今シーズンは基本的に試合のない月曜日は先週の振り返りと火曜日の試合展望記事を合わせて記事にしていこうかと思います。
それでは2018年の第一弾です。
先週の振り返り
カープはドラゴンズとのマツダスタジアムでの開幕3連戦を3連勝と最高の結果で終えました。
他球団の開幕3連戦の結果は以下の通りです。
広島 3勝0敗 20得点8失点
巨人 2勝1敗 12得点11失点
ヤクルト 2勝1敗 13得点9失点
阪神 1勝2敗 11得点12失点
DeNA 1勝2敗 9得点13失点
中日 0勝3敗 8得点20失点
好調なカープの他に特筆すべきは開幕カードを敵地で勝ち越したスワローズでしょう。
投打がかみ合っており、昨シーズンダントツの最下位に沈んでいた時とはチームの雰囲気が明らかに異なります。
投手力が弱いとされているチームだけに長いシーズンを通して好調を維持できるかと聞かれれば、大きな戦力の上積みがなければ厳しいというのが大方の見方だとは思いますが、今当たることを考えると非常に不気味な存在ですね。
今週のカープですが、明日から神宮でそのスワローズとの3連戦の後、マツダに戻ってのベイスターズ3連戦となります。
昨シーズン対スワローズはカープからみて17勝7敗1分、ベイスターズとは12勝13敗でした。
まずは明日からの相手のスワローズが好調そうに見えるという点も大事ではありますが、昨日の記事でも書きましたが、開幕前の一番の不安点である予想される先発3投手(薮田投手、高橋昂也投手、岡田投手)がどういう内容を見せてくれるか。
とにかく注目点はそこに尽きると思います。
非常に大事な3連戦となりそうです。
そして続くベイスターズには昨シーズン負け越し、さらにCSファイナルで苦い思いをさせられているだけに、今シーズン同じ轍を踏まないためにも最初の3連戦で勝ち越して嫌な印象を払拭しないといけませんね。
そういった意味で今シーズンの行方を大きく占う6連戦となりそうなだけに、目が離せません!
4/3 スワローズ戦展望
予告先発はカープが薮田投手、スワローズが原投手です。
薮田投手は昨季シーズン途中で先発に転向し最高勝率を上げるなど、カープの連覇に大きく貢献しました。
シーズン通算での成績はリリーフを含めて38試合に登板、15勝3敗防御率は2.58と素晴らしい成績を残しています。
オープン戦では4試合に登板して、防御率は5.52と結果を残せませんでした。
また先週、2軍戦での調整登板でも6回7失点。
元々制球には難のあるタイプの投手ですが、今は試合途中で制球を失うと修正が効かずにバタバタと崩れていってしまう状態に思えます。
公式戦の独特の緊張感の中で昨年の感覚を呼び起こせるか。
昨年のヤクルト戦はリリーフでの登板も含めて10試合に登板して4勝2敗、防御率は3.40と相性はまずまず。
あまり好きな球場ではないようですが、神宮では6試合の登板で3勝0敗防御率は1.02と抜群の相性を誇っていたのは好材料でしょうか。
スワローズは青木選手の復帰で開幕3連戦は1番に山田選手を起用。
バレンティン選手、青木選手、川端選手でクリーンアップを組み、打線の破壊力は昨年よりも上がっています。
昨年をケガで棒に振った川端選手に加え、畠山選手もコンディション不良を抱えるため代打起用のようですが一軍に復帰。
昨年いなかった選手の加入・ケガからの復帰で野手陣の戦力に厚みが出てきていますね。
ポイントは開幕3連戦で1安打とまだ調子を掴み切れていないように見える山田選手を眠ったままにさせておけるかどうか。
薮田投手は昨年山田選手には14-5で.357, さらに4四球で出塁率は18-9で5割と打ち込まれていただけに初戦の対戦に注目です。
不安をあげればきりがありませんが、ここまで来たら開幕前のことはいったん忘れて薮田投手が結果を残せるよう、一生懸命応援しましょう!
薮田投手には開幕3連勝で来ていることを力に変えて、チームの勢いに乗せられてもらいましょう。
一方、カープ打線の相手は原投手です。
昨年はシーズン途中から先発の座を掴んで、リリーフと合わせて計26試合に登板し、3勝11敗ながら防御率は3.84。
先発として一定の実績を残した原投手は今シーズンは開幕からローテーションの一角をつかみ取っています。
昨年のカープ戦は3試合で0勝1敗、防御率は3.68。
シーズン通算成績とカープ打線の強力さを考えるとどちらかというと原投手はカープ戦に良い印象を持っているかもしれませんね。
好調なカープ打線としては明日だけに限らず、スワローズ戦の先発陣には不安を抱えるだけに、開幕3連戦のように少しでも早い回から援護して主導権を握って楽に投げられる展開を多く作っていきたいところです。
対原投手ということで言えば、昨年好相性だったのが8-4で5割を打った丸選手。
丸選手に限らず、昨年の成績を見る限りは原投手が対左.285、対右.242と左打者を苦手とするタイプのようですので田中選手、松山選手、安部選手にも期待がかかりますね。
神宮は人工芝で天然芝のマツダよりも守備の際に足への負担がかかります。
緒方監督が昨日神宮での代打起用を示唆していたのもそのためではないでしょうか。
鈴木誠也選手がスタメンを外れる場合には、7番か8番で野間選手の起用もありそうな気もしますが、下水流選手が結果を残しただけに対右でもそのまま起用される可能性の方が高いですかね。
チーム史上初の3連覇へ抜群の滑り出しを見せたカープですが、まずは神宮での3連戦でどのような戦いができるか、期待と不安が入り混じる感覚が皆さんにもあると思いますが、戦う選手たちを必死に応援しましょう!
さぁ、3連覇、そしてその先の日本一へ!
ファンも含めてチーム一丸、一戦一戦明日も頑張ろう、カープ!
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