僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

快勝!でも後味は今一つ…岡田懲罰交代で中継ぎ陣はフル回転 7/26のカープ 阪神戦

7/26のタイガース戦は9-3でカープが勝ちました。

打線は初回から藤浪投手の制球の乱れにもつけ込んで一気に5点。その後も小刻みに得点を重ねて15安打9得点で試合を決めました。それでもこの展開で岡田投手はわずか3回で降板。期待の高さの裏返しか、これを乗り越えてもう一皮むけてもらいたいですね。

 

試合記録

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 5 0 0 1 0 1 0 2 0 9 15 0
阪神 0 0 1 0 0 0 0 2 0 3 7 1

 

投手情報 

勝利投手 アドゥワ (3勝1敗0S)

敗戦投手 藤浪 (2勝3敗0S)

セーブ なし

広島 岡田、アドゥワ、一岡、中田、永川 - 磯村、石原

阪神 藤浪、岡本、高橋聡、岩崎、望月 - 梅野

本塁打   丸21号(8回表2ラン)

 

 

試合感想

いや、スタメン発表で驚きました、2番セカンド安部選手。

今年初めて菊池選手をスタメンから外しました。

 

レフト松山選手、ファースト岩本選手と徹底して左打者を並べて、岡田投手を含めると7人。

確かに左の方が被打率は高いですし、万が一のデッドボールへの予防(離脱者を出さないためのリスク管理)という意味合いも否定は出来ないと思うんですが、ここまで極端なことをやるとはちょっと思いませんでしたね。 

 

そんな中、試合は雨により開始時間が1時間以上遅れました。

いや、画面越しでもすごい雨でしたね。

そんな中、試合をできる状態までグラウンドを仕上げる阪神園芸さん、さすがでした。

ぬかるんでいて選手たちも足元には気を使っての試合となりましたが、カープもタイガースもこれ以上の過密日程は御免こうむりたいですからね。

 

 さて、試合の方ですが初回から打線がつながりました。

田中選手フォアボール、安部選手がヒットでつないで丸選手もフォアボール。

ノーアウト満塁から鈴木誠也選手のショートゴロの間に先制すると、松山選手もフォアボールで再び満塁。

 

西川選手が左中間に落とす2点タイムリーツーベースで、岩本選手がフォアボール。

さすがにここで金本監督は我慢しきれずに藤浪投手はわずか1アウトしか取れず降板、4四球2安打と内容が悪すぎますから仕方ありません。

なおも1アウト満塁で代わった岡本投手から磯村選手が2球で追い込まれますが3球目、外角のスライダーを軽打でライト前にはじき返す大きな2点タイムリー。

いきなり5点を先制して初回で大量リードを奪いました。

 

中盤にもしっかりと小刻みに追加点を取れたのも大きかったですね。

4回は安部選手のフォアボールと丸選手のツーベースでノーアウト2, 3塁のチャンスを作って鈴木誠也選手のライトへの犠牲フライ。

追い込まれてからボール球につられず見極めてフルカウントから外角低めのストレートを軽打。

いや、犠牲フライなんですがほれぼれするようなバッティングでした。

その後の2点目は取れませんでしたが、なおも1アウト3塁の形も作れましたし素晴らしいバッティングでしたね。

 

6回には先頭の田中選手のヒットから2アウト3塁の形を作って鈴木誠也選手が今度はレフトへのタイムリー。

高橋聡文投手の内角へのクロスファイヤーに詰まりながらもバットを振り切ってレフト前に落としました。

チャンスで打点をしっかり挙げるバッティング。

勝負強さを身につけていよいよ4番打者として素晴らしい存在感をまといはじめました!

 

そして8回には丸選手の一発。

今日2本目のヒットを放った安部選手をファーストに置いて、岩崎投手の内角へのスライダーをライナーでライトポール際に持っていきました。

いや、この感じならホームラン王もあり得ますよ…なんてバッターでしょう。

 

シーズンオフにFAになる今年の大活躍は気にはなりますが、本当に球界を代表する選手に育ってくれたことは素直に嬉しい!

黒田投手が帰ってきて一躍カープが優勝候補になった年に中軸を任されながら不振に陥って味わった挫折を乗り越える過程を見てきただけになおさらです。

キャリアハイになるであろう数字、伸ばせるだけ伸ばしてください!

 

 

  

一方カープ先発の岡田投手ですが初回、フォアボールとヒットで2アウト1, 3塁のピンチを迎えますが何とか無失点に切り抜けると2回は三者凡退。

このままいけるかと思いましたが3回。

先頭の岡本投手にヒットを許すと糸原選手にフォアボール。

北條選手には2-1とカウントを悪くして投げたストレートが高めに甘くなったところをセンターへ運ばれノーアウト満塁のピンチを招きます。

 

このピンチは2三振も奪い何とか福留選手に浴びたタイムリーでの1点で切り抜けますが、この不甲斐ない内容で監督を怒らせたか、4回からはアドゥワ投手への継投となりました。

うーん、確かに3回は不甲斐ないピッチングでしたがこの暑い中、そして今後も6連戦が続く中でこの継投の是非は難しい…。

岡田投手を明日抹消して中継ぎ投手を上げるならまだ分からなくはないですが。

 

岡田投手は去年も春先から夏前くらいまでは素晴らしいピッチングを見せながらも後半失速。

こういう展開から立ち直れずにシーズンを終えてしまいました。

抹消されるにしても抹消されないにしても、今年は何か違うところを見せてほしい…投げているボールは間違いなく一級品です。

もう一段高みに上って、カープ投手陣を支えられる投手に成長するきっかけとしてくれることを強く望みます。

 

しかし煽りを受けたのが松山選手。

攻撃を終えた打順の関係で9番に下水流選手を入れて松山選手の打順にアドゥワ投手が入って交代。

いや、規定打席到達を目指すうえで今日の試合展開ならあと2打席は上積みできた試合ですから痛いですよね…。 

 

さて、そんな采配でしたが今日の試合だけを見るのであればこの采配は見事的中、代わったアドゥワ投手がテンポよくアウトを重ねてくれました。

6回からは一岡投手が2イニングに登板。

フォアボールは出しましたがダブルプレーもありこちらも6人でピシャリ。

大差もあってかタイガースの攻撃もあっさり、試合のテンポがかなり良くなりましたね。

 

この2人が抑えてくれたこと、打線が小刻みに得点を重ねてくれたことで終盤に勝ちパターンの投手を使わずに済んだことは救いでしょうか。

あ、永川投手は投げましたが火曜にフランスア投手が回をまたいだ関係で登板間隔が少し空いてましたからここはOKでしょう。

本人の現役続行のモチベーションにもなっていた勝った瞬間にマウンドにいる永川投手を見られましたしね!

 

中田投手、ボールは抹消前より良いと思いますが制球が落ち着きません…。

今シーズン中に復活は見られるでしょうか…期待して見守りたいと思います。

 

さて、何だかんだとカード勝ち越しは継続。

どうもマジック点灯に向けて気にするべき相手は当分の間、スワローズになりそうな雰囲気でしょうか。

今シーズンはコロコロ2位は入れ替わるのでまだ分かりませんが交流戦からの勢いがありますからね。

カープとしては白星を着実に積み上げていて文句なし、このままいけるところまでいきましょう!

 

 

 

カープ7/27の試合展望

明日からマツダスタジアムに戻ってのベイスターズ3連戦です。

ベイスターズとは来週末今度は横浜での再戦が組まれているのでしっかりマツダで叩いて嫌なイメージを植えつけておきたいところ。

予告先発はカープが野村投手、ベイスターズはウィーランド投手です。

 

野村投手はここまで9試合に先発して4勝2敗防御率は4.44。

先週のジャイアンツ戦では5回6失点で勝敗つかず。

序盤に7点の大量リードをもらいながらも3ランを2本被弾して一時逆転される大味な試合にするきっかけを作ってしまいました。

  

今シーズンのベイスターズ戦は3試合に先発していて1勝1敗防御率は3.50で直近の対戦は6/30の横浜スタジアム。

1-0でリードした6回に筒香選手に逆転2ランを打たれて敗戦投手となってしまった試合ですが、その1本のみで内容は良かった試合でした。

1軍に復帰して以来、先週を除く3試合では好投してくれており、是非先週がたまたま悪かっただけで、これからの残りシーズン期待して良いんだということを示してもらいましょう!

 

一方、カープ打線の相手はウィーランド投手です。

今シーズンは10試合に先発して5勝5敗防御率は3.92。

先週のスワローズ戦では8回1失点の快投で勝利投手となっています。

  

カープとは今シーズン初対戦。

今シーズンは怪我で離脱もあって10試合の先発に留まっており、内容にもムラがあります。

防御率2点台を記録した昨年ほどの球威、安定感はまだ戻っていないと見て良さそうだと思っていたところでの先週の好投ですよ。

 

8回をソロホームラン1本による失点のみ、9奪三振にフォアボールも1つ。

先週のカード初戦を任されていた東投手の抹消もあり、ベイスターズはローテーションを少しイジッてカープとの初戦にぶつけてきました。

それほど先週、期待ができる内容を見せたということなのでしょう。

 

カープとしては打撃面も要注意です。

今シーズンも24打席で.261、ホームランも1本放っており投手とは思えない成績です。

野村投手の球威ですとコントロールを間違えると痛い目にあう可能性もあります。

 

さて、今日は試合開始が遅れたこともあって遅くまでのゲームとなった上に明日は移動ゲームです。

それでも移動ゲームなのはベイスターズも同じですし、何よりカープはマツダで戦えますからね。

是非ベイスターズを叩いて、唯一今シーズンマツダで負け越している相手にもしっかり嫌なイメージを植え付けておきたいですね。 

 

自力優勝を消滅させればマジック点灯へまた一歩近づくオマケもついてきます。

まずは明日の初戦、全力で勝ってカード勝ち越しをどんどん続けていきましょう!

 

球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!

 

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