僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

4/20のカープ DeNA戦 粘りを見せるも痛すぎた四球

4/20のカープ、DeNA戦は3-5でカープが敗れました。

 

試合記録

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
DeNA 0 1 0 0 0 0 2 0 0 2 5 7 0
広島 0 0 0 0 0 0 3 0 0 0 3 8 1

 

投手情報 

勝利投手  三上 (1勝1敗0S)

敗戦投手 今村 (0勝1敗1S)

セーブ  パットン (2勝1敗2S)

DeNA  井納、砂田、山崎康、三上、パットン - 戸柱

広島 床田、大瀬良、ジャクソン、今村、飯田、一岡 - 會澤、石原

本塁打  なし

 

 試合概要

初回は、大瀬良投手、井納投手ともに三者凡退、静かな試合の幕開けとなります。

 

試合は2回表に動きます。

先頭筒香選手が2ベースで出塁するとロペス選手にもヒットを打たれノーアウト1, 3塁のピンチを招くと、続く倉本選手の内野ゴロの間に先制を許します。

 

こうなると1点の重いカープ打線は苦しくなります。

2回、5回と得点圏にランナーを進めますが、ホームは遠く同点に追いつくことができません。

 

好投を続ける大瀬良投手ですが、7回に再び捕まります。

1アウトから倉本選手のゴロを田中選手がファンブルし出塁を許すと、2アウトから戸柱選手にヒットを打たれ2アウト1, 2塁のピンチを招きます。

 

打順は9番、井納投手。

DeNAベンチは続投を選び、そのまま打席に送り出します。 

ここで何としても抑えなければならなかったのですがライト前に運ばれ、痛い追加点を許すと、続く桑原選手の打席で痛恨のワイルドピッチ。

労せずしてさらに1点を献上し、0-3、3点のビハインドとなります。

 

しかしここで終わらない底力が今のカープにはありました。

7回の裏、先頭、ここまでわずか1安打(ジャイアンツ戦のあの同点ホームランです)と不振に苦しむ松山選手に久しぶりのヒットとなるツーベースが飛び出しチャンスを作ります。

エルドレッド選手がヒットでつなぐと続く安部選手にタイムリーが飛び出し3連打で1点を返し、さらにノーアウト1, 3塁、チャンスが続きます。

 

代打新井選手の打席中、安部選手が貴重な盗塁を決めて0アウト2,3塁、一打同点の場面を作り、チャンスを広げます。

新井選手がセカンドフライに倒れて1アウト後、代打小窪選手がバットを折りながらもライトへヒットを放つと2塁走者の安部選手もホームに帰り、カープが同点に追いつきます。

 

8回をジャクソン投手、9回を今村投手が抑えますが、カープも得点を取れずに試合は延長戦に入ります。

 

10回、カープは今村投手を続投させます。

先頭の戸柱選手にヒットを打たれますが、代打乙坂選手にはバントをさせず1アウトを奪います。

しかし桑原選手、石川選手に連続四球を与え1アウト満塁のピンチを自ら招くと、梶谷選手に勝ち越しタイムリーを打たれます。

この場面でカープベンチは今村投手を交代。

代わった飯田投手が筒香選手に犠牲フライを打たれ2点差に。

 

試合はこのまま敗れ、カープは今シーズン初の連敗です。

 

試合の感想

今日の試合前、床田投手とヘーゲンズ投手が登録抹消、代わりに中継ぎの一岡投手と飯田投手が上がりました。

昨日、早期降板で心配だった床田投手は、残念ながら左肘内側筋筋挫傷で安静加療に3週間、チームにとって非常に痛い、ジョンソン投手に続く開幕ローテーション投手の離脱となりました。

 

ヘーゲンズ投手は再調整でしょう。

代わりに上がった一岡投手、飯田投手に今週の残り試合、中継ぎ陣の登板過多を和らげる役割を期待しましょう!

 

さて、今日の試合ですが大瀬良投手はナイスピッチングでした。

7回3失点でしたが、数字以上にチームに勝つチャンスをもたらしてくれたと思います。

ただ1点が重い現状の打線の状態では序盤の先制点、さらには7回のエラー絡みとはいえ投手にタイムリーヒット、さらには暴投で2点と、点の取られ方は悪かったですね。

このあたりが勝ち星に恵まれない理由の1つでしょうか。

 

とにかく次回、いろいろと余計なことを考えすぎない前に、内容よりも勝ち星という結果が重要になります。

 

打線は、かなり悪い点の取られ方をした直後、試合が動き出した機会を逃しませんでした。

特に松山選手、小窪選手のバッティングと安部選手の盗塁です。

 

松山選手はあの劇的なホームランで初ヒットを放った後、再び当たりが止まっていました。

それでも先発起用をしてくれた首脳陣の期待に何とか応えてくれました。

回の先頭打者だっただけに非常に非常に大きかったです。

 

そして安部選手の盗塁です。

同点のランナーが2塁に進んだ、かつダブルプレーの可能性を減らしたという意味で値千金の盗塁でした。

今シーズンここまで積極的に盗塁を決めており、リーグトップの6盗塁です。

こういったしびれる展開で走れるのは開幕以来の意識の高さの賜物でしょう。

まだまだ安部選手の走る姿を今シーズン見られそうですね!

 

同点タイムリーは小窪選手でした。

前日は2アウト1,2塁のチャンスでぼてぼての内野ゴロにヘッドスライディング。

緒方監督の退場の引き金となるプレーがありました。

一時当たりが出ましたが、ここ3試合、先発起用されても結果が出ない試合が続いていました。

気合が違ったのでしょう、バットを折られましたが執念でライト前まで運びました。

 

10回の今村投手続投は違和感のない采配でした。

9回は球数も少なく内容は良かったですし、薮田投手、中田投手は昨日までにすでに複数回投げています。

せっかく相手の送りバント失敗で流れがきかけたところでの桑原選手へのストレートの四球。

あれが全てでした。

 

ただ長いシーズン、今村投手にはやってもらわないといけません。

中崎投手が離脱中の今は特に、です。

次の機会でやり返してくれるはずです。

 

それにしても本拠地マツダスタジアムでの手痛いカード負け越しです。

中々打てない中での打線の粘りと飯田投手、一岡投手に昇格直後投げる機会を与えられたのは収穫だったでしょうか。

 

 

4/21の試合展望

カープは明日から、移動日なしで神宮でヤクルト3連戦です。

先発はカープが加藤投手、ヤクルトが石川投手です。

早くも2度目の同先発投手での対戦です。

前回は加藤投手が9回1アウトまでノーヒットピッチング、鮮烈デビューを飾ったあの試合です。

 

加藤投手は2試合目の阪神戦では6回3失点、試合は作りましたが6回で毎回の8四球、送りバントの失敗もあり、内容はあまり良いものではありませんでした。

球威は十分なだけに、四球を出すのは仕方ないとしても、せめて投球回数の半分程度まで減らしてもらいたいところです。

 

ヤクルト打線で注意すべきはバレンティン選手でしょうか。

前回対戦ではフォークボールをとらえられていました。

山田選手が不調なだけに(.224 2本 6打点)少し不気味ですが、主力野手の離脱が目立つヤクルト打線、余計なランナーを出さずに抑えてもらいたいところです。

 

ただヤクルト打線もリベンジに燃えていることでしょう。

ルーキーに2度続けてやられるわけにはいかないと前回以上に気合を入れて打席に入ってくることが予想されます。

加藤投手がそれを上回ることができるのか、注目しましょう。

 

対する石川投手はここまで3試合に先発。

どの試合も6回を投げて2失点、3失点、2失点、きっちり試合を作るあたりはさすがです。

コントロールの良い投手だけに四球をもらえる可能性はそれほど高くないですが、球威にはやや衰えが見られ、0点に抑え込まれる可能性はそれほど高くないだけに、久しぶりに先制点を取って主導権を握る展開に持ち込みたいところです。

 

打線の調子はやや下降気味なだけに、中継ぎ陣の出番も増えそうです。

DeNAとの3連戦でかなり中継ぎ投手陣を注ぎ込んでいるだけに、ヤクルト3連戦、先発投手が早めに降板するようだと、長い目で見てもかなり厳しい状況に追い込まれてしまいます。

開幕以来踏ん張ってくれている先発投手陣に期待しましょう。

 

昨シーズンのカープの強さはシーズン後半まで3連敗をしなかったことに代表されていました。

明日は、今シーズン最初の3連敗の危機です。

カープファンのみなさん、落ち込んでいる場合じゃありません、応援のしどころです!

一緒にカープを応援しましょう!

明日も頑張れ、カープ!

 

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