僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

4/11のカープ 待った無しの正念場 力はある!原点回帰を! 阪神戦

4/11のタイガース戦は1-4でカープが敗れました。

2年ぶりの登板となった中村恭平投手が何とか粘りのピッチングを見せるものの打線は相手ルーキーの高橋遥人投手を攻略できず。元気なく4連敗で首位陥落です。

 

試合記録

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 4 0
阪神 1 0 0 0 3 0 0 0 X 4 6 1

 

投手情報 

勝利投手 高橋遥 (1勝0敗0S)

敗戦投手 中村恭 (0勝1敗0S)

セーブ ドリス (0勝0敗5S)

広島 中村恭、中田、九里、アドゥワ - 會澤

阪神 高橋遥、岩崎、桑原、ドリス - 梅野

本塁打   なし

 

 

試合感想

今日の先発は2年ぶりの1軍登板となった中村恭平投手。

立ち上がり、1アウトからフォアボールを出すと、続く糸井選手に低めのストレートをショート頭上にライナーで運ばれると、その打球が左中間を深々と破る間に先制点を許します。

  

いきなりの失点にずるずるいきそうなところでしたが、ロサリオ選手、大山選手を打ち取り、最小失点で立ち上がりました。

 

その後も3回、4回と得点圏にランナーを背負いながらも何とか無失点でしのいで試合を作っていきます。

 

しかし5回。

1番からの打順で1アウトからヒットで出塁を許すと糸井選手、ロサリオ選手に連続四球で満塁。

1アウト1塁で糸井選手を迎えた場面では初回、上手く打たれた印象が尾を引いていたでしょうか、どことなく逃げ腰のピッチングになってしまっていたように見えました。

ロサリオ選手にはその影響か、投げたいところに投げられなくなってしまいましたね。

 

何とか気持ちを入れ替えて抑えたいところでしたが、続く大山選手にもフルカウントから痛恨の押し出しフォアボールを出して2点目を失ったところで降板。

後がないチャンスで何とか粘りのピッチングを見せてくれていただけに本当に残念な降板の仕方でした。

 

後を受けたのは中田投手。

代わり端の初球、外角のストレートを俊介選手に流し打たれ、ライト前へのヒットかと思いましたが堂林選手が一か八か飛び込んでダイレクトでキャッチするファインプレー。

 

2アウトまでこぎつけ、無失点でしのげば流れがきそうなところでしたが糸原選手にレフトへの2点タイムリーを浴び、4点差に広げられてしまいます。

 

ここを何とか抑えていれば…という場面でしたが毎回毎回厳しい場面を無失点ではしのげませんね…。

堂林選手の気迫あふれるプレーの流れを攻撃に繋げられず、非常に大きな場面だったと思います。

 

その後は九里投手、アドゥワ投手のリレー。

二人とも無失点と試合を壊さないでくれましたが、これだけビハインドで投げる投手の登板がかさんでいるのが辛いところです。

 

打つ方ではルーキーの高橋投手の前にランナーすらなかなか出せませんでした。

カープの打者がとらえられると思って積極的に振りに行きましたが中々とらえられませんでしたね。

メヒア選手を初めて4番に据えるなど、首脳陣も何とかしようとする姿勢は見えましたが、今日は実りませんでした。

 

それにしても高橋投手は金本監督がとらえにくいストレートと評しただけのことはありましたね。

課題とされていた制球面もカープの選手が積極的に振りにいったこともありますが、カープ投手陣とは対照的にフォアボールもゼロ。

敵ながら素晴らしいピッチングでした。

 

…とは言いながらもカープ打線が当たっている時であればこんな展開にはならなかったでしょうから、打線の湿り具合が気になりますね。

開幕以降7試合連続で5点取っていた好調ぶりの反動が出ている感じでしょうか。

 

フォアボールが重なる投手陣の悪いリズムに引っ張られているというのは少し違うような気がします。

週末のベイスターズ戦から雲行きは怪しかったですからね…

 

こういう時に積極的に打ちに行くことで状況が打開できる時もあるのでしょうが、ボール球を振ってしまったり、とらえられずに凡退を重ねると今日のように相手を助けて淡白な攻撃になってしまいますね、諸刃の剣です。

 

 

8回に代わった岩崎投手から相手のエラーとフォアボールでチャンスをもらうと、代打のエルドレッド選手のタイムリーツーベースで1点を返すのがやっと。

続く2アウト2, 3塁で田中選手はセカンドゴロに倒れて勝負ありとなりました。

 

思っていたよりも早く、最初の正念場がやってきています。

敵地6連戦でマツダスタジアムのファンの力は借りられません。

選手たちの地力が試されます。

 

苦しい時こそ、空元気でも声を出して雰囲気を作っていきましょう!

首位陥落とかはこの時期ですし、気にする必要は全くありません。

今一度原点に立ち返り、打者も投手も目の前の一球一球、一打席一打席で相手に必死に勝つこと。

その先にチームの勝利があるはずです。

  

 

 

 

 

カープ4/12の試合予定

明日のタイガース戦、カープ先発は岡田投手、タイガースはメッセンジャー投手です。 

 

岡田投手は先週のスワローズ戦で6回2失点の好投で勝利投手となっています。

オープン戦で打球直撃を受けての離脱後、2軍戦で炎上して不安を抱えての登板でしたが、力でスワローズ打線を封じこんだナイスピッチングを見せてくれました。

 

昨シーズン、タイガース戦は3試合で1勝0敗ながら防御率は6.75。

甲子園では5月の9点差大逆転負けも岡田投手の先発試合だったこともあり、あまり良い印象は持っていないかもしれませんね。

 

要注意はカープ戦相性の良い梅野選手でしょうか。

岡田投手のボールであればフォアボールで余計なランナーを出さなければぽかすか連打を浴びて失点というのはあまり想像できないので、そこだけですね。

去年も春先はエース級の惚れ惚れするようなピッチングを見せてくれていました。

チームが苦しい中、今年もぜひその再現で救世主となってくれることを期待しましょう!

 

一方打線の相手はメッセンジャー投手。

今シーズンはすでに2試合に登板しており、2戦2勝で防御率は0.60と絶好調。

計15回でわずか1四球、100球前後で7回以上を投げ切っており、ここまでは文句のつけようのない素晴らしい投球を続けています。

 

それに加えてメッセンジャー投手が圧倒的な相性の良さを誇る甲子園での対戦ということで苦戦が予想されます。

 

昨年のカープ戦は5戦3勝1敗ながら防御率は4.18。

昨年対戦打率7割を誇る菊池選手、同じく5割のエルドレッド選手を軸に打ち崩せるか。

この二人の打順を近づけるために明日の4番はエルドレッド選手かもしれませんね。

 

4連敗で頼みの打線も湿り気味とと苦しいチーム状況ですが幸いまだ貯金はありますしシーズンも序盤です。

慌てる必要はありません。

これから相手はエース級、しかも敵地での戦いが続きますが、そういう試合に勝ってきたからこその二連覇があるわけです。

 

選手たちの力は疑う余地はありません。

大丈夫、できる!

選手たちを信じて、声援を送りましょう!

 

球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!

 

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