少しもやもやする中、明るい話題もということ記事の連投です。
オールスター投票の進む裏で、フレッシュオールスターゲームについても選手選考が始まっています。
今回はカープから推薦選手としてリストアップされた選手たちを紹介したいと思います。
フレッシュオールスターゲームにはイースタン、ウエスタンから各21人ずつ出場しますが、その選考は今回の推薦選手中心に行われ、6月末に発表されます。
フレッシュオールスターゲームの出場資格は以下の通り。
・ルーキー
・プロ入り5年以内、かつ今シーズンのファーム公式戦に出場している選手
・過去2回以上出場しており、1軍オールスターに選ばれていない選手
基本的には各チームの期待の若手たちが集うことになります。
6/1現在で22勝19敗4分とウエスタンリーグ2位につけるカープ。
今回はそんなカープ2軍からリストアップされた注目の選手たちを紹介したいと思います。
加藤拓也投手
2016年ドラフト1位指名で慶応大学からカープに入団した加藤投手。
今シーズン、惜しくも開幕ローテーション入りは床田投手に譲りましたが、ジョンソン投手の離脱を受け昇格、初登板でのあわやノーヒットノーランの鮮烈デビューで記憶に残っているファンの方も多いのではないでしょうか。
このデビュー戦に加え、既に1軍で5試合に登板しており、1勝3敗防御率3.81の成績を残しています。
球威は十分一軍で通用するところを見せてくれましたが、課題は明白で投球回数以上を記録した四死球を減らすこと。
2軍ではこれまで5試合に登板 2勝1敗防御率は3.33の成績を残しており、24 1/3回で12四球と一時期よりは制球も安定感を取り戻してきたようです。
近い将来、カープのローテーションを支えてくれる投手に成長してくれることを期待しましょう。
高橋樹也投手
2015年ドラフト3位指名で花巻東高校からカープに入団した高橋樹也投手。
2年目の今シーズン、2軍で結果を残し、敗戦処理としてではありましたが1軍に昇格し、4試合に登板。
最後の登板となった5/11のスワローズ戦で打ち込まれたことがあり防御率は10.13ですが、初登板で筒香選手から三振を奪うなど、光るものは見せてくれました。
2軍ではこれまで6試合に登板 2勝1敗防御率は4.30の成績を残しています。
先発、中継ぎともに左腕の台頭が待ち望まれて久しいカープ。
戸田投手、床田投手とともに、順調に育ってほしい期待の若手左腕です。
辻 空(つじ そら)投手
2012年育成選手1位指名で岐阜城北高からカープに入団した辻空投手。
昨年念願の支配下選手登録をされるなど、5年目の今年、順調に成長をしています。
2軍ではこれまで7試合に登板 1勝0敗防御率は2.93の成績を残しています。
年々力をつけてきているだけに、今後に注目です。
中村祐太投手
2013年ドラフト5位指名で関東第一高校からカープに入団した中村祐太投手。
4年目の今シーズン、チームが先発投手陣のやりくりに苦しむ中一軍に昇格。
チーム日本人史上初となる初登板以来2戦2勝を記録するなど、3試合に先発し2勝0敗防御率3.94を記録し、今も1軍のローテーションの一角として活躍しています。
2軍ではこれまで6試合に登板 1勝1敗防御率は1.88の成績を残しています。
坂倉将吾捕手
2016年ドラフト4位指名で日大三高からカープに入団した坂倉将吾選手。
高校時代は強肩強打の捕手としてその名をとどろかせました。
何より左打ちの捕手という現在のカープにはいないタイプ、将来が楽しみなルーキーです。
ルーキーイヤーの今シーズン、2軍ではこれまで出場38試合、.292 0本 17打点の成績を残しています。
既に打撃面ではプロでも通用しそうな部分を見せてくれていますので、体作りと守備面、特にリード面での技術を磨いて近い将来會澤選手と正捕手争いを繰り広げてもらいたいところです。
桒原 樹 (くわはら たつき) 内野手
2014年ドラフト5位指名で常葉菊川高校からカープに入団した桒原 樹選手。
昨年は2軍でチーム最多となる109試合に出場、左打ちの俊足強打の内野手です。
今シーズンも2軍ではこれまで日本人最多となる出場40試合、.232 1本 11打点の成績を残しています。
与えられている試合数、打席数の多さから首脳陣の期待の高さがうかがえます。
レベルの高い一軍内野陣に食い込めるか、注目しましょう。
バティスタ内野手
今日(2017/6/2)、異例ともいえる6年もの長期契約で支配下選手登録されたバティスタ選手。
メヒア選手とともに育成契約を昨年から結んでいるドミニカ出身、カープアカデミー出身25歳の選手です。
昨年は2軍で68試合に出場、その才能に磨きをかけています。
今シーズンはオープン戦で13打席を与えられ、4安打を放つなど、その技術に向上が見られています。
今シーズン、2軍ではこれまで出場39試合、.363 14本 38打点でリーグ三冠王、圧倒的な成績を残しています。
守備面ではまだまだ荒削りで課題山積ですが、開花しつつある打撃面に期待されての支配下選手登録でしょう。
今シーズン中に1軍でその打撃を披露する機会があるかもしれません。
要注目です。
メヒア内野手
バティスタ選手とともに育成契約を昨年から結んでいるドミニカ出身、カープアカデミー出身24歳の選手です。
昨年は2軍でバティスタ選手を上回る79試合に出場、7本塁打を放っています。
今シーズン、2軍ではこれまでチーム唯一の全試合出場、45試合、.361 4本 29打点と素晴らしい成績を残しています。
同僚のバティスタ選手の支配下選手登録で非常に厳しい立場となりましたが、腐ることなく頑張ってもらいたいところです。
将来のカープを担う若鯉たちの祭典、1軍オールスターだけでなく注目したいと思います。
2軍まで含めてチーム一丸、これからも頑張ろう、カープ!
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