僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

7/26のカープ 2アウトからの効果的なホームラン 大瀬良は3年ぶりの2桁勝利へ 巨人戦

7/26のカープ試合速報です、ジャイアンツ戦は7-2でカープが勝ちました。

初回2アウトランナー無しから鈴木誠也選手の先制ホームランが飛び出すと、3回には丸選手にも一発が飛び出し序盤で試合の主導権を握ります。投げては大瀬良投手が6回まで1安打の素晴らしいピッチング。中盤以降もエルドレッド選手の一発や相手のミスにつけ込んで得点を重ねたカープ。連勝でカード勝ち越しを決めました。

 

試合記録

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 2 0 2 0 1 0 0 1 1 7 8 0
巨人 0 0 0 0 0 0 1 1 0 2 7 2

 

投手情報 

勝利投手 大瀬良 (7勝0敗0S)

敗戦投手 畠 (1勝1敗0S)

セーブ   なし

広島 大瀬良、中田、一岡 - 石原

巨人 畠、中川、桜井 - 小林、相川

本塁打   鈴木19号(1回表2ラン)、丸17号(3回表2ラン)、エルドレッド22号(8回表ソロ)

 

試合概要

試合は大瀬良投手、畠投手の先発で始まります。

   

初回、カープは2アウトとなりますが、丸選手がフォアボールを選んで出塁します。

打席には鈴木誠也選手。

 

1-2と追い込まれますが外角のストレートに踏み込んで逆らわずに流し打つと打球はぐんぐん伸びて右中間スタンドに飛び込む先制のツーランホームラン。

2アウトから2点を奪います。

 

大瀬良投手は初回、2回と連続で三者凡退に抑える最高の立ち上がりを見せます。

すると打線は3回、再び畠投手を捕らえます。

 

 

1アウトから田中選手が外のチェンジアップをライトへのツーベースとしてチャンスを作ると、菊池選手が三振に倒れて迎えた丸選手。

2ボールから甘く入ってきたストレートを振り抜くと打った瞬間それと分かるライトスタンドへの大きなホームラン。

再び2アウトからの一振りで2点を追加してリードを4点に広げます。

 

さらに4回。

エルドレッド選手のフォアボールと石原選手のヒットで2アウト1, 2塁のチャンスを作りますが、ここは打順の巡り合わせも悪く大瀬良投手が三振でスリーアウト。

 

その大瀬良投手は4回までパーフェクトに抑える見事なピッチングを見せます。

 

打線は5回。

菊池選手がヒットで出塁し、2アウト1塁の場面で打席には鈴木誠也選手。

2-1からの4球目、外のカットボールを捉えると痛烈な当たりがセカンドのマギー選手を襲います。

 

この当たりをマギー選手が取れずに打球はセンターへ転々と転がります。

坂本選手が追いかけますが、深めの守備位置から前に出てきた陽選手の方が速いと思ったかスピードを緩めたところで陽選手も同じようにスピードを緩めて、お見合いのような形にしまいます。

 

坂本選手がボールを譲ったことに気が付いて慌てて陽選手がボールを拾いますが、菊池選手はこの隙を逃さずに、河田3塁コーチの指示に従って一気にホームへ。

返球がやや三塁寄りに逸れたのをかいくぐるスライディングでホームイン。

何とセカンドのエラーで1塁から長躯ホームを陥れて追加点を奪います。

 

大瀬良投手はその裏、初安打を許しますがダブルプレーもあり3人で攻撃を切ります。

 

6回のカープ。

村田選手のエラーと大瀬良投手へのフォアボールで2アウト1, 2塁のチャンスをもらいますが、田中選手がフルカウントからショートフライに倒れて無得点に終わります。

 

大瀬良投手は6回も三者凡退に仕留めて迎えた7回のマウンド。

1アウトからマギー選手にライトへのツーベースを浴びてこの試合初めて得点圏にランナーを背負うと、坂本選手に粘られてフルカウントからの9球目、低めのストレートをレフト前にヒットを打たれて1アウト1, 3塁のピンチを迎えます。

 

阿部選手にストレートをセンターへはじき返され1点を返され、なおも1アウト1, 3塁。

村田選手にも粘られますが2-2からの7球目、やや甘く入ったスライダーでしたがタイミングを外して浅めのセンターフライに打ち取り2アウトまでこぎつけると、陽選手をフルカウントから内角高めのストレートでハーフスイングを奪い空振り三振、ピンチを最少失点で切り抜けます。

 

直後の8回のカープの攻撃。

マウンドには2年目の中川投手。

先頭のエルドレッド選手が1ストライクからの2球目、外角スライダーを捕らえると打球はレフトスタンドへ一直線。

すかさず6-1と突き放します。

 

その裏のマウンドには中田投手。

1アウトから代打・橋本選手にセンターへのツーベースを許し、1アウト2塁のピンチを迎えます。

迎えた代打の相川選手は内角へのフォークでレフトフライに打ち取り2アウトとなりますが、長野選手に甘めに入ったストレートでセンターへツーベースを許し1点を返されます。

 

なおも2アウト2塁のピンチでしたがここは山本選手を外のストレートで見逃しの仕留めてスリーアウト。

6-2と4点リードで最終回を迎えます。

 

9回のカープは桜井投手から田中選手がフォアボールを選ぶと、菊池選手の一塁側へのセーフティバントがピッチャー左を抜けていきます。

ファーストの阿部選手は前に突っ込みすぎていたこともあり山本選手に任せようと思ったか追うのを緩めますが、山本選手は既にファーストのベースカバーへ。

ボールは転々と転がっていく隙に田中選手が一気に3塁を陥れノーアウト1, 3塁のチャンスを作ります。

 

この場面で丸選手がきっちりと外のストレートをレフトへ打ち上げる犠牲フライで1点を追加して7-2。

 

最後は一岡投手がヒット1本を許しながらも無失点に抑えてゲームセット。

 

序盤の一発攻勢で主導権を握ったカープが連勝でカード勝ち越しを決めました。

 

 

試合感想

今日は大瀬良投手でしょう。

前回のように良いテンポでアウトを積み重ね、ジャイアンツ打線を寄せ付けませんでした。

6回までわずか1安打、ダブルプレーもありきっちり三人ずつで攻撃を終わらせ、試合の流れを完全にカープに引き寄せてくれました。

 

終盤の7回に捕まり1点を返されますが続く1アウト1, 3塁の場面を踏ん張り、中継ぎ陣にイニングの途中でマウンドを譲ることはありませんでした。

ここは前回の悔しさが生きた場面だったと思います。

1点を取られても気持ちを切らしませんでしたね。

 

おかげで中継ぎ陣を一人節約できたと思います。

6連戦が続く中で、昨日の野村投手もそうですが先発が7回を投げ切ってくれると非常に楽になりますよね。

また4点リードで踏ん張ってくれたことで、中崎投手・今村投手の連投を避けられたことも大きいです。

 

欲を言えば前回のリベンジで8回を投げ切ってもらいたかったですが、7回103球4安打無四球1失点の先発投手に文句を言ったら罰が当たりますね。

これで無傷の7勝目。

ルーキーイヤー以来の2桁勝利も見えてきましたね。

 

ジョンソン投手が2度目の離脱を喫したにも関わらず、チームに悲壮感が漂わないのは若い先発陣の充実があればこそです。

引き続き頑張ってもらいましょう!

 

 

 

野手陣は畠投手から5点は奪いましたが11三振を喫するなど、数字以上に苦労しました。

ただ初回に2アウトからフォアボールと鈴木誠也選手の一発で先制点を取れたこと、大瀬良投手がきっちりジャイアンツ打線を抑えてくれたことで重苦しい展開にはならなかったですが。

 

本当にあの初回の一発は大きかったですね。

後半戦の鈴木誠也選手は、素晴らしい4番の働きを続けてくれています(もちろん前半戦も十分な働きでしたが)。

 

そして3回の丸選手。

前回、畠投手のプロ初登板のマウンドでは、畠選手が打たれた瞬間センターフライと思った打球がスタンドまで届いたことでプロの一軍のレベルの高さを見せつけており、畠投手の頭の中には丸選手の凄さがインプットされていたはずです。

 

それもあってか、最初の打席ではフォアボール。

この2度目の打席でも2ボールとボールが先行してストライクを取りに来た甘いストレートをガツンと一発で仕留めました。

完全に貫禄勝ちと言える見事な一発、そして大瀬良投手に元気を与える貴重な追加点だったと思います。

 

5回、9回の得点は何というか、相手のミスを見逃さないのはさすがですが、ジャイアンツサイドから見ると尾を引きそうな守備陣の連携のまずさと緩んだプレーが続きましたね。

ランナー1塁から内野のエラーでホームを陥れた菊池選手の走塁は素晴らしかったですが、一方的な今シーズンの対戦成績を象徴するような印象的なシーンでした。

 

明日は厳しい戦いになりそうなので今日、きっちり勝ち越しを決められたのは良かったですね。

 

 

7/27の試合展望

明日の予告先発はカープが中村祐太投手、ジャイアンツは田口投手です。

 

中村祐太投手は今シーズンここまで7試合に先発、3勝1敗、防御率は3.67です。

前回登板となったタイガース戦では6回途中2失点で勝敗つかずとなっています。

 

現状では中村祐太投手の仕事は5回か6回まで投げて3失点以内、できれば2失点以内に抑えて試合を作ってくれることです。

今年はそうやって優勝争いの中で一軍のマウンドで経験を積んで来年につなげてもらいたいですね。

 

ただジョンソン投手の離脱で先発陣がやや苦しくなっているのも事実です。

前回は同点に追いついてもらった直後に先頭にツーベース、続いてフォアボールを出したところで交代となっただけに、その反省をどう生かしてくれるか。

 

相手が相手だけに厳しい試合となりそうですが、初回からいけるところまで飛ばしていって、僅差で投げ合ってもらいましょう!

 

対する打線の相手は田口投手です。

ここまで15試合に先発、8勝2敗、防御率は2.12。

前回登板のベイスターズ戦で7回3失点で勝敗つかずとなっています。

 

カープ戦では3試合に登板して1勝1敗、防御率1.80。

今月頭に対戦した際には7回を無得点に抑え込まれて白星を献上しました。

今回は前回に続いて抑え込まれるわけにはいきません。

 

連打連打での得点は厳しい相手ですので、長打を絡めて得点を取るのが現実的でしょうか。

少ない失投を見逃さずに捕らえられるかどうか。

厳しい展開もあり得ますが、期待してみたいと思います。

 

チーム一丸で一戦一戦、明日も頑張ろう、カープ!

 

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