僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

カープの相手はジャイアンツに決定 要注意ポイントはどこだ 菅野連続無失点継続どころかCS史上初のノーヒットノーラン…

今年のCSファイナルステージにはジャイアンツが進むことが決定。神宮でスワローズ相手に連勝、しかも今日は菅野投手がノーヒットノーランとは恐るべし…。カープ側のキーマンは明日以降書こうと思いますが、今日はジャイアンツのファーストステージを振り返りって要注意ポイントを洗い出したいと思います。

 

 

ジャイアンツがスワローズ相手に連勝でファイナルステージ進出を決めました。

高橋監督の辞任が発表されて以降、ベイスターズとの息詰まるCS争いを制し、さらには6.5ゲーム差あったスワローズ相手に敵地で完勝。

原監督時代に3連覇を達成したベテランも野手陣には多く残り、経験も十分。

戦力の分厚さは疑う余地のないジャイアンツが、レギュラーシーズンで中々かみ合わなかった投打がかみ合い、状態を挙げてマツダスタジアムにやってきます。

 

リーグ最終戦で中継ぎ待機した菅野投手のCS初戦完璧にはまった形となりましたね。

高橋監督も積極的に動いた采配がピタリとはまり、リーグ戦ではあまり感じなかった勢いを呼び込んだ感じがします。

初戦は初回から田中俊太選手が盗塁を決め、岡本選手の先制の犠牲フライに結び付けました。

 

そこまで1失点の今村投手5回2アウトからピンチを招くと迷わず経験豊富な上原投手を投入。

イニング跨ぎまでピタリとはまり、主導権を譲りませんでした。

7回は足が速いとは言えなくなっているベテランの長野選手をファーストランナーに置きながら陽選手へのヒットエンドランの指示。

リスクの高い采配を勇気をもって振るい、見事にそのリターンとして2点の追加点をもぎ取りました。

初戦は今シーズンジャイアンツの戦いでそれほど見ることがなかった、高橋監督の采配で取った試合と言えるでしょう。

 

カープ首脳陣としてもこの試合を見せられると、何をどのタイミングで仕掛けられるかわからない不気味さを感じていることでしょう。

高橋監督の開き直った采配。

ここがまずは1つ目の要注意ポイント、リーグ戦でのジャイアンツとの闘いとの違いになってきそうです。

 

 

 

 

今日の2戦目はどう考えても菅野投手の出来が一番の要因です。

これでリーグ戦から続く連続無失点は41イニングまで伸びて、手が付けられない状態ですね。

先発試合に限れば4試合連続完封…化け物です。

中4日で3戦目にくるか、中5日で4戦目にくるかは分かりませんが、五分以下の成績で対戦することになると苦しいシリーズになっていることでしょう。

 

ジャイアンツ打線ですが今日は3人に一発が出て、ある程度どこからでも点を取れる自信をもって広島にやってきそうです。

特に下位を打つ長野選手、亀井選手あたりが好調。

経験も十分の選手ですから、レギュラーシーズン特に前半はクリーンアップまで抑えれば少し気を抜けた下位打線に厚みが出てしまっています。

 

2番を打つ田中俊太選手も2試合ではありますが打率4割超え、出塁率5割超えとラッキーボーイ的な存在感を放っています。

今シーズンカープ戦で打率.389と打ちまくった先頭の坂本選手との1、2番コンビを初戦で鎮静化できるか。

 

中軸の岡本選手、阿部選手に当たりがそこまで出なかったのがまだ救いですが、ある程度ジャイアンツ打線は活発と言ってよいでしょう。

リーグ優勝チームはどうしてもファーストステージを制した勢いのあるチームと当たる宿命にあります。

それだけに初戦で相手の勢いをがっちりと受け止める必要、特に初回の立ち上がりで先制点を与えないことが必要になりますね。

鍵を握りそうなジャイアンツの1, 2番コンビと当たる、初戦の初回。

ここが2番目の要注意ポイントとなりそうです

 

 

 

 

ジャイアンツ投手陣ですが、連勝で3戦目を逃れたことでメルセデス投手が初戦に回ってきそうです。

あとの4人目が誰か、内海投手なのか、田口投手なのか、吉川投手か意表をついてヤングマン投手かといったところですが、カープ打線が比較的得点力が落ちるとされる左腕との対戦が多くなりそうですね。

相手先発左腕の攻略、ここが3つ目のポイントでしょうか。

松山選手をどう使うかも大きな決断になりそうですね。

 

菅野投手はここまでのフル回転の疲労もあるでしょうし、どのみち1試合しか先発できない可能性が高いことを考えると個人的には中5日で持ってきそうな気がしており、そうなるとジャイアンツは5人目まで先発が必要になりそうだと思います。

 

相手中継ぎ陣の調子がどうかは正直分かりません。

ただ初戦で山口投手に2イニング任せたように、上原投手、畠投手、山口投手が勝ちパターンを担ってきそうなのは間違いなさそうです。

高橋監督との絆が特に深い上原投手が奮起しそうな気配ですから、上原投手にカープの攻撃の流れを断ち切るような働きをされるとやっかいですね…。

逆に上原投手に満足に仕事をさせない展開になればカープが優位に立っていることでしょう。

ここを4つ目のポイントとしておきたいと思います。

 

色々と書きましたが、カープ側に焦点を当てた記事は明日以降書きたいと思います。

とにかく今のジャイアンツは高橋監督辞任で一気に結束力が強まっている状態で、レギュラーシーズンとはまたチームの雰囲気が変わっています。

シーズン中のジャイアンツ戦はマツダで勝ちまくったわけですがそう簡単にはいかなさそうな雰囲気が漂っていますが、カープだって2年続けて3位のチームに足元をすくわれるわけにはいきません。

とはいえこれが余計なプレッシャーにならなければ良いのですが…。

 

しかしいよいよ相手も決まって、カープの出番が近づいてきました!

また真っ赤に染まるマツダスタジアムで躍動する姿を楽しみに、あと数日待ちたいと思います! 

34年ぶりの日本一奪還へ、明日からも一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!

 

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