僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

ジョンソン復権のシーズンへ ピースナイターでこれ以上ないナイスゲーム! 8/7のカープ 中日戦

8/7のドラゴンズ戦は6-2でカープが勝ちました。

年に一度のピースナイターでカープが素晴らしい試合を見せてくれました。先発のジョンソン投手はリズム良く7回2失点の好投。打線も難敵のガルシア投手を序盤から攻略。文句のつけようのないナイスゲームでカープは3連勝、貯金も最多の19としています。

 

試合記録

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
中日 0 0 0 0 1 0 1 0 0 2 6 0
広島 3 1 1 0 0 0 1 0 X 6 12 0

 

投手情報 

勝利投手 ジョンソン (9勝2敗0S)

敗戦投手 ガルシア (11勝6敗0S)

セーブ なし

中日 ガルシア、福谷、岡田、鈴木博 - 武山

広島 ジョンソン、フランスア、中崎 - 石原

本塁打   鈴木18号(3回裏ソロ)

 

 

試合感想

試合前の公示で激震が走りました…絶好調だった安部選手が右手中指を骨折で長期離脱…先日の10回の守備でエラーがついた強い打球が右手を直撃していたようです。

せっかく調子が上向いていて、前半戦の挫折を乗り越えて攻守で強烈な存在感を放ち始めていた中での離脱…痛すぎます。

 

野間選手が復帰してさぁこれからというところでの代わって主力選手の離脱。

いかにシーズンを通してベストメンバーで戦える時期が少ないかが分かりますね。

代わってトレードで加入したばかりの曽根選手が初の1軍昇格。

期待しましょう! 

 

今日のスタメンですが先発がジョンソン投手ということでいつものように守備重視のスタメン。

サードは安部選手かと思いましたが上本選手、あれ?と思って調べてみたら骨折のニュースが飛び込んできたわけです…。

 

ガルシア投手が左打者に圧倒的な成績を残していることもあって、メヒア選手・バティスタ選手をスタメンで併用。

この辺りはサードの守備重視の起用と相反する気がしなくもないわけですが、点が取れなくても仕方ないですしね…7番以降を犠牲にする代わりに6番まではしっかり強打者を並べたということでしょう。

4番以降は右打者を並べましたね。

 

 この采配が大当たり。

序盤、上本選手がバウンドの安定しないゴロを捌くファインプレーを2つ決めてジョンソン投手がリズムに乗るのを助けました。

 

5回、7回とアルモンテ選手に良いところでつながれてそれぞれ福田選手の内野ゴロと犠牲フライで1点ずつ失いますが、5点の援護をうまく生かして最小失点で踏ん張りました。

 

6連戦初戦でこうしてリズム良く試合時間も短くイニングを投げてくれると本当に助かりますね。

7回を94球5安打1四球2失点で9勝目。

いや、奥さんの出産立ち会いから戻ってきて以降のピッチングは沢村賞を取った2016年にひけを取らないです。

まだまだ白星を伸ばしてくれそうですね!

 

4点差でしたがフランスア投手、中崎投手のリレーで締めくくりました。

チームが好調なこともありどうしても登板ペースがかさむ両投手を起用するには微妙な点差でしたが、今日はピースナイター。

年に一度、マツダスタジアムが緑に染まる特別な日ですから、万に一つも後味の悪い逆転劇を食らうわけにはいかない。

そう考えれば仕方のない起用だったと思います。

 

www.bokuramocarp-blog.com

 

 

フランスア投手は三者三振の圧巻のピッチング、最後は上本選手の好フィールディングでダブルプレーで試合終了。

今日は狙い通りの守り勝つ野球ができました。

 

打線は初回から難敵のガルシア投手を攻略しました。

ここまでの3度の対戦でほぼ完璧に押さえ込まれていたタナキクマルが意地を見せましたね。

 

田中選手が内野安打で出塁すると、菊池選手もしっかりボールを見極めフォアボールでつなぎました。

いきなりのチャンスに丸選手は1-1から真ん中低めのストレートに振り負けずセンターへ弾き返すタイムリーで先制。

 

ガルシア投手に唯一好相性の鈴木誠也選手も3ボールからのストレートに狙いを絞って積極的に打ちに行ってレフトへのタイムリー。

バティスタ選手も間髪入れずに初球から打って三遊間を破るタイムリーで続き、ガルシア投手の立ち上がりに怒涛の攻めで3点を奪いました。

 

続く2回にも石原選手のヒットをきっかけに2アウト2塁とチャンスを作ると菊田選手が追い込まれながらもボールに逃げていく変化球に上手く付いていって三遊間を破るタイムリーで追加点。

さらに3回には鈴木誠也選手が風にも助けられるライトスタンドへのソロホームランを放ち、5点のリード。

これまで押さえ込まれていたのが嘘のように今日は得点を積み重ねました。

 

3点差に迫られて少し嫌な雰囲気になりかけた7回には先頭の田中選手がスリーベースでチャンスを作って、丸選手が相手前進守備を破る痛烈な当たりのセンターへ抜けるタイムリーで突き放して勝負あり。

 

難敵相手に見事な攻撃を見せてチーム状態の良さを感じられるゲームとなりましたね。

復帰の野間選手も代走から出場して打席でもフォアボールを選ぶなど元気なところを見せてくれました。

好調の安部選手の離脱は痛いですが、これまで通り全員で離脱した選手の穴を埋めていきましょう!

 

 

カープ8/8の試合展望

予告先発はカープが九里投手、ドラゴンズは小熊投手です。

 

九里投手はここまで16試合、うち11試合に先発して5勝3敗防御率は4.66。

先週のスワローズ戦では7回途中6失点で勝利投手となっています。

6回まで1失点と好投するものの、12点リードの7回100球に差し掛かったところで相手に捕まって投げきれず、不完全燃焼の登板となりました。

  

今シーズンのドラゴンズ戦は3試合に先発して1勝0敗防御率は3.29。

ここまで抑えてはいますが松井雅人選手、アルモンテ選手、高橋周平選手、大島選手といったドラゴンズの左打者には苦戦しています。

ここ2試合、いつもより多く出してしまっている四死球を抑えて、打たれたとしても粘り強く得点を許さない、そんなピッチングを期待したいと思います。 

  

一方、カープ打線の相手は小熊投手です。

今シーズンは1試合に先発して1勝0敗防御率は3.60。

7/29のジャイアンツ戦で今シーズン初登板初先発を果たして5回2失点と試合を作って2年ぶりの勝利投手となっています。

  

チャンスをしっかりとものにして掴み取った今シーズン2試合目の登板にかける意気込みは相当なものでしょう。

2軍戦でも10試合で2勝1敗防御率1.42、計38イニングを投げて7四死球。

ジャイアンツ相手の今シーズン初登板でも5回無四球と今シーズンは制球も安定しているようです。

 

ジャイアンツ戦の登板を見ていないので何とも言えませんが、傾向としては三振をバンバン奪われるタイプではなく打たせて取るタイプだけに、カープ打線であれば攻略できる可能性は十分だと思います。

いつも通りしっかりボールを呼び込んでスイングすれば微妙な変化に惑わされることなく捕えられるはずです。

好球必打で九里投手を援護しましょう!

 

明日勝てば貯金はいよいよ大台の20に到達します。

今のチーム状態の良さであれば十分期待が持てるはず。

連勝を伸ばして連続カード勝ち越しも伸ばしていきましょう!

球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!

 

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