8/24のカープ試合速報です、ベイスターズ戦は4-5でカープが敗れました。
今日も今永選手から序盤、松山選手、田中選手、菊池選手、新井選手がそれぞれタイムリーを放って4点を奪い先行したカープ。好投の中村祐太投手は6回、7回とソロホームランを浴び、じわりと詰め寄られると、8回は一岡投手が筒香選手に同点タイムリーを浴びると最後は中崎投手が打ち取った打球のイレギュラーで不運なサヨナラ負け。3試合連続の終盤での逆転、サヨナラ負けを喫し3連戦3連敗です。
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 9 | 0 |
DeNA | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1X | 5 | 10 | 0 |
投手情報
勝利投手 山崎康 (4勝2敗19S)
敗戦投手 中崎 (3勝1敗1S)
セーブ なし
広島 中村祐 、一岡 、中崎 - 磯村 、石原
DeNA 今永 、尾仲 、エスコバー 、山崎康 - 戸柱
本塁打 ロペス 26号(6回裏ソロ) 、梶谷 16号(7回裏ソロ)
試合概要
試合は中村祐太投手、今永投手の先発で始まります。
カープは初回、田中選手が今永投手強襲の内野安打で出塁すると菊池選手が空振り三振に倒れますがその間に盗塁を決め、1アウト2塁と形を作ります。
丸選手がライトフライ、きょう4番に入った新井選手がフォアボールで2アウト1, 2塁から松山選手。
1ボールから内角ストレートにつまり打ち上げますが、ショートとセンターの間にポトリと落ちるラッキーな先制タイムリーとなり、カープが今日も先制に成功します。
続くチャンスはエルドレッド選手が外のチェンジアップで空振り三振に倒れ追加点は奪えません。
その裏の中村祐太投手の立ち上がり。
1アウトから柴田選手にライトへのツーベースを許すと、続く筒香選手もセンターへのツーベース。
しかし柴田選手が打球判断に迷い、帰塁しかけた影響でホームには帰れず、2,3塁となります。
ここでロペス選手を外角スライダーでサードゴロに打ち取る間に同点に追いつかれ1-1。
続くピンチは宮崎選手を外のスライダーで三球三振に打ち取り逆転は許しません。
カープは2回。
1アウトから磯村選手がデッドボールで塁に出ると、中村祐太投手の送りバントで2アウト2塁とチャンスを作ります。
ここで打席には田中選手。
フルカウントからの7球目、甘く入ってきたスライダーをセンターにはじき返すと、磯村選手がホームに帰るタイムリーとなり勝ち越しに成功します。
バックホームの間に2塁に進み、菊池選手。
2ストライクと追い込まれながらも3球目、甘く入ってきたチェンジアップを捕らえてセンターへのタイムリーツーベースヒット。
カープがこの回2点を勝ち越します。
続く3回、1アウトから松山選手がフェンス直撃のツーベースを放ってチャンスを作りますが、エルドレッド選手が再び低めのチェンジアップで空振り三振、西川選手もサードゴロに倒れてチャンスを生かせません。
さらに4回、磯村選手が粘って2‐2からの7球目にセンターへポトリと落ちるヒットを放って出塁すると、中村祐太投手の送りバントで1アウト2塁のチャンスを作ります。
しかしここも田中選手がライトフライ、菊池選手が空振り三振に倒れ、追加点を奪えません。
中村祐太投手はランナーを毎回背負いながらも得点圏には進ませず、初回以降4回まで無失点に抑え試合を作ります。
するとカープは5回。
先頭の丸選手がフルカウントから高めのスライダーを見送りフォアボールを選んで出塁すると、打席には新井選手。
初球の外のチェンジアップを引き付けてコースに逆らわずに打ち返すと打球はライトフェンス直撃のツーベース。
丸選手が長躯ホームインし、待望の追加点を奪います。
なおもノーアウト2塁のチャンスでしたが、松山選手レフトフライ、エルドレッド選手ショートフライ、西川選手が空振り三振に倒れて畳みかけることができません。
5回も無失点に抑えた中村祐太投手は6回。
2アウトからロペス選手への初球、内角を狙ったストレートが中に入ったのを捕らえられました。
打球はレフトスタンド一直線のソロホームランで1点を返され2点差に迫られます。
さらに7回。
1アウトから今度は梶谷選手。
1-2から外角高めに外そうとしたスライダーが少し中に入ったところを逆らわずに捕らえられると、高かった分打球はぐんぐん伸びて左中間スタンドに飛び込むソロホームラン。
ついに1点差に迫られます。
しかし後続を抑えて7回3失点に抑えた中村祐太投手は勝ち投手の権利を得て降板、リリーフ陣に後を託します。
8回のカープはエスコバー投手から先頭の西川選手がライトへのヒットで出塁すると、磯村選手の送りバントで1アウト2塁。
ここで代打はメヒア選手。
1ストライクから外のチェンジアップを捕らえた打球はセンター後方へ。
しかしこれを桑原選手が背走しながらジャンピングキャッチでセンターフライとなると、田中選手は空振り三振に倒れて追加点を奪えません。
その裏、マウンドには一岡投手。
先頭の桑原選手にレフト前ヒットを許すと、柴田選手に送られ1アウト2塁。
筒香選手の初球、内角高めボール球を要求通り投げ切りますが、これを筒香選手が強引に振り切りライトへ運ばれる同点タイムリーを許し、4-4と試合は振出しに戻ります。
しかしロペス選手をセンターフライ、宮崎選手をライトフライに打ち取り、逆転は許しません。
カープは9回、2番からの好打順も山崎投手に三者三振に打ち取られて無得点。
その裏のマウンドには中崎投手。
2アウトから代打の後藤選手への1-1からの3球目、ストレートが甘く入ったところを捕らえられると打球はあわやサヨナラかというライトフェンス直撃のツーベースとなり、2アウト2塁のピンチを迎えます。
倉本選手に対してフルカウントから内角高め、ストレートで詰まらせ小フライ。
セカンドの菊池選手の手前でバウンドした当たりはイレギュラー。
ファーストでバッターランナーを刺すために全力で落下点に向かっていた菊池選手をあざ笑うかのようにグラブをかすめると、その間に代走の高城選手はホームへ突入。
バックアップに入った田中選手がホームへ送球しますが間に合わずにサヨナラ負け。
3試合連続で試合終盤までリードしながらサヨナラ負けを喫し、痛恨の3連敗となりました。
試合感想
この三連戦、何だったのでしょうか。
今日もカープが先行するものの後半全く追加点を取れずに、追い上げを喫して最後は不運な当たりでサヨナラ負け。
3戦連続のサヨナラはベイスターズは57年ぶりだそうです。
もう呪われている、野球の神様がカープを連覇させないように試練を与えているとしか思えません。
この3連戦、6回以降カープは総得点2、ベイスターズは12。
そういうことです。
今日も序盤は理想的な展開でした。
後半戦調子を上げていて苦戦が予想された今永投手を序盤に攻略。
毎回得点圏にランナーを出し、5回までに4点を奪見事な攻撃を披露。
しかし、リリーフ陣に代わったとたん、音沙汰がなくなりました。
惜しかったのは8回の攻撃。
ランナー2塁でメヒア選手の1軍初ヒット、タイムリーツーベース化という当たりを桑原選手のファインプレーではばまれてしまいました。
丸選手も非常に守備範囲が広く上手いセンターだと思いますが、桑原選手はそれ以上かと思わせるようなプレーでした。
4番に入った新井選手がタイムリーを放つなど、この3連戦、打線は奮闘してくれましたが横浜スタジアムでは乱打戦になる傾向が強く、残念ながら足りなかったということです。。
中村祐太投手は本当に良く投げてくれました。
中継ぎ陣がアップアップの中で自己最長の7回を投げ切って100球、6安打2四死球で3失点。
終盤コントロールミスもあり2被弾しましたが、それでも7回を投げ切ってくれたんですから立派でした。
次回の登板にも期待を持てそうです。
一岡投手は筒香選手に力負けでした。
インハイに外したボールを強引にライトにライナー性で運ばれる同点タイムリーを喫しましたが、要求通りに投げ切ったボールであり、ここは筒香選手を褒めるしかありません。
後続を良く抑えてくれました。
最後の中崎投手は不運。
後藤選手への失投がホームランにならなかったのはよかったですが、最後は詰まらせていた分、変な回転が打球にかかっていたのでしょう。。
中田投手の抹消はケガでなければ英断だと思います。
この厳しい日程、リリーフ陣は限界に近づいています。
今村投手は何とか間隔を空けようとしているようですが、7週連続6連戦で移動ゲームも満載、さらには雨天中止もない現状では1, 2軍の投手をフル活用しないと乗り切れません。
10日間でリフレッシュしてまた元気な姿を見せてもらうと同時に九里投手の生き残りをかけたアピールにも期待しましょう。
流れが悪すぎる3連敗を喫しましたが、とにかく早くどんな内容でもいいので1つ勝って一息つきたいですね。
白星1つ取るまで、また正念場が続きそうです。
8/25の試合展望
明日からカープは地元マツダスタジアムに帰ってのドラゴンズ3連戦です。
予告先発はカープが復帰登板となるジョンソン投手、ドラゴンズはバルデス投手です。
ジョンソン投手は今シーズンここまで8試合に先発し4勝3敗、防御率は4,73です。
ランニング中に左足を痛めて抹消されていたため、7/21以来約1か月ぶりの登板となります。
6連戦が続く一番厳しい時期の1か月でしたのでその影響は甚大でした。
今シーズン例年の安定感を見せられていないジョンソン投手ですが、もうそんなことを言っていられる余裕はチームにありません。
不在でチームに迷惑をかけてきた分、明日の登板で救世主となる働きをみせてもらえることに期待しましょう!
対する打線の相手はバルデス投手です。
ここまで22試合に先発し、6勝8敗、防御率は3.57。
先週のベイスターズ戦では7回4失点で敗戦投手となっています。
バルデス投手は夏場に入って調子を落としており、自身3連敗中。
8月は3試合で19回17失点、またカープはバルデス投手から良く打っており、 得点の期待は十分に持てると思います。
ただ不安はやはり鈴木誠也選手の不在。
カープの快進撃を支えてきた得点力の不安は尽きません。
得点が減れば当然僅差の試合は増え中継ぎの負担も増えていく悪循環に陥りかねません。
また、カープは移動ゲームですがドラゴンズは今日試合が組まれていなかったためフレッシュな状態で臨んできそうなことも気がかりです。
不安は尽きませんが、それでもカープの選手たちはやってくれるはずです。
チームがつらい時期こそ何とか声援を送り続け、チームを少しでも勇気づけましょう。
こんな時だからこそ、何としてもチーム一丸で目の前の一戦一戦を頑張ろう、カープ!
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