投手成績のまとめです (4/10 現在)。
開幕から9試合、開幕2カード時点でまとめた野手に引き続き、投手の成績をまとめてみました。
先発投手
ジョンソン投手 1試合0勝1敗 防御率12.27 投球回数 3 2/3回
加藤投手 1試合1勝0敗 防御率1.08 投球回数 8 1/3回
岡田投手 2試合1勝0敗 防御率5.11 投球回数 12 1/3回
九里投手 2試合2勝0敗 防御率2.08 投球回数 13回
野村投手 1試合1勝0敗 防御率1.29 投球回数 7回
床田投手 1試合0勝0敗 防御率4.26 投球回数 6 1/3回
大瀬良投手 1試合0勝0敗 防御率0.00 投球回数 6回
黒田投手が引退し、誰がその穴を埋めるのかが注目された今シーズン。
ただでさえ埋めるのが大変な黒田投手の穴に加えて、2本柱の一角、昨年沢村賞の
ジョンソン投手が開幕で打ち込まれ、さらには体調不良で登録抹消される緊急事態。
どうなることかと思いましたが若い九里投手、大瀬良投手、岡田投手、加藤投手に床田投手の力投でこれまでのところ、開幕2試合続けて先発投手が4回までに降板しながらも先発投手が9試合平均で6回以上を投げることができています。
チーム7勝のうち、先発投手に5勝ついていることも、チーム状態の良さを表しているかと思います。
緒方監督からもシーズン始めのうちに若い投手に長い回を投げる経験を積ませようとする、先を見据えた采配を感じられますし、これまでのところ、それが裏目に出そうになってもリリーフ投手の踏ん張り、野手陣の頑張りにより良い方向に出ています。
ただし若い投手、特にルーキーの加藤投手、床田投手がこのままの調子でシーズンを過ごせるとは考えられません。
野村投手への2本柱の一角としての働きはもちろん、ジョンソン投手の早期復帰、大瀬良投手、九里投手、岡田投手がどこまで踏ん張れるかが鍵になりそうです。
特に九里投手と岡田投手に期待しています。(もちろん他の投手にも期待しています)
九里投手は開幕2試合安定した投球が続いています。
オープン戦も2試合で10回無失点、キャンプで自信をつけた内角へのツーシームが投球の幅を広げ、一皮むけました。
もちろんこの調子でシーズンを走り抜けるのは難しいでしょうが、昨年まで3年連続防御率4点台だったことを考えると、素晴らしく非常に頼もしい存在です。
岡田投手も今シーズン初登板は打ち込まれましたが、オープン戦5試合で防御率1.57と素晴らしい安定した成績を残しています。
先日のヤクルト戦を見る限り、心配はなさそうです。
とにかく先発投手が長い回を投げ試合を作る展開が続く限りは今年もカープは強いです。
開幕2試合のように逆に打ち込まれる試合が続くようだと夏場以降の展開が不安になってきます。
若い先発投手陣の引き続きの頑張りに期待しましょう!
リリーフ投手
今村投手 4試合0勝0敗 2H 防御率2.45 投球回数 3 2/3回
ジャクソン投手 5試合0勝0敗 3H防御率0.00 投球回数 4 2/3回
中崎投手 5試合1勝0敗1H 1S 防御率3.18 投球回数 5 2/3回
薮田投手 5試合1勝0敗 防御率3.18 投球回数 5 2/3回
中田投手 4試合0勝0敗 防御率1.69 投球回数 5 1/3回
ブレイシア投手 3試合0勝0敗1S 防御率0.00 投球回数 3回
飯田投手 3試合0勝0敗1H 防御率3.86 投球回数 2 1/3回
ヤクルトとの3連戦は先発投手の頑張りもありジャクソン投手、中崎投手以外は出番がありませんでした。
それでも既に薮田投手が5試合、今村投手、中田投手が4試合に登板しています。
先発投手の早期降板、延長戦が続いていたこともあり、ヤクルトとの3連戦の先発投手の頑張りは中継ぎ投手陣の負担軽減という意味で非常に大きかったと思います。
数字こそまずまずですが、ジャクソン投手、中崎投手の投球内容は不安が残ります。
ジャクソン投手はここ3試合連続で複数安打を浴びていますし、登板全試合でヒットを打たれています。
また三振もまだ3つです。
中崎投手も暖かくなる前は例年、調子がいま一つとはいえ、今年はキャンプ中のインフルエンザでの離脱もあり不安はつきません。
昨日の投手起用も、早くこの二人に調子を取り戻して欲しいとの意図があるのかもしれません。
延長戦の影響もあるかと思いますが、今年は全員が既に3試合以上に登板するなど昨年に比べてブルペン陣の負担平準化は図れているように思います。
長いシーズンを見据えての起用が続くかと思いますが、引き続き中継投手陣の頑張りにも期待しましょう!
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