僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

カープ得点力の秘密!? カープ先発投手陣の打撃への取組み 現投手陣一番の才能は…【閑話休題】

今日はカープ打線の強みの一つとして先発投手陣の打撃への姿勢を取り上げていた記事があったので紹介したいと思います。近年好成績を残すセリーグの投手は打撃でも結果を残している傾向にあるのは間違いありません。先発陣は打撃での貢献も求められるなか、カープ投手陣の取り組みをまとめてみたいと思います。

 

今回、この記事を書くきっかけとなった記事がこちら。

投手もバットで貢献を 広島・岡田が与えるコイ投の打撃への好影響― スポニチ Sponichi Annex 野球

【野球】打撃への意識高い広島投手陣 バットへのこだわり、志願の特打…/オピニオンD/オピニオンD/デイリースポーツ online

  

セリーグでは投手も打席に入る分、投げるだけでなく打つ方での貢献も求められます。

送りバントを決められるかどうかでも攻撃の流れを左右しますし、下位打線まで打てる選手が揃っているカープにおいては2アウトでランナーを置いて投手に打席が回ってくる機会も多いです。

そこで打って自身を援護できれば、あるいはつないでランナーを貯めて上位打線に回せれば、その試合の勝利に大きくつながります。

 

今年、カープで先発した投手の中で最も打撃センスを感じるのは中村祐太投手でしょうか。

高校通算16本塁打を放っており、元々バッティングのセンスにも定評があり今シーズンもここまで10打数2安打2四球と投手ながら高い出塁率を誇り打線をつなげています。

センスだけでなく後述する岡田投手の刺激も受けてか、熱心に取り組んでいる打撃練習も身を結んでいるのでしょう。

今シーズン初登板だった4/18のスワローズ戦で自らのバットで先制点をたたき出し、自身初勝利から今シーズン序盤、先発ローテーションに定着したのは印象深いところです。

www.bokuramocarp-blog.com

 

ただ、肝心の本業のピッチングの調子が上がらずシーズンの大半を2軍で過ごすことになりました。

来シーズンこそはシーズンを通して先発ローテーションで回り、得意の打撃を生かすべく1軍の打席に数多く立てるよう、頑張ってほしいですね。

 

 

 

 

 

カープ先発陣で現状最もバッティングが伸びているのは岡田投手です。

カープファンの皆さんも岡田投手のバッティングは良いというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

紹介した記事によれば、岡田投手がバッティングをまともに始めたのはプロになってからとのこと。

 

1年目わずか2安打で.074に終わったことをきっかけに投手陣で最も多い打撃練習をこなし、昨年は6安打8打点(!)打率も.128と上昇。

今シーズンも昨年同様6安打を放ち、その努力の成果を見せてくれています。

バックに必ずバットを入れて練習に臨んでいる、その姿勢が結果にもつながってきていますね。 

東出コーチに「普段から振っているから打てる、昨年の12勝も自分が打ったから」そう言わしめるだけの練習量が岡田投手の打撃を支えています。

 

ここまで紹介した中村祐太投手と岡田投手の二人は大瀬良投手いわくロッカーでも打撃の話をよくしているほどの打撃熱心さ。

それに刺激を受けてか九里投手や大瀬良投手といった他の先発陣も打撃練習に打ち込んでいます。

 

今シーズン先発投手としてここまで15勝と素晴らしい成績を残している大瀬良投手。

打撃でもなんと9安打9打点!!と素晴らしい成績を残して自身の勝利につなげてきました。

今年のここまでの打率.167は自身過去最高。

 

カープ投手陣は打撃で詰まらされても投球への影響が最小限に留まるよう、グリップにクッション性が高いテープを巻いたバットを使っていますが大瀬良投手はこれにさらにテーピングを足しているとか。

足したテーピングがグリップエンド代わりになるように、短く持ってもバットを振りぬけるようにする工夫だそうです。

 

ホームランこそありませんが、5/25のドラゴンズ戦で放ったライトフェンス直撃のタイムリーツーベースはまさしくその工夫が身を結んで、短く持ったバットをしっかりストレートに負けずに振りぬいていたからこそあそこまで飛んだという打球でしたね。

www.bokuramocarp-blog.com

 

 

 

 

あ、関係ないですがフランスア投手が先発していたとき、一試合だけあった打席での思い切りの良すぎるフルスイングも印象的です。

いまでは勝ちパターンのリリーフエースになりましたので、当分打席でのあのフルスイングが見られないかと思うと残念な気も…笑

まぁあの後きっと投手コーチに言われたんだと思いますが、あの試合だけでしたのであそこまでのフルスイングはもう見られることはないかもしれませんが…。

 

さて、とりとめのない話はこれくらいにしてまとめに入りますが、大瀬良投手、野村投手あたりは前田健太投手がエースだったころ、打撃成績でも競い合ってました。 

最近野村投手の打撃成績が下がり気味なのが少し気になりますが、 投手は打席数が少ない分、振れ幅は大きくなる傾向にありますからそこまで気にしなくても良いのかもしれません。

 

明後日は大瀬良投手の最多勝がかかった登板が有力視されています。

これまで通り、バットでも自分の投球を助けるような場面が見られることを期待しながら、シーズン最終戦を楽しみましょう!

 

34年ぶりの日本一奪還へ、明日からも一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!

   

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