8/25のカープ試合速報です、ドラゴンズ戦は9-1でカープが勝ちました。
ジョンソン投手が3回までノーヒットで抑えると、打線は3回。4番に入った松山選手のタイムリーを皮切りにこの回5本の単打を集めて一気に4点を先制します。その後もエルドレッド選手のホームランと2点タイムリーなどで小刻みに加点したカープ。投げては復帰のジョンソン投手が8回を無失点に抑えると、最後はブレイシア投手が1点を失いながらも抑えたカープは連敗を3でストップ。マジック21が再び点灯しています。
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 4 | 0 |
広島 | 0 | 0 | 4 | 0 | 1 | 0 | 2 | 2 | X | 9 | 15 | 1 |
投手情報
勝利投手 ジョンソン (5勝3敗0S)
敗戦投手 バルデス (6勝9敗0S)
セーブ なし
中日 バルデス 、丸山 、福 - 武山 、松井雅
広島 ジョンソン 、ブレイシア - 石原
本塁打 エルドレッド 26号(5回裏ソロ)
試合概要
試合はジョンソン投手、バルデス投手の先発で始まります。
ジョンソン投手は初回、わずか8球でドラゴンズの攻撃を三者凡退に退けると、打線はその裏。
田中選手の内野安打で出塁すると盗塁を決め、菊池選手のセンターフライの間に1アウト3塁のチャンスを作ります。
丸選手がフォアボールを選んで1, 3塁とすると、今日4番でスタメン出場の松山選手は外のボールに逃げていくスライダーに空振り三振に倒れて2アウト。
エルドレッド選手がフルカウントからフォアボールを選んで満塁としますが、安部選手が外角高めのストレートに空振り三振に倒れてチャンスを生かすことができません。
ジョンソン投手が2回、3回とノーヒットで相手の攻撃を抑えると打線は3回、その好投に応えます。
先頭の菊池選手がストレートをはじき返してレフトへのヒットで出塁すると、丸選手は高いバウンドのライトへのヒットでつなぎノーアウト1, 3塁とチャンスを作ります。
打席には初回、似たようなチャンスで三振を喫した松山選手。
2ボールから低めのストレートをライトへはじき返す先制のタイムリーでカープが1点を奪います。
エルドレッド選手がレフトフライに倒れたのち、安部選手。
外角低めのストレートを打つと打球はセカンド手前で弾むイレギュラー、荒木選手のグラブをはじきセンターへ転がる間に2塁ランナーの丸選手がホームに帰って追加点を奪います。
なおも1,3塁の場面で今日スタメン起用の堂林選手が外角低めのチェンジアップでセカンドゴロに倒れる間に追加点。
3-0と突き放すと、なおも2アウト2塁で打席には石原選手。
外角高めのチェンジアップをライトにおっつけるタイムリーヒット。
この回一気に4点を先行します。
リードに守られたジョンソン投手は5回まで1安打ピッチングを披露。
ドラゴンズの反撃を許さず、試合の流れを渡しません。
すると打線は5回。
1アウトからエルドレッド選手がやや内角寄りの高めのストレートを打ち返すと、高く上がった打球はそのままレフトスタンドに飛び込むソロホームランで1点を追加します。
ジョンソン投手は6回、1アウトから京田選手にセンターへのヒットを許すと丸選手が打球を後逸。
1アウト2塁のピンチを迎えます。
しかし荒木選手を初球のシュートでライトフライ、大島選手も1-1から内角低めのシュートでファーストゴロに打ち取り、ピンチを脱すると、7回は三者凡退に抑えます。
打線は7回。
丸山投手から先頭の丸選手がセンターへのツーベースで出塁すると、松山選手はフォアボールでつなぎます。
代走で野間選手が起用され、打席にはエルドレッド選手。
初球、甘く入ってきたストレートを振り抜くと打球はショート頭上をライナー性で破っていく左中間への2点タイムリーツーベースとなり、カープが7-0とリードを広げます。
8回もジョンソン投手はテンポよく三者凡退に打ち取ると、打線はその裏。
2アウトから丸選手、野間選手が連打でチャンスを作ると、岩本選手が2-2と追い込まれながらも、今季初登板だった福投手の外角スライダーに上手く合わせてセンターへ運ぶタイムリーを放って8-0。
安部選手もレフトへのタイムリーで続き、9-0と大量リードを奪います。
最終回のマウンドにはブレイシア投手。
2アウトから大島選手にヒットを浴びると、ゲレーロ選手にフェンス直撃のタイムリーツーベースを許して1点を返されますが、最後は福田選手をショートフライに打ち取りゲームセット。
復帰のジョンソン投手の好投でカープは連敗を3で止めました。
試合感想
今日はジョンソン投手に尽きます。
復帰初戦でこんなに素晴らしいピッチングを見せてくれるとは…祈ってはいましたが、6回2失点くらいでいってくれれば御の字くらいに思っていました…失礼しました。
相変わらずのテンポの良さに加えて、今日はボールにキレがありましたね。
8回を101球2安打2四球無失点。
復帰戦でなければ完封を狙って最終回に上がっても何もおかしくない、素晴らしいピッチングでした。
中継ぎ陣が疲労に苦しむ中で、チームは3連続サヨナラ負けを喫した上での移動ゲーム。
そんなチームを救ってくれる、非常に価値のある復帰登板でした。
ジョンソン投手がしっかりしてくれれば、薮田投手、岡田投手と合わせて週の後半である程度長い回を投げてくれそうな先発をそろえることができ、中継ぎ陣の疲労低減にもつながるはずです。
とにかく今後に大いに期待を持てそうなピッチングを見せてくれたとこが何よりもチームにとってありがたい、1勝以上の価値のある勝利になりました。
残りわずかですが、これまでチームを離脱してつらい時期を過ごしたジョンソン投手がプレイオフでの先発1番手を確保する、そんな登板を見せ続けてもらえることを期待しましょう!
打線は4番に入った松山選手の意地の先制打を皮切りに、今日は最後まで緩めずに追加点を取り続けることができました。
初回、1アウト1, 3塁で三振に倒れた松山選手でしたが、3回のノーアウト1, 3塁の場面ではファーストストライクから積極的に振りに行って結果を残してくれましたね。
得点圏での勝負強い打撃に加えて、今シーズンは課題としていた左投手相手にも右投手相手よりも上回る打率を残して打ちまくってくれています。
守備も球際の強さを増していますし、本当に頼もしいレギュラーになってくれました。
今日のような内容の打撃を続けてくれれば今後も4番での出場機会は増えてくるかと思います。
大いに期待しましょう!
安部選手もイレギュラーのラッキーもありましたが課題の左投手から3安打と結果を残しました。
西川選手の突き上げが激しいだけに、規定打席到達のためには一切予断を許しません。
良い感じの競争が起こって好循環が期待できそうですね。
エルドレッド選手も得点圏で.350に迫る好成績を維持してくれていますし、打線はみんなで鈴木誠也選手の穴をカバーしてくれそうです。
堂林選手がやや取り残されてしまいましたが1打点にフォアボールで出塁はできました。
ある程度守備範囲も広い右の外野として期待されるだけに、出場機会をもらえているうちに1本早く打ちたいところですね。
明日以降に期待しましょう。
とにかく沢村賞左腕の復帰初戦の快投で昨日お通夜雰囲気吹き飛ばしてくれました。
今日から、また上昇気流をとらえましょう!
8/26の試合展望
予告先発はカープが薮田投手、ドラゴンズは小熊投手です。
薮田投手は今シーズンここまで33試合に登板、うち10試合に先発し11勝3敗3H、防御率は2.80です。
先週のスワローズ戦は7回途中4失点で敗戦投手となっています。
ここまでドラゴンズ戦は7試合に投げて3勝0敗で防御率は3.18。
前回7月に先発した際も6回2失点で勝利投手となっており、悪い印象はないはずです。
最多勝争いに絡むためにも、少し厳しいですが規定投球回数を目指すうえでも、明日はジョンソン投手に続いて長い回を投げてくれる快投を期待しましょう!
対する打線の相手は小熊投手です。
ここまで2試合に登板、うち1試合に先発し、0勝1敗、防御率は10.29。
7月末にスワローズ戦で今シーズン初登板初先発で起用されましたがその際は4回7失点KO。
先週のタイガース戦で3回1失点に抑えたことで再び先発のチャンスを与えられています。
カープは初対戦ですが、序盤に捕まえて薮田投手を楽に投げさせる展開を作りたいところです。
連覇に向けて、チーム一丸で目の前の一戦一戦を頑張ろう、カープ!
⇩このブログの応援もよろしくお願いします♩