僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

10/24のカープ シーズン終了 悔しさと信じられなさが半々ただただ脱力 DeNA戦

10/24のカープ試合速報です、ベイスターズ戦は3-9でカープが敗れました。

後のないカープは初回、丸選手とバティスタ選手にタイムリーが出て2点を先制する幸先の良い立ち上がり。しかし野村投手が2本のホームランで序盤に逆転を許すと、大世良投手が2アウトから失点を重ねて点差を広げられてしまいます。新井選手のホームランで1点を返すも、終盤もホームランを浴びて突き放されてゲームセット。4連敗でカープの2017年シーズンは志半ばで幕を下ろしました。

 

試合記録

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
DeNA 0 1 2 1 2 0 1 2 0 9 16 0
広島 2 0 0 0 0 1 0 0 0 3 9 1

 

投手情報 

勝利投手 三嶋 (1勝0敗0S)

敗戦投手 野村 (0勝2敗0S)

セーブ なし

DeNA 石田、三嶋、濱口、三上、エスコバー、パットン、山崎康 - 嶺井

広島 野村、大瀬良、中田、今村、一岡、ジャクソン、中崎 - 會澤

本塁打   宮崎2号(2回表ソロ)、桑原1号(3回表2ラン)、筒香2号(5回表2ラン)、新井1号(6回裏ソロ)、筒香3号(7回表ソロ)、梶谷1号(8回表2ラン)

 

試合概要

試合は野村投手、石田投手の先発で始まります。

野村投手は初回、三者凡退に抑えると打線はその裏。

 

 

先頭の田中選手が外角のストレートを打ってセンターへのツーベースでチャンスを作ると、菊池選手が送って1アウト3塁の先制の好機を作ります。

 

 

ここで丸選手が初球、外角のスライダーを打ってライトへのタイムリーヒット。

カープが積極的に打っていって先制点を奪います。

 

新井選手がセンターフライに倒れ2アウトとなると松山選手の打席で丸選手が盗塁を決めて2アウト2塁とチャンスを作ると松山選手がフォアボールで出塁して1, 2塁とチャンスを広げます。

打席にはバティスタ選手。

2ボールから高めに浮いてきたスライダーを引っ張ると打球はレフトへのタイムリーツーベースとなりカープが2点目を奪います。

 

なおも2アウト2, 3塁のチャンスでは西川選手が3-1から外のスライダーを打ってファーストゴロに倒れますが、後がないカープが先制に成功します。 

 

 

 

続く2回。

野村投手は1アウトから宮崎選手の内角低めに投じたシュートを上手く打たれてレフトへのソロホームランを許して1点差に迫られます。

 

その裏カープが交代した三嶋投手の前に三者凡退に倒れると、野村投手は3回。

先頭の三嶋投手にレフトへのヒットを打たれると1アウトから桑原選手。

2-1から内角へのシュートをまたしても打たれるとレフトへのホームラン。

痛恨の逆転ツーランを許し、あっという間に試合をひっくり返されてしまいます。

 

その裏のカープは菊池選手がレフトへのヒットで出塁すると、丸選手がフォアボールでつないでノーアウト1, 2塁のチャンスを作ります。

新井選手はセンターフライでしたが菊池選手がタッチアップを決め、1アウト1, 3塁とチャンスを広げます。

 

打席には松山選手。

フルカウントからの7球目、丸選手は投手が投げるのを見てから遅めのスタートを切りますが松山選手が外角のスライダーをバットに当てることができず空振りの三振。

丸選手が一二塁間に挟まれる間に菊池選手がホームを狙いますがバックホームでタッチアウト。

三振ゲッツーで同点に追いつくことができません。

 

4回のマウンドには大瀬良投手。

2アウトを簡単に取りますが、柴田選手、嶺井選手に連打を浴びて2アウト1, 2塁のピンチを迎えると代打は細川選手。

初球、外を狙ったカットボールが真ん中に入ったところをセンターへはじき返されるタイムリーで1点を追加されます。

 

さらに5回。

2アウトからロペス選手にヒットを許すと打席には筒香選手。

初球内角へのストレートを捉えられると高々と舞い上がった打球はバックスクリーンへ。

ツーランホームランで2-6と4点にリードを広げられます。

 

 

その裏の打線は濱口投手相手に代打のメヒア選手がライトへのヒットで出塁すると、田中選手も追い込まれながらも内角ストレートに食らいついてライト前のヒットでノーアウト1, 2塁のチャンスを作ります。

菊池選手はフルカウントから内角のストレートを打ちますがサード正面のゴロででダブルプレー、丸選手もピッチャーゴロに倒れてチャンスを生かすことができません。

 

6回、2アウト1, 2塁のピンチを今村投手が凌ぐとその裏。

三上投手から先頭の新井選手が真ん中に入ってきたストレートを一閃、左中間スタンドに叩き込んで1点を返します。

 

さらに松山選手もレフトへのヒットでつないで出塁。

しかしバティスタ選手、西川選手が外野フライに倒れて2アウトとなると、曾澤選手が追い込まれながらもライトへのヒットでつないで1, 2塁とチャンスを作ります。

 

この場面で代打は岩本選手。

1ボールからの2球目、外角低めのボール気味のストレートを打つもセカンドゴロに倒れてチャンスで畳みかけることができません。

 

すると7回、一岡投手が先頭の筒香選手に3-1から投じた甘く入ったストレートをレフトスタンドに叩き込まれて3-7。

8回にはジャクソン投手が梶谷選手に内角高めのストレートをライトスタンドに叩き込まれて3-9。

 

7回以降打線はヒットも出ずにそのままゲームセット。

4連敗でカープの2017年シーズンは幕を下ろしました。

 

 

試合感想

特に書くことが思い浮かびません。

悔しいのと信じられないのとが半々。

 

敗戦の原因は打線の不振、これに尽きます。

続出した負傷者の影響で柔軟な打線変更の選択肢も限られ、代打陣の層も薄くなりました。

打てる手が少なかった。

鈴木誠也選手の離脱を全員でカバーしあって優勝まで突き進んだ反動がこのクライマックスシリーズに出てしまったように見えました。

 

結局シリーズを通じて2桁安打は一度もなし、得点も3点が最高とシーズン中にもここまでの状態は一度もなかったというレベルの悪い状態が短期決戦で来てしまいました。

試合感覚を失ってしまっていた面もあるでしょうし、打てないことで地元の声援がプレッシャーになってしまった面もあるでしょう。

 

これが短期決戦の怖さなのでしょう。

この経験をさらなる糧にして来年こそは…といろいろと書きたいところですが今はまだ来年を考えられません。

ただ間違いないのは選手たちが一番悔しいはずということです。

 

 

 

クライマックスシリーズの制度自体をどうこういうつもりもありません。

この制度のおかげでカープの選手たちは経験を積んで強くなれました。

そしておそらくはベイスターズの選手も…。

もちろんシーズン優勝したのに日本シリーズに出られないのは残念ですが…

 

ただ予備日の少なさやレギュラーシーズン終了からの期間など、日程面では課題がありそうですね。

オフシーズンの議論に期待します。

 

10/25の試合展望

 

いつものように書きたかった…。

カープの2017年シーズンは今日で終わりました。

 

リーグ連覇を達成してくれた、そして今年も10月下旬まで野球を応援させてくれたカープの選手、首脳陣、関係者の皆さん、お疲れさまでした。

そしてありがとうございました。

 

このブログの長文・乱文に付き合ってくださった読者の皆様も本当にありがとうございました。

頂戴するコメントや日々いただいているアクセスを励みにブログを続けることができました。

 

短いですが今日はこの辺りで…おやすみなさい。 

 

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