5/30 ライオンズ戦の予告先発投手が発表されましたので試合展望を更新しました。
5連勝と勢いに乗り、いよいよ明日から交流戦を迎えるカープ。
まずは敵地メットライフドームに乗り込んでのライオンズ戦です。
予告先発はカープが薮田投手、ライオンズが野上投手です。
薮田投手は今シーズン初先発です。
中5日で大瀬良投手がくるものと思い込んでいたので個人的には完全に意表を突かれました。
来週、ジョンソン投手あるいは野村投手が復帰した際にカード頭を任せるための布石かもしれませんね。
薮田投手はここまで中継ぎで23試合に登板、3勝1敗3Hで防御率は3.00。
前回は野村投手のアクシデントでの降板を受けて4回から緊急登板、3イニングを無失点に抑えて勝利投手となっています。
首脳陣は交流戦の初戦、そして6連戦の頭を今シーズン初先発の薮田投手に託しました。
先週の3イニング好投、そして昨年も福井投手の試合直前のアクシデントで緊急先発登板した際に6回無失点の好投を見せてくれたように、緊急事態に力を発揮してくれているのは好材料でしょうか。
昨年は3試合、一昨年のルーキーイヤーは6試合に先発登板しており、先発としての経験もある程度は有します。
ルーキーイヤーは制球が乱れ、フォアボール乱発で早期降板を繰り返していた薮田投手ですが、今年はそれよりはだいぶコントロールが安定してきました(それでもまだ多いですが…)。
ライオンズ打線は秋山選手、源田選手、浅村選手と3割バッターが3人並び、中村選手、栗山選手、メヒア選手と長打力を秘めるバッターにつながっていく打線は迫力十分です。
左打者を割と得意としている薮田投手だけに秋山選手、源田選手の足もある左の1, 2番を抑え込めるかが一つのポイントになるでしょう。
とにかく目の前の一人ひとり、一人で背負いすぎずに、中継ぎ陣と打線の状態は良いカープなので最少失点でいけるところまでの意識で投げてもらいたいと思います。
中継ぎでの登板が先発に意識面で良い変化をもたらすことも多いです。
薮田投手の今シーズン初先発に期待しましょう。
対する打線の相手は野上投手。
ここまで8試合に登板、4勝4敗 防御率は2.87。
前回ファイターズ戦では6回無失点の好投で勝利投手となっています。
直近の2試合、6回を投げて無失点、1失点と上り調子の野上投手が初戦の相手です。
コントロールは良く、フォアボールはそれほど期待できない相手になります。
右打者よりは左打者に極端に弱い傾向があるので交流戦特有のDHには西川選手が起用されるでしょうか。
ライオンズには鉄壁の救援投手陣がおり、リードを許して終盤を迎えると逆転のカープと言えども非常に栗しい展開となることが予想されます。
主な中継ぎ投手陣は勝ちパターンの牧田選手(20試合 防御率0.42)、シュリッター選手(21試合 防御率1.29)、増田選手(16試合 防御率1.72)に加えて武隈投手(20試合 防御率1.29)の存在が起用に柔軟性をもたらしています。
カープはジャクソン投手の他に防御率1点台以下の中継ぎ投手はいませんので、いかにライオンズ中継ぎ陣が充実しているかがお察しいただけるかと思います。
カープとしては打線が序盤から薮田投手を援護して、常に先手を取りライオンズの鉄壁中継ぎ陣に出番を与えない展開を期待したいところ。
敵地ということもあり、同点での終盤という展開も望ましくはないでしょう。
いよいよシーズンの流れを変えることがままある交流戦が始まります。
通算では相性の良くないカープですが、チーム力を着実につけてきて、最近ではそこまで悪いイメージもありません。
交流戦全体で18試合の短期決戦になりますので出遅れは避けたいところ。
リーグでの良い流れを交流戦にも持ち込めるか、まずは明日の初戦注目しましょう。
交流戦でもやることは変わりません。
チーム一丸、明日も頑張ろう、カープ!
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過去の交流戦の成績と今年の展望は別記事にまとめています↓