僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

苦しい先発事情 中5日ローテは吉か凶か 先週のセリーグまとめと4/24試合展望

先週に引き続き、第4週セ・リーグの振り返りと火曜日の試合展望記事を合せた記事の第四弾です。

先週の振り返り

カープはスワローズとの地元マツダスタジアムでの3連戦を3連勝と絶好のスタートを切りましたが、ドラゴンズとのナゴヤドームでの敵地3連戦を3連敗。

失速して週全体では3勝3敗で五分。

 

 

金曜日の試合で7回に5点を奪って逆転するも3連投以上となっていた勝ちパターンの投手を温存する決断を下して起用した中田投手が炎上、大逆転負けをしたのをきっかけに投打の歯車がやや狂い始めたように見えます。

個人的には長い目で見てあの継投は擁護派なんですが、結果としてチームとして新たな踏ん張り時を作ってしまったかもしれないとは思います。

 

 

現在のリーグ順位表は以下の通り、カッコ内は直近1週間の結果です。

 

1. DeNA 11勝7敗  -  (2勝2敗)

2. 広島 12勝9敗 0.5 (3勝3敗)

3. 阪神 9勝10敗 2.5 (2勝3敗)

4. 巨人 9勝11敗 3.0 (4勝1敗) 

5. 中日 9勝11敗 3.0 (3勝2敗)

6. ヤクルト 9勝11敗 3.0 (1勝4敗) 

 

 

 

今シーズンのセリーグはご覧の通りで混戦状態。

どこも決め手がなく、調子を上げたり下げたり、ここまでめまぐるしく勢力図が入れ替わっています。

 

今週好調だったのがジャイアンツ。

期待の菅野投手、田口投手、野上投手が揃って好投してタイガース相手に甲子園で3連勝を決め、ようやくエンジンがかかってきて、さぁここから、といったところでしょうか。

 

首位のDeNAはウィーランド投手が復帰し、今永投手も明日復帰。

昨シーズンまででも充実の先発ローテーションに今シーズンから東投手、京山投手、バリオス投手の3枚が加わり、これからさらに濱口投手も復帰すれば、ますます強固なローテーションを組むことが可能になるかと思います。

長いシーズン誰かが不調に陥ったり離脱することになっても石田投手や飯塚投手を加えて、誰が投げてもある程度期待できる投手が揃っており、大崩れしそうにありません。

 

打線の核もしっかりしていますし、長いシーズンで結果を残すのに必要な戦力は整っているように見えます。

間違いなくペナントレースを争う強力なライバルになってきそうです。

カープとしてもベイスターズのように特に投手陣に新戦力の台頭が望まれるところです。

 

ドラゴンズも崩れそうになりながらもビシエド選手に代わったモヤ選手が鮮烈デビュー。

息を吹き返してカープとしては本当に手痛い目にあいました。

 

今週のカープは横浜スタジアムでの敵地3連戦の後、金曜日1日休んでゴールデンウィークの9連戦へと向かいます。

ベイスターズの先発はおそらく今永投手、京山投手、東投手の3枚。

敵地での苦戦が予想されますが、何とか連敗を止めないといけませんね。

カープは金曜にゲームがないので中村祐太投手、岡田投手、野村投手を中5日で持ってくる可能性が高いでしょうか。

 

その後の9連戦は中6日でジョンソン投手を初戦に持ってこれますから苦しい先発の台所事情ではこの起用になりますかね。

9連戦初戦から投手をつぎ込まないといけない展開は避けたいですし、そういう意味では今シーズン一番信用できるのがジョンソン投手でしょう。

 

明後日は岡田投手ではなく高橋昂也投手あるいは別の投手を持ってきて、ここ数戦不調の野村投手を9連戦3戦目の月曜に回して登板間隔を空けて、調整する時間を与える可能性もありますが…このあたりの采配でも現状の捉え方、先の見据え方といった首脳陣の考えが透けて見えてくるかもしれませんね。

 

ここまでカープは1試合も休養日あるいは雨天中止がなく消化試合数は単独1位。

その代りといってはあれですが、9連戦が終わった翌週は休養日もありますし、マツダスタジアム5連戦なので移動する必要もありません。

9連戦まで、特に明日からのベイスターズ3連戦で踏ん張ってマツダスタジアムに帰れれば、また勢いに乗って行ける可能性は十二分です。

 

チーム状況がそれほど良くない中、誰が、そして何をきっかけにして打開してくれるのか、楽しみに応援したいと思います! 

 

 

 

4/24 ベイスターズ戦展望

予告先発はカープが中村祐太投手、ベイスターズが今永投手です。

 

中村祐太投手は先週のスワローズ戦で今シーズン初登板を果たし、7回2安打3四死球1失点と本当に素晴らしいピッチングを見せてくれました。

先発陣の台所事情が非常に厳しい中、救世主としての働きをしてくれたといってよいでしょう。

 

先週の活躍が認められての中5日でのカード初戦の登板となりますが、今週もその勢いを持続できるか。

前回も2軍戦から中5日での一軍登板でしたが、今回の中5日は前回とは疲れも多少違うかもしれません。

 

昨年のベイスターズ戦は4試合に登板して1勝1敗防御率は5.00。

特に筒香選手に6-4、ロペス選手に9-4と打ち込まれているだけに、中軸の前にいかにランナーを出さないかがいつも以上にカギとなりそうです。

 

中軸の前を打つ9番の倉本選手、1番の神里選手が苦手とする左打者。

去年からの成長の跡を見せて、先週のピッチングが偶然でないことを証明する、そんな登板としてくれることに期待です!

 

一方、カープ打線の相手は今永投手です。

今永投手は左肩の違和感ということで3月中旬に離脱、無理をさせない方針で開幕には間に合いませんでしたが、4月早々、無事に実戦復帰。

 

2軍戦では4試合で12 2/3回を投げて防御率は2.84とまずまず。

実戦復帰してから絶好調とはいきませんが、満を持して明日は今シーズン初登板となります。

 

昨年のカープ戦は6試合に登板して1勝2敗防御率は3.52。

バティスタ選手がホームラン2本と好相性の一方で丸選手は19-0とからっきし。

丸選手が昨年10打席以上対戦してヒットを打てなかったのは菅野投手とただ2人という相性の悪さです。

さらに調子を落としている中での明日の対戦、丸選手の意地に期待ですね。

 

松山選手、田中選手も去年の対戦打率4割を超えていますし、早い回に中村祐太投手を援護して主導権を握っていきたいところです。

 

今日、堂林選手、美間選手が抹消され、明日は野手陣にテコ入れがなされます。

鈴木誠也選手は今永投手に7-4と好相性だけに先発出場が実現すれば夢は膨らみますが、無理をさせる時期ではありません。

昨年長期離脱につながったケガをしたちょっと嫌なスタジアムでもありますし…明日も代打待機になるのではないでしょうか。

  

とにかくスタメンの野手陣には復帰の今永投手を立ち上がりから攻めたてて、中村祐太投手を楽にしてもらいましょう!

 

横浜での3連戦で連敗を止めてきっかけをつかんでマツダスタジアムに帰りたい!

何とかマツダでの3連戦負け越したお返しをしたい!

3連敗で迎える大事な3連戦の初戦、勝ちにかける気持ちがプレーを通じて伝わってくる、そんな熱い試合を期待しましょう。

  

リーグ3連覇、そしてその先の日本一へ!

ファンも含めてチーム一丸、一戦一戦明日も頑張ろう、カープ!

  

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