6/6のファイターズ戦の予告先発投手が発表されましたので試合展望を更新しました。
交流戦第一週を4勝2敗と順調なスタートを切ったカープ。
いよいよ山場となる敵地6連戦が始まります。
まずは敵地札幌ドームに乗り込んでのファイターズ戦です。
昨年の日本シリーズ3連敗のリベンジを期します。
予告先発はカープが薮田投手、ファイターズが加藤投手です。
薮田投手は先週の今シーズン初先発に続き、2度目の先発となります。
ここまで中継ぎで23試合、先発で1試合に登板、4勝1敗3Hで防御率は2.45。
前回、交流戦初戦となったライオンズ戦では6回無失点の好投、チームに勢いをつけてくれました。
球威があり、甘く入っても力で押し切れたことに加え、途中からの相手が追い込まれてからでは厳しいと踏んだか早いカウントでバッティングに切り替えてきたことも功を奏して先発転向初登板は満点回答となりました。
明日はその球威を維持できているかどうかがポイントになりそうです。
それなりの四死球を出すことは覚悟になるかと思いますが(2イニングに1つくらいが目安でしょうか)、カウントを悪くして投げ込む球を一発で捕らえられないだけの球威さえあれば、試合は作ってくれるのではないでしょうか。
今年のファイターズ打線で何といっても注目は4割打者の近藤選手。
出塁率は驚異の5割超えの.569、5割より6割の方が近いという信じられないような成績です。
間違いなく今シーズンのファイターズ打線の顔の一人です。
右太もも裏の張りで日曜日の試合は欠場していますが、精密検査で異常はなかったようですのでDHもしくは代打で明日の試合は起用されるのではないでしょうか。
他にもここ最近絶好調の1番西川選手は足もあり、要警戒です。
最近好調の松本選手と1, 2番を組む場合には、ここを抑えられるかが大きなカギになりそうです。
レアード選手の一発と、中田選手は打率こそ上がってきませんがDeNA戦で5打点を記録したように勝負強さは健在。
ジャイアンツから移籍した大田選手も花が開きかけています。
昨季日本一チームですので大谷選手が離脱中と言えども、要警戒の戦力です。
とにかく目の前の一人ひとり、先週同様一人で背負いすぎずに、中継ぎ陣と打線の状態は良いカープなので最少失点でいけるところまでの意識で投げてもらいたいと思います。
薮田投手の2度目の先発に期待しましょう。
対する打線の相手は加藤投手。
ここまで9試合に登板、3勝4敗 防御率は3.29。
前回ベイスターズでは6回3失点で敗戦投手となっています。
今シーズン安定したピッチングを見せている2年目の加藤投手。
ルーキーイヤーの昨年から30試合に登板、7勝を挙げるなど活躍を見せていましたが、今年、更なる飛躍を遂げようとしています。
スリークォーターから投じる伸びのあるストレートを武器に好投を続けており、制球面も昨年より安定。
調子がよほど悪ければ別ですが、大量点を奪う展開はそれほど想像できません。
中継ぎ陣の調子はというと、シーズン序盤は苦労していましたが、ここ最近は少し安定してきています。
5月に復帰したマーティン投手が非常に安定しており、守護神の増井投手も日曜日のタイガース戦で打たれはしましたがそれなりに安定、便利屋的な使われ方をしている鍵谷投手も結果を残しています。
その一方で昨年チームを支えた宮西投手、谷元投手の調子がシーズン序盤、今一つの登板が続いて多少のつけいるスキがありそうでしたが、先週はそろって好投を重ねており、上り調子。
こうして書いているとやはり、強力カープ打線に頑張ってもらい加藤投手からリードを奪う展開に持ち込むしかなさそうですね。
勝負強く、粘り強いカープ打線なのでリードを奪われても僅差であれば終盤の逆転も十二分に可能性はあるでしょう。
勝負の敵地6連戦、少しでも早く1勝を挙げたいところです。
まずは明日、初戦に注目しましょう。
交流戦でもやることは変わりません。
ファンも含めてチーム一丸、明日も頑張ろう、カープ!
このブログの応援もよろしくお願いします♩⇩