僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

シーズンを決定付けた 終盤4点をはね返した底力! カープの強さが詰まった試合 8/31のカープ ヤクルト戦

8/31のスワローズ戦は6-5でカープが勝ちました。

6回までは静かな投手戦。そこから終盤4点ビハインドとなりましたが、カープ打線が底力を発揮。延長へ持ち込んで、最後は丸選手の一発でひっくり返しました。いよいよ三連覇へ…ラストスパートに入ってきそうです!

 

 

試合感想

いや、凄い…野村投手が余計な1点を取られて厳しいかなというところからひっくり返すとは…。

スワローズの心を折ってもおかしくない、凄まじい試合でした。

8回、9回と2イニング連続の満塁を凌げたのも大きかった。


そしてこの展開でもプロ野球記録のかかったフランスア投手、一岡投手はノースロー。

今シーズンのチーム方針に例外なし、無理をさせるゲーム差でもありません。

安堵はしましたが、やはり投げさせすぎの不安が勝ります…短く凄まじい輝きよりも、ある程度の輝きで少しでも長くその炎を燃やして欲しいのですが…


そんなことはさておき、今日は中盤までは投手戦の様相。

ブキャナン投手の動くボールに上手いこと打たされるカープ打線とバレンティン選手にタイムリーツーベースを浴びて先制こそ許しましたが、尻上がりに調子を上げて最小失点でしっかり粘っていった野村投手。

 

強力打線、しかも打線好調の両チームの試合にしては静かに終盤戦を迎えましたが、嵐の前の何とやらでしたね。


7回、少しボールが浮いてきたブキャナン投手のボールをついにカープ打線がとらえ始めました。


1アウトから松山選手がレフト線へのツーベースでチャンスを作ると、田中選手が落ち切らないチェンジアップに食らいついて同点のタイムリースリーベース。

同点に追いついてなおも逆転のチャンス。


イケイケの場面で會澤選手の当たりは痛烈なサードライナー。

田中選手戻れずダブルプレーのハードラック…いや、完全にカープの各打者が捕らえていたので一気に逆転できてもおかしくなかったんですが、運がスワローズに味方しました。


同点に追いついてもらった野村投手ですがその裏。

2アウト1, 3塁のピンチで青木選手相手にボール先行。

左打者の内角へのボールが試合開始当初からほとんど決まっていなかったことで完全に外角一本に絞られていました。


外角低めへのシュート、コースはそこまで悪くなかったですが打ち終わった青木選手の左足がホームベースにかかるくらい強烈に踏み込まれてバックスクリーン右に放り込まれました。

やはりコースをついても、読まれているとプロの打者は打ち返します…


2アウトということであと1人抑えてこの回まで…が、その残り1つを中々取れません。


山田選手にヒット、30個目の盗塁を決められるとバレンティン選手は申告敬遠。

雄平選手にヒットを打たれて満塁となると西浦選手にはタイムリーを浴びて、結果的には重くのしかかる余計な1点を取られました。

 

この場面2アウト、次の回の攻撃で打席が回ってくるだけに代えるのは難しかったと思いますが、気落ちした野村投手が踏ん張りきれませんでした。


 

 

直後の8回、続投したブキャナン投手ですが、前の回からとらえ始めていたカープ打線は4点ビハインドでも変わらぬ集中力で襲いかかりました。

先頭の西川選手がヒットで出ると代打のバティスタ選手が内角低めの難しいツーシームを完璧に捕らえてレフトスタンド上段に叩き込んで2点差。


1アウトから菊池選手がヒットで出ると、丸選手のファーストエラー、代わった近藤投手から鈴木誠也選手フォアボールで満塁。


松山選手が詰まりながらもレフト前に落としてあっという間に1点差。

なおも1アウト満塁のチャンスは逃しましたが試合は全く分からなくなりました…そして直前のホームランの後の余計な1点が重い展開に…


その裏、今村投手が何とか2アウト満塁のピンチを凌ぎきると、9回は再び西川選手から。

石山投手からヒットで出塁すると、続くバティスタ選手が空振り三振に倒れますがスタートを切っていた西川選手。

中村選手の送球が逸れたことで一気に1アウト3塁とチャンスが膨らみました。


三振に倒れたバティスタ選手が大きくホームベース前まで出ましたがお咎めなし。

一応送球動作自体の邪魔にはなってなかったですが、視界は少し遮ったでしょうね…守備妨害の判断もやや曖昧か。


結局これが野間選手の犠牲フライに繋がり、土壇場でカープが同点に追いつきました。


その裏のマウンドには中崎投手。

1アウトから西浦選手にヒットを許すと、廣岡選手には送りバントを決めさせず2ストライクと追い込みます…が、ヒッティングに切り替えられたところでショート頭上を越えるツーベース。


丸選手がよく打球をフェンス手前で止めました。

申告敬遠から代打の大引選手を浅いセンターフライに打ち取り2アウト。

坂口選手相手には3-1と押し出し寸前までいきますが、最後はフルカウントから浅いセンターフライ。


8回、9回と満塁のピンチを背負いながらもギリギリのところで踏ん張ります。


延長の10回は丸選手から。

初球ストレート空振りから2球目。

同じくストレートが甘く入ってきたところを今度はきっちり捕らえてライナーでライトスタンドに叩き込む貴重な勝ち越し弾。

もうさすがの一言、打った直後の噛みしめるようなガッツポーズもしびれました。


自己最多をさらに更新する31号…すっかり長距離打者の仲間入りですね。

今シーズンは本当にお化けです…敵だったら怖くてしょうがないでしょうね。

その後の1アウト2塁のチャンスは逃して1点差のその裏のマウンドにはジャクソン投手。

 

 

先頭の青木選手のセンターへと抜けようかという当たりに飛び込んだのは菊池選手。

取ってからも早い、肩も強い!

スーパープレーで大きな先頭アウト。


続く山田選手の痛烈なサードゴロを上本選手がきっちり捕球。

ファースト送球が中途半端なワンバウンドとなりましたが、堂林選手がナイス捕球で2アウト。

最後は畠山選手を三振にきってとって4連勝!


いや、この初戦を取ったのは大きすぎます!

そろそろファンは浮かれ始めてもいいくらいのゲーム差と残り試合数でしょう!

その瞬間が待ちきれませんね!


球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!

 

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