6/30のドラゴンズ戦の予告先発投手が発表されましたので試合展望を更新しました。
ベイスターズとの2連戦を1勝1敗で終えたカープ。
今日は広島への移動、明日から地元マツダスタジアムでドラゴンズを迎えうちます。
前回、ナゴヤドームではチーム状態が良くないときに当たったこともあり、3タテを喫しており、今回はそのリベンジを期します。
しかし、ドラゴンズもチーム状態は非常によく、今シーズン初の3カード連続勝ち越し中と波に乗ってきています。
タイガースに3タテを食らわせ、3位のベイスターズにも1.5ゲーム差と迫り、借金も4つまで減らしてきています。
Aクラス入りと5割復帰と言う明確な目標が見えている好調なチームが相手です、地元での試合とはいえ楽にはいかないでしょう。
明日の試合の予告先発はカープがジョンソン投手、ドラゴンズがバルデス投手です。
ジョンソン投手はここまで4試合に登板、2勝2敗で防御率は5.40。
前回登板のタイガース戦では7回1失点で2勝目を挙げています。
前回タイガース戦は打線の援護にも恵まれ、まだ本来の球威には戻っていませんが制球面をきっちりと修正し、打たせて取るピッチングで7回までテンポ良く投げ切りました。
明日もおそらくは昨年までのように力強いストレートを軸にテンポよく投げ込み三振も奪う、そんな本来のピッチングはまだ見られないかもしれません。
それでも前回同様、制球面さえ乱れなければそれなりに試合を作ってくれるはずです。
ストライクをどれだけ先行できるかに注目して応援したいと思います。
対するドラゴンズ打線ですが、ビシエド選手がアメリカに市民権取得手続きのために出国して以来帰国しておらず、登録を抹消されています。
その代役でタイガース3連戦に起用されていたのはベテランの森野選手です。
プロの投手のボールに慣れてきたか、ルーキーの京田選手がすっかり1番に定着し、打率も気が付けば.280を超えてきており、荒木選手との1, 2番コンビも板についてきています。
3番の大島選手は.330を超える打率を誇り、丸選手と首位打者争いをしています。
すっかりリードオフマンからクリーンアップに慣れてきたか、得点圏打率も.370と非常に高く、1番の京田選手を得点圏においてクリーンアップと言う展開には要警戒です。
4番を打つゲレーロ選手はリーグトップの21本塁打をマークしており、そのほとんどがソロホームランという異色なスラッガーです。
得点圏での勝負強さと言う点ではやや物足りない部分はありますが、一振りで得点を奪う能力にかけてはリーグトップです。
特にロースコア勝負になればなるほど、その存在感が増してくる嫌な存在です。
ベイスターズ戦では4番の筒香選手にやられたので今回のドラゴンズ3連戦では同じ轍を踏まないようにしてもらいたいですね。
とはいえ5番以降の破壊力は落ちますし、大量失点を警戒と言うチームではないだけに、ジョンソン投手には余計なフォアボールでランナーを貯めることなく、一人ひとりバッター勝負でアウトを積み重ねていってもらいたいところです。
カープ打線の相手はバルデス投手です。
ここまで14試合に登板、4勝4敗 防御率は2.14。
前回登板のジャイアンツ戦では8回無失点で勝利投手となっています。
今年で40歳になる大ベテランですが今シーズン短い登板間隔で先発をこなし、明日で早くも15試合目の先発となります。
カープで開幕から先発ローテーションをきっちり守っている岡田投手が昨日、13試合目の登板だったことを考えると、いかに間隔を詰めて登板を重ねているかが分かるかと思います。
防御率から分かるように登板内容も非常に安定しており、一度抹消されて先発を1試合飛ばして復帰して以来3連勝中、計22回を1失点と驚異的な安定感を誇ります。
いかに好調なカープ打線とはいえ、明日は苦労しそうです。
タイプ的には打たせて取るピッチャーなので、打たされるのではなく狙い球を絞って自分のスイングをする、普段通りのカープの打撃ができればそれなりにチャンスは作れるのではないかと思います。
あとはその場面で一本が出るかどうかですね。
先発投手陣の好調さもあって、又吉選手が中継ぎに回り、厚みが増してきています。
この組み替えも功を奏しており、投手陣の安定感がやや弱い打線を補いながらチーム状態をどんどん上げてきています。
ベイスターズ戦に続き、チーム状態の良い相手対戦が続き、少しついてないような気はしますが、カープは首位に立つチームです。
相手から見ればマツダでのカープ戦、重圧は感じているものと思います。
明日の緒戦はドラゴンズが名古屋からの移動ゲームになることもあり、多少ですが日程的な有利さもあります。
先を見ず、まずは明日の試合を全力で取りに行きましょう!
ファンも含めてチーム一丸、一戦一戦明日も頑張ろう、カープ!
このブログの応援もよろしくお願いします♩⇩