6/7のファイターズ戦4-8でカープが敗れました。
中村祐太投手が4試合連続での背信投球。逆転サヨナラのあと、序盤1イニングで勝負を決められる…先週も見た展開で勢いに乗る機会をまた逸してしまいました。
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
日本ハム | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 8 | 9 | 0 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 | 8 | 1 |
投手情報
勝利投手 マルティネス (6勝4敗0S)
敗戦投手 中村祐 (3勝4敗0S)
セーブ なし
日本ハム マルティネス 、公文 、宮西 、トンキン - 鶴岡
広島 中村祐 、フランスア 、永川 - 會澤
本塁打 レアード 12号(3回表3ラン)、野間 3号(4回裏2ラン)
試合感想
試合が3回で終わってしまった…そう言って良い展開でした。
劇的な逆転サヨナラ勝ちで勢いに乗れそうだった翌日に序盤、1イニングの大量失点で試合が壊れる…あれ…頭が…。
それは勢いに乗れずに苦しい戦いが続くはずです。
先発の中村祐太投手はこれで4試合続けて試合を壊しています。
4回6失点、4回4失点、5回5失点、そして今日の2 1/3回7失点。
残念ですがさすがにこれは2軍での再調整でしょう。
今日はフォアボールでランナーを貯めて長打で大量失点と取られ方も良くなかった。
変化球がストライクゾーンに投げられずにストレートを投げ込んだところでボールが高く、狙われていた。
そんな打たれるべくして打たれましたね。
ただ昨年も今年もそうでしたが、チームが苦しい時に1軍に上がってきて結果を残してチームを救う働きをしてくれているのもまた中村祐太投手です。
まだまだ、きっとその力を必要とする時がきます。
是非その時に備えてしっかり調整してください。
継投が遅かった、せめて5点取られた後フォアボールを出したところで代えておけば…そう思わなくもないですがどうなんでしょうね…。
その裏打席が回る打順だっただけに、先発として本当に最低限の仕事だけはしなさい、そういうことだったんでしょうか。
さて、来週の木曜の先発は2番手で好投したフランスア投手が濃厚です。
2 2/3回を投げたところで回ってきた2度目の打席にもそのまま入ったところで首脳陣としてはこういう展開も想定して今日の登板を先発テストとすることを決めていたということなのでしょう。
ちょうどバティスタ選手を抹消して野手に使っている外国人選手登録枠が1枠なのでジョンソン投手を登録してもフランスア投手を抹消する必要がありません。
野手陣は点を取れているので、現状最大の課題である先発陣に外国人枠を割くのは妥当な判断です。
フランスア投手としてはワンチャンスをしっかりものにして、2度目の先発のチャンスをもらえそうですね。
今日の好投は点差が離れていてどうしても各打者が雑になっていた部分もあると思いますので割り引いて考えないといけませんが、それでも4 2/3回を1安打3四球でエラー絡みの1失点ですから良いピッチングでした。
永川投手の2年ぶり登板で140km/h台後半のストレートで健在っぷりをアピール。
フォークも相変わらずの落差でしたし2回を無失点ピッチング。
ピンチは背負いましたが、今日のようなボールを継続して投げられるのであれば十分戦力になってくれそうですね。
野手陣は今日も大量ビハインドの中よく反撃しました。
欲を言えば中村祐太投手が0に抑えていた2回までに先制点が欲しかったですが、初対戦の外国人投手相手ではなかなか最初の打席では捕らえられません。
それでも4回、2アウト1塁から野間選手が1-1から真ん中に甘く入ってきたカットボールだったでしょうか。
半速球の甘いボールを思い切り引っ張ると打球はライトスタンドに入る3号ツーランホームラン。
さらに7回は先頭打者として2球で追い込まれてもファールで粘りながらボール球はきっちり見逃す。
ボールが見えているとしか言いようがない絶好調なのがこの打席だけでも伝わってきました。
例えが少し古いですがいきなり首位打者獲得とブレークした年のオープン戦での嶋選手のような…そんな素晴らしい打席でしたね。
5球ファールで粘って11球目でフォアボールを選んで出塁すると2アウトから代打のエルドレッド選手に久々のヒットが出て、さらに田中選手もフォアボールで満塁。
ここで菊池選手がそれまで右打者が苦しめられていた内角低めへのツーシームを打ち返して三遊間を破る2点タイムリー。
4点差に迫ってなおも2, 3塁という場面で丸選手。
ここで一本出れば試合が分からなくなるという場面でしたが代わった公文投手がこれぞ左のワンポイントという素晴らしいピッチングで空振り三振に打ち取られました。
カープにもこういう左の中継ぎ欲しいですね…
中々しんどい時期が続きますが劇的な逆転サヨナラ勝ち2回で何とか悪い時期でも白星を拾って踏みとどまっているとも言えます。
2試合とも負けていたらと思うと…考えたくもありませんね。
絶対にまた良い流れの時期がきます。
それまでファンも辛抱強くいきましょう。
カープ6/8の試合展望
明日からカープは引き続きマツダスタジアムでのイーグルスとの3連戦です。
予告先発はカープが大瀬良投手、イーグルスは辛島投手です。
大瀬良投手はここまで10試合に登板して8勝2敗防御率は2.49。
先週のマリーンズ戦は7回4失点ながら打線の援護もあり勝利投手となっています。
ダブルプレーでチェンジかというところで出てしまった痛恨の田中選手のエラーをきっかけに連打を浴びて4失点しましたが、危なかったのはその回のみ。
見事な切り替えで7回を投げ切りチームに白星をもたらしてくれました。
ここまでリーグトップの8勝を挙げ、大車輪の活躍でチームを鼓舞する大瀬良投手。
平均で7回近くを投げ抜き非常に安定したピッチングを見せてくれています。
自身初の月間MVPを受賞した勢いに乗って、明日も今シーズンの好調を維持するような快投に期待しましょう!
一方、カープ打線の相手は辛島投手です。
今シーズンここまで9試合に先発して3勝4敗防御率は2.62となっています。
先週のスワローズ戦では7回途中3失点で敗戦投手となっています。
昨年自己最多タイの8勝を挙げてつかんだ自信を今シーズンしっかりと生かしてローテーションを守っている辛島投手。
負けこそ先行していますが防御率が示すように非常に安定したピッチングを続けています。
惜しむらくは安定していても6回前後でマウンドを降りることが多いことか。
逆に言えばカープから見れば球数を稼ぐことでイーグルスの不安定な中継ぎ陣を引っ張り出すことができそうです。
ジャイアンツに勝ち越して乗り込んでくるイーグルスを返り討ちにできるか。
最低でも勝ち越して交流戦5割への望みをつなぎたい、そのためにも明日の初戦は非常に大事です。
球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!
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