぎ投手の温存か、はたまた薮田投手に何か掴んでほしいという期待の表れか。
いずれにしても今日の試合はこの回で大勢決しました。
後を受けた藤井投手は3回を投げて1アウト満塁のピンチを2度背負う不安定さながら1失点に抑えて、良い経験を積んでくれていると思います。
ただ今日のような展開ならまだしも、もう少し競ったビハインドのロングリリーフで使うにはまだまだかなというような内容でした。
だからといってまた入れ替えない限りは代わりになる投手もいなさそうですし、今日の3回1失点という数字をみてこのポジションでまた次も投げてもらうんでしょうかね。
一軍の水に慣れてもう一段階上のピッチングを見せてくれることに期待です。
今日光ったのは8回に三者連続三振を奪った佐藤祥万投手。
良い内容のピッチングを続けてくれれば待望の左の中継ぎ投手なだけに居場所は十分。
このチャンスを自らの腕でつかみ取って欲しい、苦労人だけに報われるチャンスを生かしてほしいですね。
アドゥワ投手はお疲れ気味か、驚異的な粘り強さの影が薄れています。
ただ単に確率的にこれまでの分の揺れ戻りがある感じなのかもしれませんが…ロングリリーフ枠を担ってくれると心強いのですが、中田投手がいない中ではそのポジションという位置づけなのか。
やはり投手陣も離脱者の分が重くのしかかっていて昨年のような手厚い布陣とはいきませんね。
野手陣はよくあそこまで粘って攻撃できたと思います。
初回、ウルフ投手から幸先よく鈴木誠也選手のタイムリーで先制したものの、次の攻撃は9点ビハインド…。
それでも4回にフォアボールとヒットにワイルドピッチが絡んでノーアウト2, 3塁のチャンスを作ると、松山選手、野間選手に連続タイムリー内野安打が出て反撃ムードに。
さらに西川選手にもヒットが出てノーアウト満塁。
…が、磯村選手ファーストゴロに代打のエルドレッド選手が最悪のダブルプレー。
ほんの少しだけ差した希望の光を失ってしまいました。
6回に鈴木誠也選手の猛打賞となるツーベースから野間選手の内野ゴロで1点を返して、8回にも2アウトから野間選手のタイムリー、代打新井選手のショート強襲の2点タイムリーが出て3点を返しますが反撃もここまで。
むしろこの試合展開でよく7点も取ったと思います。
ここ5試合連続7失点以上で1勝4敗、昨日は本当によく1勝を拾いました。
先発が崩れるパターン、中継ぎが崩れるパターン両方あるからもう大変です。
交流戦痛い地元での負け越しスタートとなりましたが、大きく崩れないためにも守りの立て直しが先決。
投打の歯車が中々かみあいませんが、明日は投手陣の踏ん張り、そしてそれを支える野手陣のしっかりとした守りに期待しましょう。
カープ6/1の試合展望
明日からカープは千葉に移動してマリーンズとの3連戦です。
予告先発はカープが大瀬良投手、マリーンズは涌井投手です。
大瀬良投手はここまで9試合に先発して7勝2敗防御率は2.34。
先週のドラゴンズ戦では9回3失点と今シーズン2度目の完投で勝利投手となっています。
今シーズンここまでエースと呼ぶにふさわしい、素晴らしい投球を続けて勝ち星を積み上げている大瀬良投手。
平均で7回近いイニングを投げてくれており、中継ぎ陣の負担軽減にも大きく貢献しています。
先週からついにカードの頭を任されていますので、今後は相手もエース級との対戦が増えるでしょうが、 交流戦でも今シーズンの自分のピッチングをしてくれれば結果はついてくるはず。
現状頼みの柱である大瀬良投手に投手陣崩壊を食い止めるような、ここまでの素晴らしいピッチングを明日も続けてくれることを期待しましょう!
一方、カープ打線の相手は涌井投手です。
今シーズンここまで9試合に登板、4勝4敗防御率は3.96となっています。
先週のバファローズ戦では7回途中9失点と炎上して敗戦投手となっています。
5月に入ってやや調子を落としているか、登板4試合のうち2試合で試合を壊してしまっている涌井投手。
それでも残りの2試合は7回を投げて3失点以内に抑えて勝利投手となっており、悪いなりに結果をしっかりと残す試合もあるのは経験のなせる業でしょうか。
初めてDHを起用できる明日の試合、病み上がりの丸選手をDHに回すのか、松山選手にDHを割くのか。
ここまで右打者に苦戦する傾向がありますので、どのような打線を組むのかも楽しみですね。
昨日の劇的サヨナラの余韻は一気に冷めました。
ロッテは第2戦に安定感抜群のボルシンガー投手が出てくるでしょうから、交流戦第一週を5割で踏ん張るためにも明日の試合は落とせません。
苦しい、でも何とか踏ん張らないと。
そんな明日の試合、応援するのも簡単ではない時期ですが、好転するきっかけは自分たちでつかみ取るしかありません!
球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!
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