僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていきます。

クライマックスシリーズ(CS)はいらない!? 意義を考えての議論不可避か 現状維持・見直し・廃止も 2018年セリーグ【閑話休題】

いよいよぶっちぎりでのリーグ3連覇を決めようとしているカープですが、ここにきて再び話題となっているのがクライマックスシリーズ(CS)の必要性、あるいは現行の規定の妥当性。今日はカープが戦うことになるクライマックスシリーズについて書いていきたいと思います。

 

クライマックスシリーズとは

2004年からパリーグで先行的に導入され、2007年からは両リーグで導入されることになったリーグ戦Aクラスのチームによる日本シリーズ出場権をかけたポストシーズンのことです 。

 

まずはリーグ戦2位、3位チームが2位チームの本拠地で2勝勝ち抜けの3試合勝負を行い、勝った方がリーグ戦優勝チームの本拠地で、優勝チームに1勝のアドバンテージが与えられた4勝勝ち抜けの変則6試合勝負を行います。

 

引き分けにより勝利数が並んだ場合にはリーグ戦上位チームの勝ち抜けとなります。

今年は10/13 - 10/15にファーストステージが行われ、1日の予備日を挟んで10/17からカープが出場することになるであろうファイナルステージが行われます。

 

リーグ優勝チームのアドバンテージとしては以下3点でしょうか。

・与えられる1勝

・すべて本拠地開催

・ファーストステージとファイナルステージの間隔が短いために、対戦チームのエース級投手とシリーズ中盤まで顔を合わせない。一方で優勝チームはエース級ピッチャーを中4日で回せば、シリーズがもつれた場合に2度登板させられる

 

 

 

なぜクライマックスシリーズの必要性が問われる事態となっているのか

結局はリーグ戦の価値を落とすことになっていないか。

この疑問に応えきれていない、この一言に尽きると思います。

 

シーズン143試合の長丁場を戦い抜いてつけた順位をファイナルステージ6試合の短期決戦で覆してよいのか。

リーグ戦、そして最後に日本一を決める日本シリーズの価値が問われているのだと思います。

 

クライマックスシリーズは興行的には間違いなく成功を収めています。

以前は優勝が決まると残りの全試合が消化試合の様相となり、観客動員にも影響を与えていましたが、今はAクラスになればポストシーズンを戦える可能性があるため、そしてさらに言えば2位になれば本拠地開催の試合が増えて、入場料収入も見込めるために大差で最下位に沈むケースであっても消化試合は確実に減ることになります(優勝消滅から3位の可能性消滅までの試合分消化試合が減ります)。

 

ただ、過去にはまだ例はありませんがシーズン負け越してもクライマックスシリーズを勝ち抜いて日本シリーズに出場する可能性があることや去年のカープのようにシーズンを圧倒的な強さで優勝したにもかかわらず、短期決戦でチームの状態が上がらずに敗れ去り日本シリーズに出られないケースが見られることは常に議論を呼んでいます。

  

 

クライマックスシリーズ続行賛否

個人的には現状維持派と制度見直し派の中間くらいです。

現状維持でもそれはそれで理解はできるけど、ただ多くの方が意見発信しているように、シーズン負け越しチームの出場資格はく奪、それともう少しリーグ優勝チームのアドバンテージは考慮しても良いかもとは思っている次第です。

 

カープも3位でAクラス入りして、タイガースとのファーストステージを制して当時黄金期を築いていたジャイアンツとのファイナルステージでこてんぱんにやられながらも、少しずつしびれるゲームを経験していって強くなってきた経緯を踏まえれば、簡単に廃止でよいだろうとは言えません。

そして何より注目の集まる試合が増える分、2位以上になれば球団の収入も増え、それが選手の年棒や球団施設の更新という形で還元されています。

 

ただ昨年10ゲーム差でぶっちぎりで優勝したのに日本シリーズに出られないやるせなさを感じたのも事実。

と言いつつもCSが存在することで各球団が2位狙いに切り替えることで、独走チーム相手にエース級をぶつけなくなって独走を助長する面もあるので、10ゲーム離れたとしてもゲーム差だけで判断も難しいご時世になっているのですが…。

 

前例がないとはいえ、短期決戦で勢いを掴めば確率的にはあり得るリーグ戦で負け越したものの日本一なんて事象が起こった日には、仮にそれがカープだったとしても納得できない気持ちになるだろうと思います。

リーグ戦負け越しチームの出場資格はく奪やゲーム差に応じてのアドバンテージの上積みは十分検討に値すると思います。

 

12球団しかないのに半数の6球団がCSに出場できるわけですから借金を抱えたチームも出場対象になることもあるでしょうが、出場条件にシーズン勝率5割を課すのがそんなに難しいこととは思えません。

2位チームはさすがに貯金を持っているでしょうからファイナルステージがなくなるとも考えにくいですし。

3位チームが借金の場合、2位球団のファーストステージ分の収入は減りますが、ファイナルステージに100%出場できるわけですからそれはそれでということで…。

ただこの場合、2位チームもベストの状態でファイナルステージ初戦に挑めることになるので優勝チームのアドバンテージが減ってしまうのは問題ですが…。

何をやるにしても一長一短になってしまうのは仕方ないですが、うーん…難しい。

 

ゲーム差に応じての優勝チームへのアドバンテージの変動もそうです。

やるとなると今度は優勝を決めた後に来期以降を見据えた若手に経験を積ませる舞台が減ってしまう可能性があるのが難点です…。

例えばシーズン10ゲーム差でもう1勝アドバンテージを付与となった場合、果たして今のカープがやっているように来シーズン以降を見据えて期待の若手に経験を積ませる選手起用ができたかどうか…。

優勝が決まった段階でのゲーム差を判断に使う手はあるかもしれませんが、消化試合が違うタイミングでのゲーム差にどこまで意味があるのか…今年のタイガースじゃないですが、消化試合数が10試合近く遅れているチームが2位だった場合、10試合あれば4つくらい貯金を殖やせても(優勝チームと2ゲーム差を詰められても)おかしくないですからね…。

 

でもやはりリーグ全体のことを考えれば早々に優勝をあきらめて2位狙いに切り替えるような事態を抑止する効果は大きく、大事なことだと思います。

アドバンテージをつけすぎるとCSをそもそもやる意味が薄れるので最大でもあと1勝増やしての2勝といったところでしょうか。

 

色々と書きましたが、短期決戦は瞬発力、その時のチーム状態の良し悪しでリーグ優勝チームが負けることは当然あります。

その前提の上で、クライマックスシリーズのメリット、デメリットをどうとらえるか。

シーズンの雨天中止の代替試合開催面の問題とともに今シーズンオフに建設的な議論がなされることを期待したいと思います。

 

明日からもファンも含めてチーム一丸、チーム史上初の三連覇へ向けて一戦一戦頑張ろう、カープ!

 

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